50話目投稿です。
https://kakuyomu.jp/works/16818792436096812060意識していた訳ではありませんが、本作及び前作鳩の縛めにおいて食事シーンは多く存在します。
私の作風として、戦闘シーンの代わりに人が対峙して議論を進めていく場面が多くなるため、会話の席を設けようと食事シーンが多くなってしまうのですね。
本作においては主人公自ら食事を作ります。
最初は米を炊くだけだったのが、イカを焼き、具だくさんのポテトサラダを作りと、彼の成長を表現する効果もありました。
母子家庭では子供も積極的に家事をしなくてはならないでしょう。
また喜歩は母親に隠れて物事を進めようとする節があります。反抗期真っ最中の彼は素直にお手伝いするのが恥ずかしいのかもしれませんね。
私自身幼少の頃から恵まれた家庭で育ちはしましたが、料理はやっていた方だと思います。料理も科学ですし単純に楽しさがありました。
こうした経験を執筆に活かせるのは嬉しいことです。
我が子にも料理の楽しみを伝えられたらなと思います。