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60×30、番外編まとめ

本当はこっちを近況報告として書こうとしていた。

「60×30」の番外編がかなり溜まったので、ちょっと並べてみます。本編ともちょっとだけ関わっているので、こちらも合わせてお読みいただけると幸いです。なろうでのものが多いですが、そのうちカクヨムに移植します。

【長編】
○「鶴舞」
https://ncode.syosetu.com/n2287gd/
主人公の1人、鮎川哲也の師匠である堤昌親の現役時代の話。長編の予定で、リレハンメルからトリノシーズンまで書きます。今は、長野の前あたりでウロウロしています。長野の前なのであの先生は中学2年生。ピッチピチの中学生です。

○「ふじのはな物語」
https://ncode.syosetu.com/n6129ef/
舞台は2016年4月の横浜。
世界観は同じで、プロスケーターのお話。二流のプロスケーターが堤昌親に憧れているよ、というお話から始まる。


【短編】
こっちの方が「60×30」の本編と密接に関わっています。現時点の時系列ごとにまとめてみました。

1.「2016年、聖バレンタイン」
https://ncode.syosetu.com/n5365gu/
語り手は主人公2人と堤昌親。舞台は2016年の横浜。
バレンタインの時期に「バレンタインのSS、読むなら誰と誰?」というアンケートをツイッターで行い、「雅と哲也」が一番多かったのでそれで書きました。割と最悪な下ネタとセクハラになっていますが、最終的にライトにいい雰囲気出してます。


2.「あるスケーターの姉」
https://ncode.syosetu.com/n8314fm/
語り手は鮎川哲也の姉・鮎川美咲。舞台は2016年4月の釧路。
第二シーズンに電話だけで登場した美咲姉さんです。姉から見た鮎川哲也です。


3.「五月風邪とイミテーション・サファイアの祝福」
https://ncode.syosetu.com/n0740ga/
語り手は主人公2人と堤昌親。舞台は2016年5月の横浜。
本編でそんなに書けなかったのですが「哲也は5月になると体調を崩す」という公式設定があるのですが、それをシーズン1の本編で書く機会がなかったので慌てて書きました。本編扱いですね。いろんな方に「なんでこいつらさっさとくっつかないの?」と言われた思い出深い短編です。


4.「その日私は神に出会った」
https://ncode.syosetu.com/n8972ga/
語り手はアンドレイ・ヴォルコフの指導者であるアレーナ・チャイコフスカヤ。お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、チャイコフスカヤコーチのモデルはタチアナ・タラソワです。舞台は2016年7月のモスクワ。アンドレイと出会った時のことと今の暮らしについてです。

5.「7月21日」
https://ncode.syosetu.com/n6135hb/
語り手は星崎雅の父・星崎総一郎。舞台は2016年7月中旬の横浜。
星崎総一郎と堤昌親は元姉弟なのですが、その様子は「鶴舞」でこれから書いていくと思います。総一郎の「悪くはないです」は褒め言葉です。チカは総一郎と2人になると少し幼くなりますね。
余談ですが、最後に出てきた箏曲家の女性は、「霧崎洵と鮎川哲也」(後述)で名前だけ出てきた箏曲家の女性と同一人物です。


6.「お祝いはスパークリングワインで」
https://kakuyomu.jp/works/16816452219346028505
語り手は堤昌親。舞台は2016年7月下旬の名古屋。
堤昌親にはキリル・ニキーチンというロシア人の弟分がいるのですが、彼についてのよもやま話。酒と肴とフィギュアスケート。……てかこいつら食いすぎでは……?


