美味しいうなぎを食べたいと思って、今日は近所にある和食の料理屋さんに向かったはずでした。
開店時間もちゃんと調べて、なのにいざ着いて飛び込んできたのはシャッターの下ろされた入り口。日曜日が営業日ではなかったのかもしれません。
それか貸し切りのお客さんでもいたのか……いかんせんウェブサイトのないお店なので、本当のところどうなのかは分かりません。
分かっているのはただ、空いたお腹をうなぎで満たすことができなかったという事実だけ。
お財布に入れたお金は、結局いつものカフェで使うことになりました。
だいこんです。
今だけうなぎに改名してもよろしいでしょうか。
主食とお漬け物のような組み合わせはさておき本題。
私は最近、過去に読破した紙の本ばかりを読んでいます。いえ、少し語弊がありますね。カクヨムで投稿されているフォロワー様以外の作品に触れられていないのです。
触れられないし、触れられていない。
どちらも理由としては正確で、私は人の作品を見ると自分の作品と比べて落ち込んでしまったり、自分へのダメ出しが止まらなくなってしまうので、作品に向き合う時のコンディションには特に気を遣わなくてはなりません。さもなくば夜、寝る前に反省会を開いてしまい止まらなくなってしまうので。
当然ですが紙の本とは書籍化された本であり、私が読んでいる作品はクオリティに差異があれど、少なくとも自発的に読みたいなと思った本です。
これを書いた時点で脳内にいる闇の私が「じゃあそれ以外の本って読みたくないつまらない本なの?」と食べられなかったうなぎの重箱の隅をつついてくるわけですが、参りました。私は半分、言い返せません。
ずっと前から気に入った曲は何度も聞いてしまう質でしたし、映像作品など他の娯楽に関しても右に同じ。同じ世界に浸って浸って浸かり切って、それからでないとなかなか気持ちが切り替わらないのです。この性質を無視して他の作品に手を出し始めると、頭の中が途端に散らかりだすのでもう終わりです。何を摂取しても味が分かりません。
そんな私が最近読み耽っている本は、
・復讐は合法的に(作:三日市零さま)
・トラペジウム(作:高山一実さま)
・神さま気どりのお客はどこかでそっと死んでください(作:夕鷺かのうさま)
良い感じにオチをつけられたら良かったのですが、うなぎを食べられなかった私に明日はありません。
それでは、また。