この企画、良い……!
だってこれ、あばらはなんでも言い放題なんですから!
いつも笑顔を振りまかなくてもいいんですよね!? 自分に向かなくて理由も言わずに読み辞める時に作者さんからどう思われるのか、最後まで読まないと関係悪くなるかなとか思っちゃって最初から作品に手がつかなかったりとか、そういうのを気にしなくていいんですよね!?
ふははははは! この企画の中は治外法権だぁ! この企画の中だったら批評コメントをしていい! 人だって殺していい! お金だって盗み放題! あばらの企画の中だったらね! 最高の企画だぁ!
企画に参加された方々、今さら後悔しても遅いですよ!
さて、おふざけはこのくらいにして。
企画の概要に書いた『これをこうしたらいいんじゃないか、みたいな提案もしません』について、誤解をされないように書ききれなかった分を書いていこうかと思います。
あの概要にも書いた通り、提案こそしませんが、感じたことの例えとして、これはこうだったら〜〜みたいなことを書きます。
結論から言いますとそれはニュアンスを伝えるための例えなので、全然それに従わなくて大丈夫なんですよ。
もっと言わせてもらうと、こちらには解決案を真面目に考える義理はありません!
というか、そこには口出ししないのが一番平和でしょうからね。「このやり方は間違っている! これの方がいい!」なんてこっちが言っちゃったら作者さんから「いいや、それは違う!」なんて言われて、健全じゃないやり取りになってしまうと思うんです。
しかしですよ。これが『自分の感じたことを伝える』のみに留まるというのであれば! そういうトラブルにはならないでしょう! なぜなら『自分がこう思った』に対して「それは違う!」って言われても、「あぁそうか、違うのか、自分はそう思わなかったんだ……」ってならないからです。つまりここの領域にいる限り最強! 思ったことは思ったんですから議論になんかなりません!
それに、作品を調整するにも、感じたことだけの方がいいと思うんですよね。どう調整するのかは作者さんだけのお仕事なんですから。
例えばオンラインゲームの調整なんかで。
このキャラ強すぎるだろ! なんとかしろ! っていうのはユーザーの声じゃないですか。で、そのフィードバックを元に調整班がキャラクターのパラメータをいじる、と。
個人的には、ユーザーはゲームプレイの感想を述べるのみにするのが一番良いと感じていて、どこをどうすればいいのにって言うのはなんだか違うなって思うんです。作品をどうしたいのか考える人が決めることですから。
でもですよ。さっきも触れた通り、例えとしてうっかり「こうすればいいのに」が出ることはあります。
このキャラのこのワザ、当てるのがムズいのにリスクが大きくて、それでこんな低い威力なのかよ! 火力上げろ! みたいな。そんなコメントをするかもしれません。
しかしこの『火力上げろ!』は不快感の表現として言っているので、必ずしも気にする必要はないんですよ。
不快感の問題を解決するには何も火力を上げることだけが正解とは限らないし、リーチを増やしたりリスクを減らしたりするのが正解かもしれません。それに火力を上げるにしてもどれくらい上げるのかで話は変わってきます。
ひとつの作品でも調整は難しいし、そんな難しいことを、あばらとかいうなんも知らんぽっと出が推し量れるわけないでしょう!
だからつまり、あばらがやる「こうした方が〜〜」はあまり気にしないでくださいねと、気にしがちな人に向けた話でした。