とかなんとかいうはなし。少年・青年漫画で……多分90年代からその傾向はあったかもしれませんが……殊00年代からまほいくだアステリスクだ石鹸枠だラブデスターだ（？）と「勝者一人の願いを叶える」的な餌で参加者を釣り殺し合わせるという類型が発達してきたんじゃね？ とか思うんですが（やはり「バトルロワイヤル」が強いのかな？ ネットのパロロワ文化とのつながりもあるかもわからない）伝奇エロゲのfate/stay nightとか特撮の仮面ライダー龍騎とか、ジャンル横断的にその手の話が流行る。宇野常広はちょこちょこっと、それほど体系的でない形でこれらについて分析をやったけれども、上で描いたようなたとえばパロロワ文化であるとかもっと広くｓｓとの関係とか含めて学園異能バトル、ないしデスゲームもの……適当に言ってしまいましたが案外この二つはそれほど密接にリンクしたジャンルでもありませんね……が一時期の流行として確かにあって、今でも尾を引いている感はないではないだろうと思うわけです。そういうものを一定以上網羅して、その傾向であるとか、画期となった作品とその作風であるとか、をまとめたものがあると、はかどるなあ、と思うなどしまして。ええ。
そういえば禁書アニメ3期が始まるらしいですね。電撃で学園異能バトルといえば禁書とシャナでしたが、どちらもそれなりに学園要素が薄い気がしないでもない……禁書は言わずもがなですが、シャナはそもそも話のスケールが大きいですから、仕方ありませんね。