こんばんは。お疲れ様です。
前置きはナシで、いきなり始めたいと思います。
~三人目の同類~
「僕くん! 俺だ俺! ここを開けろ! 開けたら俺をあがめろ。敬ってへつらえ!」
「くらァ!! 誰やぁ! 脳が沸いとる事をデカい声でほざくんは! 通報されるやろが○ケが!」
「おお、ワシくん。帰ってたのか。残業だって話だったのにさ」
「違た。拍子抜けしたわ」
「……近所迷惑だから、二人とも止めてよ。追い出されたらどうしてくれるんだ」
「そんな事より、お使い行ってきたよ」
「ありがとう。悪いね、○タバのついでに肉とパンを頼んじゃって」
「スルーの上に、何なん。その尖ったチョイス」
「肉とパンは無い」
「は!? 渡した金は!?」
「やっと見付けた、念願のニ○アオートマタの攻略本二冊に化けた。ほら見ろよ! エミ○ルが背表紙で笑ってるんだぞ!」
「……」
「ア○や。コイツ、○ホやで。怒るで~、僕くん」
「……俺くん」
「うん。何?」
「大正解だよ! ありがとう!」
「Your welcome!」
「……ア○や。コイツら、○ホやで。しかも何で合ってるかどうかも分からん英語やねん」
「ん? ちょっと待って、俺くん。これはどう言う了見なんだい?」
「え? 何? お釣りはポッケに入れたけど、もうバレた?」
「それは返せ。○鹿野郎。違う! 攻略本の順番が違う。これじゃエミー○が反対側に割れてしまっているじゃないか! こうだよ、こう!」
「そんな事は袋に入れた店員さんに言ってくれ。相変わらず細かい神経してるよな。面倒くせぇ~。知らねーよ。そんな事」
「どっちもどっちやんけ。そもそも、良い歳してお使いなんか頼むなや。自分で行かんかい。女々しい奴っちゃで」
「ワシくん。頼まれてた、妖○アパートの新刊あったから、買って来たぞ」
「FOOOOOOOOOOOOOOOOO!!」
「何だよ。ワシくんも頼んでるじゃない」
「もちろん、お釣りはポッケに入れた」
「○ホかボ○が! 横領やんけ、返せやコラァ!」
「悪いな。俺、忙しいんだ。今から、○ゐこさんのマイ○ラの番組を見て予習するから」
「あれ、面白いよね。後輩の○井も昔、番組でやってたでしょ」
「平○さんのアレは、ステージが突き抜け過ぎてて、引いたけど気持ちは分かる。建物は難しいが、俺もマグマまで掘りそうだし」
「……自分、ビルダ○ズでも、新エリア行って、まずやる事は周りの山を全部切り崩しぃの整地やもんな」
「俺くんなら、別のステージを切り開けるかもしれないね。本体、まだ届いてないけど」
「届くまで予習と構想と妄想を練っておく。じゃあな」
「熱中症に気ぃ付けなはれや~」
「……何なんだろう。あの自信に満ちた背中」
「恐れんなや。ただの猫背や」
「……あ」
「あっ。……って何?」
「お釣り」
「……あ。ホンマや」
はい。
N・K・Kでした。
そうです。あまり言いたくありませんが、夏が憎くて仕方ありません。ハッキリ言って、既にバテバテです。
最後に。言ってみたい一言。
「 ギブ。 (ギブアップの方)」
二言目。
「 無理です。 」
まさか。ここまで目を通してしまいました?
お互い、疲れが溜まっているのですね。分かります。
心の中で、握手しましょう。
本日も、お付き合い頂き、ありがとうございました。
長々と失礼致しました。