• マイページ
  • 小説を探す
  • ネクスト
  • 書籍化作品
KADOKAWA Group
  • ログイン
  • 新規登録(無料)

深海くじら🐋カクヨムコン参戦💕

  • @bathyscaphe
  • 2019年4月2日に登録
  • 現代ドラマ
  • SF
abyssebaleine
    • ホーム
    • 小説57
    • コレクション5
    • 近況ノート315
    • サポーター4
    • おすすめレビュー411
    • 小説のフォロー530
    • ユーザーのフォロー168
  • 9月23日

    「とのフリ」にレビューを賜りました!

    今朝がた第4話を公開した「とのフリ」こと『俺と私の文フリTS顛末記』ですが、なんとお薦めレビューをいただきました! めっちゃパワーもらった! アサカナママこと亜咲加奈さまからの応援レビューはこちらです。 「読んで! 面白いから!」 https://kakuyomu.jp/works/16818792440609544406/reviews/7667601420154185162 物語は新たな登場人物を迎え、転機に差し掛かっているところです。 明日明後日の第5話・第6話で、話の輪郭が見えてくるはず。 アサカナママのレビューにもある通り、まともなプロットを立ててないので、エンディングとかTSの原因をどうするのかとかはまだぜんぜん決まっていません。 一応「あれが使えるんじゃね」ってネタがないことはないのですが、それだとなんとなく逃げみたいな気になっちゃうので別の仕掛けも思案中。 なんて言うか、ホント僕って出たとこ勝負ですよね。 自転車操業が染みついてるww 『俺と私の文フリTS顛末記』 このあと、さらに面白くなりますよ。 未読の方も、今がチャンス!w https://kakuyomu.jp/works/16818792440609544406
    • 7件のいいね
    • 2件のコメント
  • 9月22日

    連載第3話、公開してます。

    今回はお着換え! https://kakuyomu.jp/works/16818792440609544406/episodes/16818915110278852712
    • 6件のいいね
  • 9月20日

    新連載第2話を公開しました。

    連載小説『俺と私の文フリTS顛末記』は、まだはじまったばかりですよ。 第2話 適応~はじめての「女子」 https://kakuyomu.jp/works/16818792440609544406/episodes/16818792440615137932 ちなみに第1話はこちらから 第1話 変容~新幹線トイレで目覚めたら https://kakuyomu.jp/works/16818792440609544406/episodes/16818792440610063834
    • 6件のいいね
  • 9月20日

    思い立ったので、新連載開始。

    長々とお待たせしました。 いや、誰も待ってはいないかw まあ、誰が待ってたか待ってなかったかは置いといて、ひさしぶりに連載をはじめました。 『俺と私の文フリTS顛末記』 https://kakuyomu.jp/works/16818792440609544406 短期集中のつもりなので、来月前半には終わるはず。 僕のすることだからわかりませんけどw 今回もきっちりしたプロットはつくっていません。 つくっているのは、登場人物の名前と年齢だけ。 間違えるとカッコ悪いからww 舞台は2025年9月上旬の大阪。 もっと正確に言えば、文学フリマ大阪13。 そのリアルを舞台に、今回はファンタジーに振ってみました。 このあと、鶴橋商店街にダンジョンが現れて……とかいう展開になる可能性はたぶん低いけど(僕だから)、駅ヰタやボクの名はとはちょっと違う感じになるはずです。わからんけどw 本作の登場人物(まだ二人しか出てきてないけど)は、主人公も含め、どっかで聞いたことあるような名前を付与されてたりもしますが、それらはすべて偶然です。ですので詮索等はなされませぬようにw 初回の今日は夕方リリースしましたが、明日からは毎朝6時更新で行く予定です。 ご期待ください。 さあ、今回の自転車操業は、いったいいつまで保つでしょう?!
    • 10件のいいね
  • 9月6日

