カクヨムコンの読者選考期間に入ってからも、ホラー部門に応募中の『追憶の部屋』にたくさんのレビューをいただきました。とても嬉しいです。とても幸せです。幸せで今ちょっとふわふわしています。シャボン玉になった気分です。針でつついたらパンと消えてしまいます。つつかないでください。
去年のカクヨムコンでも、『日常メモリアル』という作品にたくさんのレビューをいただけて、とても嬉しかったのを覚えています。嬉しすぎて、こんなにレビュー書いてもらったんだって知り合いに自慢していたぐらい。
今回の『追憶の部屋』はホラーなので、正直読まれることをあまり期待していませんでした。宣伝らしい宣伝もまったくしていませんし。
しかしきっと、書いていただいたレビューが新たなレビューを繋げてくれたのでしょう。レビューがこんなにたくさん、しかもどのレビューも熱い。みなさん作品の最後まで目を通してくださった方々です。ありがとうございます。幸せで、シャボン玉の気分です。つつかないでください。
前に記事にも書かれていましたが、編集者さんって結構作品に書かれたレビューを読んでいるんですよ。今回のカクヨムコンでは特別審査員がいて、各々が目をつけた作品を編集者さんに推薦するようですが、既に僕はみなさまに推薦してもらっているようなものです。ありがとうございます。つつかないでください。
『追憶の部屋』を書いている最中、僕は自分の可能性を感じた瞬間がありました。もう少しで、さらに読む人の「感情を揺さぶる」文章が書けるようになるんじゃないかと。それは『追憶の部屋』の佳境のシーンを書いている時に感じました。もう少しで殻を破りさらなる高みへ到達できそうだと。それは読者さんの反応からも感じられました。
そして次は、壮大かつ「最高に切ない」ファンタジーを書いてみたいと思うようになりました。これまでの作品からさらに進んだ、「感情がグジャグジャになる」ぐらいのストーリーを。目指せ『ヘブバン』。
今回のカクヨムコンも、自分にとってとても実りあるものでした。自分を成長させてくれ、そして温かなコメントに幸せをもらいました。つついたら破裂するような、シャボン玉の気分です。
自分の作品に関わってくれた全ての人にこう言いたいです。
「寝る前に歯磨けよ」
って。
ありがとうございます。