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ホラーの大賞を獲りにいく

 本日第9回のカクヨムコンの概要が発表されました。去年とまったく同じ9月28日の発表です。毎年コロコロ変わることの多かった募集部門ですが、今年は去年と同じみたいですね。ホラーが残っててよかった。

「エンタメ総合部門」は、去年新設された部門で、具体的にどういった傾向の部門なのかよくわからなかったのですが(ごっちゃごちゃの部門という印象があった)、今回はちゃんと募集ジャンルが明記されていますね。「SF、現代ドラマ、ミステリー、歴史・時代・伝奇」以外のジャンルは受けつけない、と書かれています(それでもごちゃごちゃだけど)。ジャンルをファンタジーにしてある作品などは弾かれるということです。

 僕が今年狙うのはホラーです。当然大賞しか見ていません。
 いろいろ遠回りもしましたが、自分にとってホラーは原点のジャンルです。
 僕が自分の師匠と敬っている作家クーンツは、モダンホラーの巨匠と言われていますから(モダンホラーって何?)。

 クーンツのホラー小説は、おどろおどろしさやスリルもありますが、それだけでなく、人間の温かさや、ユーモア、愛も描かれる、ホラーというより総合エンターテインメント的な作品です。僕が目指しているのもそういう小説です。

 世の中にすごい小説はたくさんあります。すごい小説家たちはたくさんいます。
 だけど自分にとって「好き」という小説、お気に入りの小説、何度も何度も読み返すという小説は案外少ないものです。
「すごい」だけでなく、「好き」になれる小説を書きたい。そのために必要な要素は、「キャラクター」だと思います。クーンツの『ウォッチャーズ』にはそれがあった。僕の『日メモ』にたくさんの人が評価をくれたのも、その「キャラクター」があったからだと思います。
「すごくて」「好き」になれる欲張りな小説を書いてみたい。


 今日カクヨムコンの概要が発表され、そろそろ本気で制作に取り組んでいくことにします(べつにゲームばかりしてたわけじゃないんだからね!)。
 来年の今ごろは、受賞した作品の書籍化作業に勤しんでいる身でいたい。
 ホント頼みますわ。

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