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近況報告。批評企画に参加した話。

こちらの批評企画です。

https://kakuyomu.jp/works/16818093073680804195

タグに「辛辣」「激辛」と、“辛”の字がふたつも入っています。なのでふたつ前の近況ノートで取り上げた、あの辛辛魚とタメを張れるレベルの辛さに違いありません。違いがあるとすれば、しびれるのが舌か心かという違い程度。程度? 心がしびれるのは程度とは言わない。

激辛系のメニューはあの赤々とした外見に食欲をそそられますが、自主企画の批評ともなると色がわかりません。

そもそも批評って難しい。

さじ加減を間違えるとただただ相手を傷つけるだけの文章になってしまいますし、かといって手心を加えすぎると太鼓持ちのような相手を不必要に持ち上げる文章になりがちです。辛いけど美味い、美味いけど辛い。批評に求められるものは辛辛魚と一緒なのです。そのバランスに気を遣わないと、数週間前の私のように胃を荒らされかねません。

前置きはここまでにして、『このラブコメは糖度の低いラブコメです』を批評して頂いた結果。

★3でした。
言わずもがな最高評価です。企画主である三鞘ボルコム様に許可はとってありますので、自慢します。やりました。ありがとうございます。ついでに辛辛魚にもありがとう。その反動か、ウマ娘の無料10連でSSRが引けていません。ああ、スティルインラブ……

批評内容の詳細は企画内のページをご覧になればわかるので割愛しますが、主にキャラクターの造形と文章力・描写の表現力を褒めて頂きました。
反面、タイトルとキャッチコピーに関してはいまひとつの評価となりました。この点については私の苦手とする分野なのでさもありなんといったところ。ですがどちらももっとも初めに人目に付く部分ですので、もう少し力を入れるべきですね。

しかし、キャラクターの造形力や文章力を褒められたのは素直に嬉しい。『ティアドロップ;オンステージ』を書いていた頃から意識していた事なので、それが何作品も批評してきた方の目にも通用したのは自信につながります。

無論、見る人が変わればまた意見も変わってくるという点は忘れないようにしなくてはいけません。もしまた別の方に批評をお願いしたら、その時は別の切り口から問題が見つかる=低い評価になるかもしれませんので、自惚れないよう努めます。

最後に企画主である三鞘ボルコム様に、この場を借りてお礼申し上げます。批評して頂きありがとうございました。
また、批評をきっかけに『このラブコメ〜』ご覧になっていただいた方にも感謝致します。大小を問わず、反響があったというだけでも私にとっては大きな事です。



今回話すネタはこんなところなのですが、いま書いている小説の進捗についても少しだけ。

いまは全体の3割程度まで書き進められており、ただ最近の体調不良などが重なって少し進みが遅いかなと言った具合です。二日で一話ペースです。加えてキャラクターや物語の設定がまだ手と頭に馴染んでいないので、確かめながら執筆しています。

今回も『このラブコメは~』と同程度のボリュームを目指していますが、現段階だとなんとなくそれよりも多くなりそうな気がしています。少しずれたところでは、主人公のあらゆるところでのバランス取りに苦心していたり……さておき、公開を楽しみにして頂けたら幸いです。


こんな感じでしょうか。
ではまた、気が向いた時に。

4件のコメント

  • こんばんは。

    だいこん様のシーンの雰囲気を作る力はほんと凄いですからね。
    それができるということは、キャラクター力、文章力、演出力が揃ってるってことでもあると感じます。

    そしてボルコム様もあの企画をまだ続けてらっしゃるのがすごい。
    あれだけの量を序盤までとはいえ全部読んで、なおかつ批評まで書くってのは、凄まじいです。

    実は私もあの企画の初期にエントリーさせていただいてたんですが。
    さすがに依頼がきてる量が多すぎて、気の毒になってしまったので取りさげたことがありました。

    それが今も続いてるってのがほんと超人的ですね。

    あの企画だとアメダマも好評価をもらえそうな気がします。
    続編としての要素もあるので、そのへんでちょっと厳しくなるかもしれませんが。
  • 菅野事案さま、コメントありがとうございます。

    ここでもお褒めの言葉を頂けて嬉しい限りです。菅野事案さまにはいつも作品をご覧頂いているので感慨もまたひとしお、ですね。

    しかしよくよく考えてみるとキャラクター考えて、文章書いて、展開も飽きないよう工夫しながら見せないといけないって、小説書いてる人はみんな凄いですよね。
    分野ごとのパラメータを可視化できるなら見てみたいものですが、同時に見たくはないという気持ちもあります。絶対にタイトルとキャッチコピーの項目は低いので。