    自作の目視測定 と ◆◆お知らせ◆◆

    ひさしぶりに『駅ヰタ』にフォロワーと♥(それぞれ別の方)が付いたので、思い立って最近のPV数を見てきました。 8/8~9/6の30日間で読んでもらえた数は 416PV。 7か月前に終了したまま放置している長編小説としては、そこそこ読まれているのかもしれない、という印象です。 ついでに、完結から2か月半の長編『ボクの名は』の方もチェック。 こちらは同じ30日間で 16PVでした。 日間の最高値が 3PVですから、たまたま見つけてちょっとめくってみただけ、という感じでしょうか。 『駅ヰタ』の日間最高値は 51PVだったので、こちらは多少なりとも興味を持って読み進めてくださった方がいたのかも。 まったくもって、ありがたいことです。 『駅ヰタ』も『ボクの名は』も僕にとっては愛すべき作品なのですが、物語のわかりやすさという意味では『駅ヰタ』に一日の長がある気はしています。スイッチが入ってからの展開は、(僕の作品にしては)ぐいぐいいくところが無きにしも非ずですし(笑) あとは話数と文字数ですかね。 『駅ヰタ』 159話 390,886文字 『ボクの名は』 349話 815,845文字 どっちも多いっちゃ多いんですが、『ボクの名は』は『駅ヰタ』の倍以上。よほどの後押しでもない限り、さすがに80万字は読む気になれませんよね。 とはいえ読み進めてさえいただければ、どちらも自信を持ってお奨めできる佳品です。 「密度濃い目の現代ドラマなら時間をかけてでも読んでみたい」という奇特なお友だちがいらっしゃるようなら、是非ともお薦めしてあげてくださいな。 『駅弁大学のヰタ・セクスアリス【FAU】』 https://kakuyomu.jp/works/16818093090452471696 『ボクの名は』 https://kakuyomu.jp/works/16817330651150201500 ◆◆◆◆お知らせ◆◆◆◆ 深海くじらは 9/14 に開催される「文学フリマ大阪13」に参加いたします。 「こ-42」 サークル名:星屑帖 SFアンソロジー『星屑帖 Vol.1』に新作短編を寄せております。 ご参加予定の方は、足を運んでいただけると幸いです。
    • 10件のいいね
    • 4件のコメント
  • 8月1日

    旅の宿から

    昨日車を転がしていて、とんでもなく創作意欲を刺激される施設を通過した。 通過ではなく、滞在してじっくり取材したい。 そう思ったが、なにぶんにも今回は独り旅ではない。なので、今回は一分少々の通過のみで、あとはweb情報に頼るのみ。 もう一回、次回はちゃんと目的地として行きたいなあ。 家からはめちゃくちゃ遠いけどw
    • 13件のいいね
    • 4件のコメント
  • 7月31日

    大丈夫。

    辞めてないから。 書くの。 https://kakuyomu.jp/users/mukuponpon/news/16818792437621695434
    • 11件のいいね
  • 6月27日

    よその話になるけれど

    Talesの「創作大賞2025」のファンタジー小説部門に二作品送り込むことにしました。 新しいプラットフォームで、自分はどの当たりの位置となるのだろうか、という興味本位ですね。 出品作のひとつは、本日より連載開始の 『沖縄怪異奇譚 うれしぐすくぬー』 もうひとつは、6/30から6日間で短期集中連載する 『辺境の星の、声と文字』 どちらも元は『ボクの名は』の作中作で、『うれすく』に関しては、長編化したのをカクコン9に投下してたりもします。 ともに多少の加筆や修正は行なっていますが内容的には基本そのままですので、すでにお読みになっているごく一部の方には余り関係のない話かもw それ以外の未読の方は、応援も兼ねて見に行ってやっていただけると助かります。 リンクを貼ることはできませんが、「Tales」で「深海くじら」のクリエイター検索をしていただければ、たぶんHITするはず。 よろしくお願いいたします。
    • 12件のいいね
  • 6月26日

