お疲れ様です。
色々とこれ以上ないくらいボロボロですが、
それでも登場人物には可能な限り幸せになって欲しいので、
かける所までは書きます。
※前書きに書いた通りです。
さて、この同調圧力ステップ3.5ですが、どのタイミングで出すのかをずっと考えていたのですが、このタイミングがちょうど良いのかなと思い、ここで書き出しします。
そしてかなり前のためお忘れの方も多いと思いますので、一部抜粋で再掲します。
―――――――――――抜粋部分――――――――――ステップ3――――――――
同調圧力ステップ3ではもう少し踏み込みます。
初めが自分の気持ちを信用できる人だけで良いので勇気を出して声にする事。
二つ目が自分の夢を持つことでした。
ここまでは極めて小さい世界で完結できるお話でした。
だけど、この三つめは違います。
次は外に自分の気持ちを出すステップです。
――――抜粋部分――――――――――おわり―――――――――ステップ3―――
このステップ3で出て来た事ですが、奇跡的に上手くいけば劇中のように、
親友である二人はお互いにいたい事を言える関係になりつつあります。
※この二人は元々仲が良かったので、早い醸成でしたが、実際にはここにも半年、一年はざらにかかります。
そしてタイトルの通り3.5ですが、ここは愛ちゃんが頑張ってくれているように、信頼を受けた友達・親友さんに頑張って欲しいのです。
友達、親友さんに動いて欲しいのは、学校の内外どちらでも結構です。
同調圧力・集団同調の的になっている方の印象を少しずつで良いので変えて欲しいのです。
もちろんいきなり変えることも出来ませんし、無理に変えようとすると自分が的になりかねない危険な状況です。
だからとても時間がかかりますし、それをご理解いただく上でもこのステップにかなりの文章量と時間を割いています。
そしてここの間はお互いに言いたい事を言いながらしっかりと信頼「関係」を深めて頂ければとも思います。それは二人だけの時でも電話でも結構です。二人だけの取り決めで連絡手段を確立しておけばいいのです。
おそらくここを乗り越えると自動的にステップ3の時に書かせて頂きました、
――――――――――――抜粋部分2――――――――ステップ3――――――――
さて、この自分の気持ちを外に出せるって言うのはかなりハードルが高いと書きましたが、そのうちの二つが大きいはずです。
①本当に一番初めに打ち明けた人を信用しても良いのか?巻き込まれそうになった
ら手のひらを返してしまうのではないのか。 要するに人間不信に近い状態
②余計な一言を言ってしまったせいでこれよりもっとひどい事にならないか。私・
僕の話を聞いてくれた人まで巻き込んでしまわないか。
―――――――――――――抜粋部分2・ステップ3――――――――――――――
そしてこの段まで来ると、いつの間にか①と②はほとんど解消されていると思います。劇中では恋愛として“ジョハリの窓”を意識していますが、元々これは円滑な人間関係の構築のために作られた……って言うのは前回言いましたね。
それだけでもお互いの信頼「関係」は深まっている事と願うばかりです。
そして同調圧力の的になっている方は、現状何も変わらなかったとしても、気持ち的に少しは楽になったかと思います。
※もちろん的として攻撃を受けている間はそんな気持ちにはなれませんし、その時は相手はいない訳ですから、相手がいてもらえるときの気持ちを知っている分、その時は余計に辛く感じるかもしれません。
ただ、その時の気持ちも相手の優しや、想いも受け取ることが出来る、一人ではなくなりつつあるのもまた事実だと思います。
ただし、初めから何度も申し上げている通り『頑張るのは駄目』です。しんどかったら無理せずに、劇中の蒼ちゃんのように休んでください。
そうやってご自分の心とうまく付き合って下さい。そして相手にも“秘密の窓”として
伝えても良いと思います。
最後に、一点注意ですが、
一進一退を続ける中で、咲夜さんみたいに同調圧力・集団同調に対する疑問を持ってくれた方が出て来た時、無理矢理引き抜こうとせずに、我慢して我慢してゆっくりと引いて下さい。もちろんその時に同調圧力の的になっている人の事も伝えながら、相手の事も考えながら、忍耐強くこっちの気持ちを伝え続けて下さい。
こういう人間を増やすのが、ステップ3.5です。
このステップをきっちりと踏むことが出来れば、ステップ4を超えた最終ステップの時、すごい勢いで波及します。
まとめますね。
お互いの信頼「関係」を築けたら、次に同調圧力の的に疑問を想う人間を探す、ないしは見つける。そして無理な引き抜きにならないようにゆっくりとこっちの話を伝え続けて、相手の話を意識する(ここでもジョハリの窓を意識すると良いかもしれません)。
一方で的になっている人との話もきっちりとする。
的になっている人は、①と②をクリアできたなら、初めはどんなに小さくても良いので、勇気をもってしっかりと本音で向き合う。
※ここまでの【成功体験】があるので、恐らくは出来ると思います。
粘り強くいけば余程の悪環境でない限り、必ず耳を傾けてくれる人はいます。
※いなくてもそれは貴方の責任じゃありません。近くにいないだけです。
それに耳を傾けてくれる人は学校内、今あるコミュニティの中だけではありません!必ず全く他の集団でもいるはずです。
※少なくとも私は的になった人の気持ちは理解できます。
――――――――――――――――では最後に――――――――――――――――
このステップでは同調圧力に疑問を持つ人を探して見つけて、一人ずつでも良いので、こっちの想いと相手の話を聞く段になります。ですのでなかなか見つからない場合もあります。大きく強い集団同調でありましたら、その穴を見つけるのもかなり大変です。
ですからここでも毎回同じ事を言います。
その疑問者を探しても見つからない時、それは同調圧力の的になっている人の責任でも、それを受けて理解してくれた人の力不足でも何でもありません。本当に周りにそう言う人がいなだけの話なのです。ですからその事で気に病む必要はありません。それに時間のかかるステップでもあります。これも年単位での時間がかかる事もざらです。
※下手をしたらこの時点で三年ないしは六年過ぎて卒業とか、他の要因が絡む事もあります。
どうしてもいなかったら全く別の集団・コミュニティでも良いのです。
ですから焦らないで下さい。相手にも防衛本能はありますから無理に分かって貰おうと、引き抜こうとするとまた木阿弥になりかねないので、じっくりと粘り強く行って下さい。よって話す時も想いを伝える時も、必ず人が少ない所などで行うと少しは、話しやすく想いを伝えやすいかと思います。
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