ひさしく持て余していた『随筆』のタグを8つすべて埋めた。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884261257 ←作品のページへのリンク
最後は苦しまぎれに、このサイトへのリップサービスのような無難で人気なタグにしてしまった。
いずれより良いタグを考案したいものである。
いまひとつ惜しまれることは、そのほとんどがエピソードタイトルを見ればじゅうぶんに察せられるものになっていることである(好意的な言い方をすれば「ネタバレ回避」)。
作品のタイトルをひねり出すのもちょっとした事業であれば、架空の人物や地の名前を考えるのも、タグひとつ考えるのも一仕事である。
ときに、タグを使ってあそぶ人もすくなからずおられるようである。
わたしはそのこと自体を否定する気は毛頭なく、ただそうする能力がないことを自覚してしない(つまり出来ない)だけである。
その事実は、わたしが諧謔(=ユーモア)や機知(=ウィットネス)の感覚(=センス)を欠いていることを示唆しているように思える。
諧謔を欠いた自称俳諧師(=俳人。俳句の作者)とは困った者である。
実のところわたしは、作品以外のもの(近況ノートや公開プロフィールや作品の紹介文やタグなど)を(鑑賞にたえる)作品のように利用してしまう方には、羨望の念さえおぼえる。
わたしはと言えば、それらが著作権法でいうところの著作物に該当しないために保護の対象にならないのではないか、と要らぬ心配をするのが関の山である。
余談だが(これまでもおおかた余談だったが)、作品のタイトルにも満足しているわけではなく、より良いものにしたいと常々思っている。
いま話題の人工知能(=AI)に相談すれば、いっぱつで解決してくれるのだろうか。