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仮説に近いような想像力の話。 221116

最近は空想だけじゃなく発想も戻ってきました!うおおお!想像力が復活しかかっている!

仮説に近い話ですが物語に使う想像って『空想』『発想』『妄想』『構想』『予想』の5つだと自分は思うんですよ。
『空想』は頭の中に世界を用意して色々人や物を置いたり動かしたりする想像。
『発想』は思いつきとか「こういうアイデアが良さそう!」って考える想像。
『妄想』はあくまで物語に対して「こういうストーリーが見たい!」って考える想像。
発想と妄想は似ているようですが、例えば「異世界でステータスが上がるグミを食べまくってたら無双した件について」みたいな異世界モノがあったとしますね。この場合「異世界で無双してチヤホヤされたい!」と考えるのが妄想で「グミを食べて無双するのはどうだろう?」と考えるのが発想なわけです。
『構想』は物語としてまとめあげるのにする想像。さっきの例えで出した異世界モノを「さあストーリーにするには?」と考えたりするのが構想です。
『予想』は読者目線でどうなるかという想像。「この展開はウケなそうだから省くか」や「この文章は分かりづらいんじゃないか」とか考えたりします。

1つ前の近況ノートで話した『想像し慣れていない想像』は構想と予想だと考えてみました。だから仮説ですね。
この中で1番のくせ者は『予想』なんですよ。なぜなら他の4つは自分の中で完結できるのに対して予想だけは読者ありきですから。
構想は書き続けるうちに鍛えられて慣れてくると思うんですよ。ですが予想はどうするか……と考えた時にやはり人のを読むしかないって結論になります。
実際に他の小説を読んで、自分が何を感じるかってとこから、自分の作品がどう感じられるか予想するしかなくて……言いたいこと伝わりますかね?
つまり読むことで予想力を鍛えよう!という話です。

でもただ読むだけじゃダメな気がするので、感想をつける企画を立てることでいい所を探しながら読むことを自分に強制しました。
ですが多分1番良い方法じゃないと思うんですよね。確かに良い部分は見えるんですが良い部分だけ探してしまい悪い部分が見えなくなる欠点がありまして。
「このやり方良かったな」も大事ですが「このやり方良くないな」も学んでおきたい。

実はそれを解決するボツ案があるんですよ。とりあえず嘘でもいいから作品を50点と決めつけて評価するって方法。「どうして50点も与えたの?」と考えると言い訳するみたいに頭が勝手にいい所を探し、逆に「どうして50点しか与えなかったの?」と考えると悪い所を探すという寸法です。
なんでボツにしたのかですが、単純に余計な手間がかかってスピード感がないと思ったから。このボツ案って1回読み終えてからのやり方なんですよね。
なんかダルいなーって。でもこれ以外にやり方ある?って考えると思いつかないんですが。

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