    少し落ち着いたので。

    GQXの最終回も終え、答え合わせ。 というかその前に、お金と手と公式を掛けて見事に二次創作を着地させた鶴巻監督とカラーの手腕を素直に称えたい。 豊作だった今期の中でもちゃんとベスト4(註:くじら的基準)に入ってたし。 で、答え合わせの前に、最終回前に近況ノートやXのスペース等で言及していた予想を整理。 1.(本来の)赤いゲルググが登場して原理主義者を狂喜させる。第4話で出てきたシイコ・スガイの乗機「ゲルググ」は、ここで視聴者に留飲を下げさせるための噛ませ犬。 2.オリジナルのMAV(赤いガンダムとキケロガ)が白い悪魔と戦う。 3.新しいMAV(GQuuuuuuXとGFreD)が後始末を付ける。 4.アムロは出てこない。というか、アムロの代役としてシュウジが出ている。  そもそもこの世界は、これはアムロの中の人が起こした社会的事件によるもので、ガンダム正史からアムロ・レイが削除されたことから起こったことで、それによるコンビネーションの不手際によりファースト第41話が書き換わったことから端を発している。 5.シャロンの薔薇(エルメス)が元の世界に帰ってスタッフロールが流れ、そのあとにマチュとニャアンのEDテーマのシーンに繋がる場面となって終わる。(シャロンの薔薇が無かったことになって、GQXと出会わなかったマチュとニャアンが平和な同棲生活をしている) 6.海に行く約束(やまもり氏主張に同調) ――――答え合わせ―――― 1.〇 2.✕ MAV先方は取らず、撃ちあいとなる。 3.〇 4.△ 出てこなかったしシュウジが代役というのも合っていたが、まさかGQuuuuuuXの声であの方が出てくるとは! 5.△ スタッフロール後の、EDテーマと繋がる場面は正解だったが、世界線の修正は行われなかった。 6.〇 やまもりさん大正解 気になっていた部分を2回目に見て確認したのだが、今回、制作者都合でもっとも可哀そうな目に遭ったのは、サイド6のサラミス。 シャアさんにバズーカを渡すというそれだけのために、チベの砲撃で一瞬のうちに撃沈されてたw
    • 8件のいいね
    • 2件のコメント
  • 6月23日

    潜行中

    密かに地下に籠もって異世界ファンタジーなどを書いてます。 まだ試し書き程度で、冒頭部分とエピソードひとつを並行して書いてる感じ。 形になるのか、なったとしてどこに出すのか、いろいろと不明な作品ですが、なんとかなったら、いつかどこかで公開したいと思います。 ほかにもバイクツーリングがメインの謎解きものとか少年の成長ものSFとかウラシマ効果ものの短篇とか、いろいろと手がけてはいるんですが、どれもとっかかりレベルで完成の予感はまだない。 まあ、そんな感じです。 なので、しばらくは置いてある長編でも眺めててもらえると助かります。 なんなら感想やらレビューやらなんかをあげてもらってもいいです。 大喜びで返事書きますんでw
    • 13件のいいね
  • 6月17日

