・〜まいと、〜なかろうとの良い使い分けの方法が思い浮かんだ。すなわち、長音がめだつ文章にあっては〜まいに、そうでない場合は〜なかろうにするというものである。文語だと後者は、〜ざらん/〜ざらむであるから、音の長短によって使い分ける必然性はあるまい。
・有名な俳諧論に、松尾芭蕉の「風雅の誠」論や上嶋鬼貫の「誠の俳諧」論がある。わたしはそれらに倣って「嘘から出た誠」論をとなえたい。そのこころは推して知るべし。
・「日は昇りつつかたぶ(傾)きにけり」という下の句を持つうたを、このほど作った。そのうたの上の句もそうだが、それ以上にこの下の句は汎用性が高いと感じた。
わたし以外の誰か(玄人はだしの詠み手やある程度気心のしれた方)がこの下の句を与えられたとして、どんなふうに詠むだろうと思った。多少の改変は苦しくないとして。自主企画でも開こうかしら。
・5月は一年でもっとも過ごしやすい月だと思っていた。ふたを開けてみれば一年のなかでもむしろ過ごしにくい月になったのではないか。願わくば、この6月のよろしき日和にならんことを。
きょうは散歩がてら買い物に出かけるつもりである。わたしにリアルの友だちがあれば、ひさしぶりにカラオケにでも行きたいのだが……。