「深海コンビニ」というタイトルのやつです。
実はこの小説は、とある賞に応募して落選したやつです。
いってしまえば残念なやつです。
でも、僕はこの小説、割と好きです。
それは、現実から逃げ出すようにしてノートパソコンを開いていたあの日のことを思い出すからかもしれません。
小説ってのは、やっぱり書き手のその時の心情が少なからず表れてしまうものです。
楽しい気分で書けば楽しい雰囲気が、悲しい気分で書けば悲しい気配が、「よーしやったるでー」という思いで書けば「やったるでー」的なノリが、表れるもんです。たぶん。
だから以前に自分の書いたものを読んでいると、その時の自分の心情の欠片のようなものに触れられるような気がしなくもないような、気がします。
この話は、まぁ、読んでいてチョーおもしろいわけではないけれど、登場人物の背景とか、場面の雰囲気とか、わりかしよく書けたのではないかと自負してます。(落選したけど)
よかったら読んでみてくださいー