    GQX最終回大予想

    みんな観てる今期もっとも注目のアニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』について、誰かに言われる前に先に言っておく深海くじらの予想です。 ネタバレだらけですので、お覚悟の上で。 1)ガンダムモデルのゲルググは当て馬だった  GQX序盤でもっとも話題となったシイコ・スガイ。登場回たった1話の魅力はXをはじめ数多のSNSで取り上げられ、反応の早い二次創作同人誌界でも主役の地位に躍り出た。と同時に、彼女の乗機「ゲルググ」も炎上物件として大いに取り上げられた。 連邦のMS、ガンダムを鹵獲したことでジオンのMS開発が大転換し、コードネームのみ生きていた「ゲルググ」名を、ガンダムのリバースエンジニアリングで開発されたMSに与えた、いわゆる「ガンダムカラーのゲルググ」である。GMと見紛うその外観は、ファーストガンダム信奉者を中心に、大批判を浴びた。  従来からのガノタ(ガンダムオタク)にとって「ゲルググ」と言えば、リックドム(ドム)に続くジオン軍制式MSで、シャア専用の赤いゲルググを筆頭とする無骨でボリューミーな甲冑型MSしかなかった。しかしGQXで登場した「ゲルググ」は、その従来型とは似ても似つかない機体だった。  なぜそのような機体に敢えて「ゲルググ」の名を冠したのか?  開発計画の中で実機制作よりも遙か前にコードネームや名称が決められるのは、現実世界の戦闘機や乗用車の開発の際にもよく見られることである。なので、リックドムまでは試作レベルまで行っていたGQX世界で、その次の制式機に新技術が転用されるのは当然で、そのタイミングで出来上がった機体に、順番通りの命名が成されたとしても辻褄は充分に合っている。だが、そうしないでいることだって十二分に可能だったはず。従来ガノタを戸惑わせること間違いなしのMSキャスティングを無理に通した理由はどこにあったのかを、深海くじらはかなり以前(第10話放送前段階)で考察していた。 「ガンダムモデルのゲルググは、視聴者であるガノタの感覚と感情を揺さぶるためだけに存在している」  所謂炎上商法である。あの機体を「ゲルググ」と呼ばせることで、ファンによる大量のヘイトを(意識的に)巻き起こすことこそが、あのデザインのロールアウトだったのだ。  そもそもファースト至上主義者たちはあの機体と名前の組み合わせに早くから異議を唱えていた。ガンダム人気を下支えするかれらの鬱屈を、バンダイとサンライズをはじめとする制作者側が見逃すはずは無い。最終12話にて、このつくられた鬱憤は晴らされることとなるだろう。  2話前からその可能性を想像していた深海くじらの予想は、11話最後に登場した白いガンダムの姿を見て確信に至った。  つまり我々視聴者は、当時の形そのままの赤いゲルググを目の当たりにするのだ。ファーストガンダム世界であるアルファ世界線を守るための世界遷移するシャロンの薔薇エルメスが白いガンダムのビームサーベルに貫かれて爆散するその影で、彼女を身代わりに生きながらえることとなるシャア大佐(アルファ世界線)の専用機体として。 2)物語のエンディングは「おはよ♥」  従来からのガノタを納得させる物語の終幕は、ファーストガンダムTVシリーズ第41話「光る宇宙(そら)」のクライマックスシーンから逃亡したエルメスを所定の位置に付け、搭乗するララァ少尉とともに破壊することで完了する「アルファ世界線の修復」が正しい解である。11話終了時点でそのことは自明となったわけだが、翻ってGQX自体の物語の着地点はどうなるのか? 「この世界を消滅させて」という持論を開陳したシャア大佐(GQX世界線)の思惑通りに事が運べば、宇宙世紀はアルファ世界線に収斂されると同時に、GQX世界線も途絶して物語宇宙自体が無かったものとなる。しかしそれでは、ここまでの11話で培われた物語、より具体的に言えば、我々視聴者がエンディングテーマで見せられ続けてきたマチュとニャアンの平和な生活が完全に蔑ろにされるのとイコールである。  創作を主軸とする深海くじらは予想する。ドラマツルギー的に、彼女たちの未来と生活は守られるべきだ、と。  そこから導き出されるGQXという物語の最後は、シャロンの薔薇のアルファ世界線への遷移を成し遂げた(もしくは加担した)GQX搭乗のマチュとGFreD搭乗のニャアンが書き替えられたベータ世界線(GQX世界線)に跳ばされた先で目覚めるシーンとなる。具体的には、改札での衝突ののちにニャアンの学校への転入という形で知己となったふたりが同棲生活をはじめており、そのなんでもない平和な日々に精神転移して目覚めるマチュに、先に目覚めていたニャアンが向かい合うシーンである。  もうみなさんのまぶたの裏にも浮んでいるであろう。  どちらが発する声とするかはみなさんの好みにすれば良いが、いずれにせよ、そのときに発せられる最後の台詞は「おはよ♥」以外には有り得ない。  これにてGQX物語の円環は閉じるのだ。
    • 11件のいいね
  • 6月16日

