今書いてるとこ、ひとつのセリフにおおよそ30分くらいかかっちゃいます。下手したらまとまらなくて外に散歩に出かけたり明日に持ち越しとかもあるくらい。
第三章なぁ。代償無しの死者蘇生っていうとんでもないものを扱う上でキャラの意見を慎重に抜き出さんと行けん。このやり取り大丈夫かな？とか、このセリフが本当にこのキャラの意見なのかな？とかでいちいち止まっちゃうの才能の無さを実感してます。
ラスト以外空洞だった第二章もなかなか辛かったけど第三章もめちゃくちゃ大変ですわ。
へへへ、でもね、第一章でさりげなくチラッと出した死者蘇生を引っ張ってきて「え？それってヤバくね？」と読者に思わせるのは自分で絶技だと思ってるんですよ。
それ自体をやるのは第四章になるんですが、そのためには第三章を重く扱う必要がありまして。ここで死者蘇生を軽くしちゃったら物語として破綻してしまってゲームオーバーなので慎重に慎重に。
まあ読者に思わせるも何も読者がいなきゃ始まらないんですが。いるかもしれない未来の読者様に届きますように……。