何が二ヶ月かって、『このラブコメは糖度の低いラブコメです』を更新し始めてから二ヶ月が経っていました。昨日、完結しました。ご覧頂いた方々、ありがとうございます。
お話を書いていた頃はなんだこのシナリオとキャラクター、私の筆と脳と全然リンクしてくれないぞなどと思いながらカタカタとパソコンに向き合っていました。あとは時々スマホとも。
ちょうどいいので今日は自分の作業スタイルについて話そうと思います。あ、だいこんです。胃はだいぶ回復しました。
という訳で、ざっくり私の作品が出来上がるまでの過程を下記にまとめてみました。同じくざっくり目を通してみてください。
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1.なんか小説書きたいorこの話、私の性癖に刺さるから書きたい
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2.プロットを練ろう
メインストーリーとなる話の大筋(とシナリオ上の重要なイベント)を決めて、使いたいセリフや掛け合いを肉付けしていく。また、この時点でざっくりキャラクターの名前や容姿のイメージを浮かべておく。
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3.キャラクターを作るぞ
名前から趣味嗜好、具体的な容姿やどんな服装を好むかなどを決めていく。
設定が固まったら、頭の中でキャラクター同士の会話をイメージする。必要であれば食事の席、遊びに行った時など、シチュエーション別の会話を書き起こしてみる。
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4.いったん完結までのシナリオを書き始める
不出来なところがあっても多少は目をつむる事。後で推敲して見直すので、言わばこれは叩き台作りを兼ねています。
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5.一話から推敲。序盤の5、6話までの推敲が完了したら更新のスケジュールを立てて投稿、公開。叩き台を台バンする時が来ました。
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6.あとは更新作業をしつつ、推敲、推敲、アンド推敲。からの更新。
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7.やがて完結を迎えます。おつかれさまでした。
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プロットは書く人書かない人いるかと思いますが、私はあった方が安心しました。必要か否かと言うより、安心するから一応書いています。これがないと、砂漠を方位磁針や水も持たずに歩くみたいな心地を味わうことになります。
ただ『このラブコメは糖度の~』のシナリオを書き始めた時、プロットはほぼ無用の長物となったわけですが。
キャラクターが当初予定したのとは違う動きを取り始めたので、私もそれに合わせる次第となりました。『ティアドロップ;オンステージ』もそうです。でも書いた方がいい、無駄ではないので。道標なので、プロットは。
こんなところでしょうか。
言ったらなんですが、他の作家さま方もだいたいこんな感じなのではと思います。違いがあるとすれば、筆が早いか遅いかの違いくらいでしょうか。残念ながら私は後者です。のろのろ、のろのろ書いています。
『このラブコメ~』もひと段落した今、さっそくですが次回作となるお話を現在執筆中です。こちらは既にプロットもキャラクター設定も固めており、今は執筆(上記のチャートで言うと4.にあたる部分ですね)の段階に入っています。
進捗的にはまだ序盤。ですがこの主人公、はたして読者の方々に好かれるのか……一抹の不安を覚えながら書いています。
ジャンルはラブコメか恋愛か人間ドラマか、現代ドラマで迷っています。候補が多すぎる。でも『このラブ~』よりはシリアスな内容かもしれません。コメディ描写もあると思いますが。
こんなところでしょうか、と私はさっきも言いましたね。
でも締めの挨拶をこれしか知らないので強引に締めます。
それでは、また。