拙著『ドクダミを摘んで』がようやく完結しました。
カクヨムに参加して書き始めた作品なので、執筆に要した年月は約二年になるでしょうか…。草案はその一年前からあったので、三年ほど、この作品のためにあれこれ考えていたということになりますね。
この作品は結末だけが思い浮かんでいたので、最初は短編で執筆しようと考えていました。しかし、最高の結末を迎えるためには色々な「仕込み」が必要だと思うようになり……。それから、思うように書いていたら気づけば十万字を越える長編ミステリーになっていました。
完結するまでは公開しないでおこうと書き溜めていたのですが、どうせ多くの人目に触れないだろうと思い、連載中という形を取りつつも加筆に修正にやりたい放題やってきました。
なので私としては、今日を以て公開した、という気持ちです。
一度読んだことがあると言う方も、
読んだことがないという方も是非ご一読ください。
『きっと結末を見誤る』―――読了後、この言葉に嘘はなかったと感じてもらえれば幸いです。
白地