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同音異字って怖い

 最近、自分が臭くなってきたようです。
 ものの例えとかそういうことではなく、お父さんのまくら的な臭い、つまり加齢臭がしているらしいのです。
 
 その事実を知った時、私はショックのあまり窓をぶち破って飛び降りてしまおうかと思いました。うちは2階ですが。
 
 それはさておき。
 自分がにおいフェチだという稀有な人も、世の中にはいますね。
 敢えてひらがなで”におい”と表記しましたが
 僕が思うに、「匂いフェチ」と「臭いフェチ」では読み方は一緒でも意味合いが全く違うと思います。
 自分の中ではテニスと卓球ぐらい違いがあるとふんでいます。(微妙な例え)

 においフェチという言葉をご存知でない方のために簡単にご説明いたしますと。
 匂いフェチってのはーつまりいい匂いが異常に好きな人のことです。
 臭いフェチってのはーつまり臭い、言わばウンチのような臭いが好きな人のことです。

 ここで問題が発生します。
 
 例えば、知り合って間もない女性が「わたしってにおいフェチなんだよねー」と言ったら、どう反応するのが正解でしょう。
 ”匂い”フェチの場合は「あーそうなんだ。シャンプーとか芳香剤みたいな?」など、ちょっと気持ち悪いですが反応するのが正解かもしれません。
 でも”臭い”フェチだったらどうでしょう。
 そうです、正解は「え、ウンチとかですか?」となります。
 
 ところが「わたしって匂いフェチなんだよねー」と言った人が”匂い”のことを言っているのか”臭い”のことを言っているのかは音声だけではわかりません。

これが同音異字というやつです。

 ここでもし間違えて「え、ウンチの話ですか?」なんて返事した日には。。。
 おそらくその女性は「ハァー!?」となってその後一切こちらに話しかけてきてくれないかもしれません。もしかするとグラスに入った水を顔にぶっかけられるかもしれません。

 これは非常にややこしいです。どちらかの言い方を変えることを提案します。
 例えば「匂い」の方は読み方を「ナイススメル」とする、とかですね。
 ぜひ次回の国会で決めて法律に書き込んどいてほしいですね。

 園長

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