年末に、ロボットじゃない物語も書き出しておこうと言っていたので、その続きのようなものです。
それではさっそく、紹介します。
まずは、ロボットです!!
あ、いや、ロボット、本当に好きなんで……すみません。
ひとつだけ、書かせてください。
「槐神霊装伝 エンジュ (#槐エンジュ)/作者 鉄機 装撃郎さん」(
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885880520)
「カクヨムコン4 SF現ファン初週1位!」と、さすがです。
いつもこの作者様の物語には泣かされるのですが、前作と比べてかなり重厚な感じがしました。
ロボットもこれまでと違って、呪術なども絡んでとても複雑ですが、信念があって、それぞれの想いがあって、読み応えがあって、やっぱり目頭が熱くなります。
「ぱぱ、来てくれてありがとう」なんていわれたら、もう……。
続きも楽しみにしています。
では、ロボット以外です。
「Evil Revenger 復讐の女魔導士 ─兄妹はすれ違い、憎み合い、やがて殺し合う─/作者 MSTさん」(
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887053912)
ダークでシリアスな物語。
一人称の語りが非常に良くて、臨場感や緊張感まで伝わってきます。
バトルシーンの迫力もスピード感があって読み応えがありました。
復讐に燃えるドロドロとした感情と、ネタバレになるので書けませんが、静かに語るラストがとても好きな物語です。
「オレは上級生に宣戦布告する/作者 狼狽 騒さん」(
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887796301)
「宣戦布告を行った上で勝負に勝てば相手の頭脳を奪うことができる」というシステムが組まれた日本での物語。
八人の仲間で上級生に宣戦布告だけど、最初は反則の数々で、この物語の着地点はどうなるのかとハラハラして読んでました。
でも、これまたネタバレになるので書けませんが、エピローグの明るさが好きです。
「SOLVE〈美しく青き思案〉/作者 谷川流慕さん」(
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887456680)
学園が舞台のミステリーなのですが、なんと、私が学生時代にウロウロしていた場所が舞台なので、ここ、知ってる!! と、大興奮。
しかも、ふと電車の中にいた人物が、あとから「あの人!」ってなるから、もうどの人物が重要で、どうなっていくのかを勝手に想像しながら、謎が解けていく過程を楽しんでいます。
「次、どうなるんですか!!」と聞きたくなる終わり方が続くので、更新をわくわくしながら待っています。
「極彩遊戯/作者 野沢 響さん」(
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884097026)
「人間の少年と色を操る者たちが織り成す極彩色和風ファンタジー」です。
鮮やかな紅い色のフクロウに誘われて迷い込んだ世界には、与えられた色を操るという不思議な世界。
このオリジナルの世界観と、人情あふれるキャラクターたちが、とても優しくて好きです。
琥珀くんは元の世界に帰れるのか、でも帰ってしまうと七両さんたちが悲しみそうで……。
絆がどんどん深まるにつれて、この先どうなっていくのか続きを楽しみにしています。
「たとえこの身が灰になったとしても、俺は何度でも君に愛を誓うだろう。/作者 ayaneさん」(
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884904273)
織田信長の妹であるお市と、十二世紀のヨーロッパからタイムスリップしたヴァンパイアという異色の組み合わせですが、独特の構成が非常に読みやすくて、ふたりのすれ違いや、吸血事件。
謎がたくさんあって、ふたりの恋愛だけにとどまらず面白いです。
でも、史実は決まっているので、今後のふたりの行方が気になっています。
「マドンナリリーの接吻/作者 菊三郎さん」(
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887408691)
出会ったときは読み専の方でしたが、「いつか物語を……」と言っていたので、この物語が読めて幸せでした。
舞台はイタリア。
カルト教団が関わる事件に巻き込まれ、マドンナリリーを巡る争奪戦に発展していきます。
イタリア語なんてまったく知りませんでしたが、この物語を読んでカッコイイと思いました。
そして、登場人物もカッコいいんです。
えげつないコレクションがあったり、悲しい別れがあったり、レオンのテクが凄かったり(笑)
読み終わったあとはエンドロールが流れてきそうな物語でした!
他にもまだありますが、今日はこの辺で~。
おやすみなさーい。