    菅野事案さまも三鞘ボルコムさまの企画をご存じだったのですね。
    気になってコメント欄を遡ってみたのですが、たしかに菅野さまの名前があり驚きました。現在に至るまで100以上の作品を批評されていて、その労力と姿勢を思うと私はただ舌を巻く思いです。作品、作者に対する真摯な姿勢は見習わなくてはと思います。

    飴玉はおっしゃる通り、本編の外伝なので評価は芳しくないと思います。そもそもお話の始点(および視点)がどこなのかという……それいくと菅野事案さまの『全裸ホームレス~』も私は個人的には気になります。

    今なお批評待ちの作品が列を成していますが、気が向いたら再度お願いしてみてはいかがでしょうと、おせっかいながら手招きしてみます。私も次回作が形になったら考えてみるつもりなので。
  • どうも、お邪魔しに来てしまいました。

    確かに、だいこん様の仰る通りに考えてしまえば批評は難しいと思います。
    ですが私は「相手を傷つけないようにしよう」とかは、あまり気にしない事にしております。(もちろん最低限の表現には気を遣いますが)

    そもそも批評を始めた発端が、「応援コメントには本音が書けない」と感じたからなんです。
    勝手に作品にやって来て批判的なコメントを残す。流石に私でも出来ません。
    結局「面白かったです」なんて、当たり障りのないコメントを書いていました。

    そうなると当然、自分の作品に寄せられたコメントにも懐疑的になってしまいます。
    「面白い」って書いてくれてるけど、どこまで信用できるのか?

    応援コメントに嫌気がさした私は、批評企画を立ち上げようと考えました。
    「この企画内だけでは、絶対に本心から喋ろう」と思ってです。
    その結果、運営から消される事になろうとも構わないと考えていました。(皆様が温かくして下さり、杞憂となっておりますが)

    『激辛』というのも、「悪口を書いてやろう」とか「揚げ足を取ってやろう」なんてものではなく、「本心で書くと絶対に辛口になる作品が大量に出る」と思ったから予防線として『激辛』としただけなんです。

    だから本心から喋る事の出来る『激辛批評』には私自身、心から楽しませて頂いております。

    他人のコメントに返すのはマナー違反かも知れませんが、だいこん様の他作品の参加も、菅野 事案さまの再度の参加も大歓迎ですよっ。
  • 三鞘ボルコムさま、コメントありがとうございます。

    批評に対する心構え、それから企画を立ち上げようと思った経緯などに触れて首がちぎれんばかりに頷き、感服致しました。
    最低限の言葉遣いやマナーは当然として、応援コメントに本音を書けないというのは的を射ているかもしれないなと。正直に白状すると、私にもそう思う瞬間が何度かありました。

    私事になりますが、「勝手に作品にやってきて批判的なコメントを残す」……これを実際にやられた事があるのでますます思う所があります。それを考えると三鞘ボルコム様の批評は良心的というべきか、作者および作品に対して真摯であると実感できました。

    いきなり来ていきなり作品を批評されるというのは、個人的には通り魔的な怖さがあります。

    だからこそお互いに経緯が必要であると思いますし、先に申し上げたような真摯さはきっと三鞘ボルコム様の、相手に対する敬意からくるものなのだと私は勝手に思っています。持ち上げすぎでしょうか。でも本心をありのまま書くとこうなってしまいます。

    ふと、三鞘ボルコム様の敬意に敬意で返されなかったこともあるのではと愚考しました。

    相手から批評した事に対するリアクションがもらえなかったり、もちろん相手方の都合もあるので仕方ない時もあるのかもしれません。ですがそれでも、今なお作品に向き合い続けている三鞘ボルコム様にはただただ頭が上がりません。
    見返りがなくても前に進めるのは、それだけ熱量のある証拠です。私も見習わなくてはなりませんね。

    私の再参加は……たぶん、するのだとしてもだいぶ先になりそうです。いま書いてる作品が形になるまでまだ時間がかかりそうなので。

    長文失礼致しました。
    思いがけず頂けたコメントに驚いていますが、心の内が覗けたようで個人的には嬉しかったです。応援しています。ココア温め直してきます。
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