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『恋のつまさき』完結しました。

こんばんは。
奔埜です。

カクヨム恋愛小説大賞【ナツガタリ'25】「涙が止まらない。アオハルな恋」部門に参加中の作品
『恋のつまさき』
https://kakuyomu.jp/works/16818622176314252991

完結いたしました!
久しぶりに長編完結しました!
約三年ぶり!

過去のSNSやブログ、近況ノートを今読んでいたんですが、すごく苦しんでてちょっと笑いました。
大丈夫、最後まで苦しいから!
そんな気持ちです。

三年も完結させた長編を書いていないし、短編だって飛び飛びで書いていたわけで。
いきなり慣らさずフルマラソン本番行ってこーい!なんてされたら体が終わるのと同じです。
連作短編だから、細かいゴールが複数あるとはいえ。

今回は特に、どこまで登場人物に潜れるかな、と思いながら書いていました。
これをこのまま書くと、きっとこの子は結構な人から嫌われてしまう、でも書かないとこの子に嘘を吐かせることになる、と悩むことも多くて。

でも多分これって、本来意識していないといけないことなんですよね。
意識していたつもりではいたけれど、つもりだったんだなって思いました。

結果、ちょっと弱ってしまって、一度実家に帰りました。
実家のご飯、美味しかったです。久しぶりに途切れずぶっ続け7時間眠れて嬉しかった。
家族大好き。ありがとう、一生幸せでいてください。
割と序盤で体調も崩していましたね。体力つけないと。
最初、クラス全員分のお話し書きたい!とか考えていたんですけど、そしたら今絶対完結していないので、五人でよかった。本当に。

このお話は、あらすじにある通り、五人の高校生がそれぞれ抱えている想いが恋に変わるまでを、それぞれの視点で描くお話、ですが、それと同時に、「図書室の妖精」と呼ばれて孤立していた奈都穂が、朝陽に声をかけられたことをきっかけにいろんな人と関わっていき、友達を作って、恋をするまでのお話、でもあります。

五人がそれぞれのお話で主人公で、強いて一人上げろと言われたら奈都穂、みたいな感じです。

その上で読んでいただくと、また見え方が変わる……かも?
奈都穂とのエピソード突っ込みたかったけどダレるから、とカットした子もいるので、本当か……?って話もありますが。

反省なんていっぱいあって、ここもうちょいなんとかしたい!ってところもありますが、なによりも締め切りに間に合わせるのが一番だし、人間寝て起きたらレベルが100上がってました!なんてことはそうそう起きないので、今の私の精一杯がこれです。

何度も何度も、登場人物と対話して、書いたお話です。
もちろん、すくいきれなかった部分はこまごまとあるとは思いますが、五人が地の文で嘘を吐くことはないはず。
五人の成長と、変化していく関係を見守ってくださると嬉しいです。




ここからはネタバレありで登場人物についてお話していきます。
未読の方は、読了後推奨です。

分量などの差はありますが、全員同じくらい愛情を注いだ子たちです。
これを書き終わったら離れてしまうんだな、と思うとさみしくなるくらい、大好きです。









・太田 朝陽
大きく設定が変わった子。
部活に元々入る気はないのに、青井に強引に誘われて部活見学をしていました。
勉強が面倒で嫌いですが、やればやった分だけ結果が出るタイプの子なので、赤点はとったことがないです。
悪目立ちしたくないので、授業も基本的には起きています。
誰に対しても明るく受け答えする人。
大勢の中で会話をするよりは、混ざって会話を眺めているほうが好き。

・月岡 しずく
書きながら何度も心の中で謝っていました。
時と場合によっては敵対までは行かなくても、特定の人物にとってはあまり良くないポジションになることが多々あったので……。
五人の中で一番他人に対する壁が薄くて低い人。
本当はほぼ0な人なんですけど、夕夏との中学のときのあれそれで色々と学びました。
ただ、相手にどう接したらいいかわかった瞬間にゴーするので、最初にブレーキを踏むようになったよってだけかもしれない。
人生でたぶん、嫌いになった人、いないんじゃないかなって子。
あと、お姉さんがかなりの自由人って設定がありました。
朝陽としずくのお姉さん二人は同い年で仲良しです。

・青井 奏楽
どの部活にしようか悩みに悩んでいたら、悩んでいた部活が全部上限で締め切られてしまったため、帰宅部な子。
常に誰かと一緒にいたいけれど、お兄さんのこともあって深く関わるのは怖い人。
お兄さんの名前は、凛空(りく)です。
大勢の中でじゃんじゃん会話していくタイプだけど、実はあんまり自分のこと話してない。
だから、自分のことをある程度話せる時点で、だいぶ相手のことを信頼しています。
文字は、あんまり長文が続くと目が滑ってしまう子なので、文章題とかあまり得意じゃないです。
一問一答は大体正解するので、たぶんテスト問題の文章を短くしてくれたらそれなりに点数とれます。

・星明 夕夏
他人と関わるのが面倒で避けていた子。
書いているうちに、奈都穂とすごく似ているし、正反対でもある子だな、となっていました。
読書好きだし、小学生の頃までは、奈都穂とそこまで読書量変わらなかった。
好きな作家さんや、作品も結構被ってます。
同族嫌悪と、高校ではしずくの関係もあり、だいぶ奈都穂に対していい感情は持っていなかったです。
しずくへの感情を、友情にするのか、恋心にするのかで、何度か悩んだんですが、今回は友情にしました。
髪の毛、染めています。中学のときは黒髪でした。
風景画を描くのが、実は好きです。
苗字は明星からなんですけど、真夜中に見えなくなってしまうことが頭から抜けてまして、ついでに見えない時期もあることも抜けてまして、月と一緒にいるよなー(一番星)というイメージで付けました。お勉強できないのがバレる。あれ?この時期って明星見えるよな……?と唐突に不安になったときに改めて調べたときに、色々と話の展開や彼女自身と五人の名前の中で一番しっくり来て、びっくりしました。

・涼風 奈都穂
人と関わりたいのに、関わり方がわからなくて動けない子。
初期の句読点と三点リーダー多様するとき、読みにくくならないように、でもしゃべりかたのイメージは崩さないように、意識していました。
あと、以前買ったワープロソフトに、ブラウザで使える文章校正機能がついていたので、奈都穂の回のときはガンガン使いました。
(ほかの回は、その子の言い回しを優先しました)
会話文は、一か所その子の言葉だから、と無視しましたが……。
頭の中の言葉って、口から出る言葉と同じかそれ以上に蓄積されてきた言葉なイメージがあったので、奈都穂の頭の中、校正しっかりされていそう……というイメージから。
ただ、まあ、書いている人の知識がそこまでないので、誤用あったらまずいなーと思いながら、チェッカーに引っかからなくても、ちょこちょこ調べつつ書いていました。抜けがあったらごめんなさい。
地の文、メインの子に合わせて表現を変えるように、以前までよりも更に意識しているので、そこも注目していただけると嬉しいです。
いろんな人と接した結果、三年後とか、性格結構変わってそうだよなー、と思っています。
ちょっと見てみたい。


そんな感じで。

ちょこちょこ寝落ちしながら書いていたのでもう朝ですね、おはようございます。

最後になりますが。
読んでくださった方、お星さまを入れてくださった方、応援してくださった方。
本当にありがとうございます。

それでは、良い一日をお過ごしくださいませ。

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