7.「冬の魔王と百の花」
https://ncode.syosetu.com/n8514ft/
語り手は堤昌親のライバルだったユーリ・ヴォドレゾフ。舞台は2016年8月のサンクトペテルブルク。
ユーリ・ヴォドレゾフはこの世界線でのトリノ五輪王者なのですが、トリノ五輪10周年記念のアイスショーをやるよというところと、それに伴った昔話です。「鶴舞」の番外編でもありますね。


8.「氷屑が謳う」
https://ncode.syosetu.com/n6210gm/
語り手はキリル・ニキーチン。舞台は2018年3月以降のモスクワ。
これは彼の長編の序文になります。序文だけ書いたという。取り掛かれるのはものすごく後になりそうです。


【コラボ小説】
創作仲間であり友人の天上杏さんの「氷上のシヴァ」とコラボした小説です。後数作品書こうという野望があります。是非「氷上のシヴァ」を読んでね!(「朝霞美優と星崎涼子」とか「星洸一と松田大樹」とか)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054895345100
「氷上のシヴァ」


1.「霧崎洵と鮎川哲也」
https://kakuyomu.jp/works/1177354055045338530
コラボ第1弾。舞台は2018年の高崎。語り手は「氷上のシヴァ」の五章の主人公の霧崎洵くん。人様のキャラクターを勝手に動かすということで、ちょっと緊張しました。
「シヴァ」の世界が2018年なので、それに準拠して書きました。ちょっと将来的な部分も触れてましたが、どうしても2018年時点の洵くんと哲也を邂逅させたかったんです。高崎万歳!
「7月21日」の最後に出てきた箏曲家の女性と「高月澄花」は同一人物です。この話もいずれ……。いろんなところで因果を作っている堤昌親ですね。


2.「岩瀬基樹と堤昌親、ついでに鮎川哲也」
https://kakuyomu.jp/works/1177354055133701916
コラボ第2弾。舞台は2014年のさいたま新都心。語り手は堤昌親。
本当は「シヴァ」の岩瀬先生と堤昌親の対談を書こうとしたのですが、岩瀬先生のあのニヒルなイケメンさ具合を出せるか危うかったのでこういう形に。意外にこの2人、年離れているんですよね。トリノの頃、チカは23歳だけど岩瀬先生は10代だった……とか。世代的にはキリルと同じだから、もしかしたらキリルとは結構大会が被っていたかもしれませんね。


……こんな感じです。いやあ、キャラクターが増えるということは、キャラクターの人生が増える、物語が増えるということなので書いていて楽しいです。あの時このキャラはこうだった、とか繋がると楽しいですね。川と川が合流したみたいで。
しかしよくよく見てみたら「堤昌親が関わっていない話がほとんどない」という、主人公2人を食ってるじゃねーかこいつはよ、というもんのすごい事態が発生。
特に、雅の短編がないのはちょっと反省しています……。主人公なのに。ヒロインなのに。この辺りで作者の男子シングルオタ具合が出てる。ごめんよっっ!!!
一回哲也が全く関わらない雅単独の短編を書けばいいんだよな。雅と杏奈とか。雅とジョアンナとか。……雅とジョアンナとか、地獄しかないけどな!


後書かなくてはいけないのが、Twitterで募集した「SS誰を読むなら?」というアンケートで「神原出雲」が票が入ったので、出雲の短編……て、これも男子じゃねーか。


そんなわけで、現時点で書いた番外編一覧でした。「麒麟がくるまでお待ちください」ではありませんが、本編が進むまでこちらをお読みいただけると幸いです。

3件のコメント

  • 多彩な60×30ワールドが広がっていますね。
    雅ちゃんや出雲くんの短編も読んでみたいです。
    シヴァもご紹介いただきありがとうございます。
    今後ともよろしくお願い致します。
  • すみません、追記です。

    >「朝霞美優と星崎涼子」とか「星洸一と松田大樹」とか
    キャー、読み返したらこんな重大な文言が…!!
    思わずオタクスマイルを浮かべてしまいました(作者なのに)
    是非読んでみたいです。もちろん、お手すきの時で構いませんので…
  • 天上さん〉
    コメントありがとうございます!
    なんというか「氷の蝶」を読んでいたら再び五章までを読み返したくなり、そうすると妄想が止まらないよね!みたいな感じでむくむくと動いています。
    近いうちにお届けできたらと思います!
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