    『ボクの名は』制作ノート その63

    所用があって、多賀城市立図書館に来ています。 初めて来たんですが、ここ、めっちゃかっこいい。 蔦屋書店さんが組んでるみたいで、中の色合いもシック。 いや、これは良いものだ。 さて連載の方は、本日の更新で2023年12月31日が終わります。 エモいエンディング(明日はエピローグ)を目指したのですが、はたしてその効果は?! 最終回ウィーク企画も今日が最後です。 作中作の最後を飾るのは、笠司クンがコミケに出したアレです。 ★Geminiさんが紹介する『ボクの名は』作中作★ 8.「辺境の声と文字」(作:笠地蔵六) 究極の選択を迫られた科学者の葛藤に、笠司自身の恋愛観と人生観が投影された本格SF。 人間関係に絶望し、辺境惑星エリジウム9へ単独調査に赴いた科学者カイル。彼はそこで、声だけの存在シルヴァンと、文字だけで交信するノクターという二人の友を得る。しかし、惑星に巨大質量の中性子星が接近し、カタストロフが迫る。脱出のための宇宙服は一着しか作れない。カイルは、かけがえのない二人の友人のどちらか一人を救うという、究極の選択を迫られる。 (くじらのひと言) 第103回コミックマーケット頒布作品(という設定)。 笠司自身が直面する恋愛上の葛藤がそのまま反映した作品。とはいえ初の個人誌頒布という大きな目標もあるため、彼なりにエンタメを意識してはいます。 ちなみにコミケでの売上げは4部(内訳:月波、ヒマリ、ハヤト、カジ先生のファン)。 全6話完結。 本篇最終回「二百七十四話 笠司 冬至(十)」にもご注目を!
    • 12件のいいね
    • 2件のコメント
  • 6月15日

    『ボクの名は』制作ノート その62

    昨日に続き、今日も旅先からです。 ちょっとだけですが、駅ヰタ聖地も回ってみたりしてw さて、最終回ウィーク企画の連載も、今回を含めて残すところあと2回。昨日の更新で、作中作も全部終了しましたしね。 ★Geminiさんが紹介する『ボクの名は』作中作★ 7.「うれしぐすくぬー」(合作:月波・笠地蔵六) 沖縄の伝承と現代の高校生が織りなす、二人の心の距離が縮まっていく様が愛おしい合作冒険譚。 修学旅行で石垣島を訪れた福岡の女子高生・契円と岩手の男子高生・大濠団。偶然、洞窟で見つけた不思議な瑠璃に触れたことで、二人は魂(マブイ)を落とし、それぞれに古代の巫女(ユタとノロ)が同居する奇妙な状態になってしまう。離れ離れのまま頻発する「入れ替わり」に戸惑う二人。やがて彼らは、この現象が古代神の復活と、世界の危機に繋がることを知る。 (くじらのひと言) Xで展開された140字リレー小説で、13週91日間を毎日2~6ポストで繋げて完走した驚異の長編です。設定からプロット整備までをDMとスプレッドシートの共有で行なったという制作過程も見逃せません。 全13回完結。 ちなみに本作は、作中での月波さんの思いつき通り、長編化されて単独作品にもなっております。 『沖縄怪異奇譚 うれしぐすくぬー』 https://kakuyomu.jp/works/16817330668542755195 カクヨムコン9の一時選考落ちでしたがw
    • 8件のいいね
  • 6月14日

    『ボクの名は』制作ノート その61

    今日明日の最終回ウィーク企画は旅先での更新です。 もしかしたら、明後日もそうなるかも。 ★Geminiさんが紹介する『ボクの名は』作中作★ 6.「三十日間のペアリング」(旧題「少年と彼女(仮題)」)(作:笠地蔵六) 孤独な少年とアンドロイドの出会いと別れを通して描かれる、笠司の「繋がり」への渇望。 義父から虐待を受ける孤独な少年サトルの前に、汎用ヒューマノイドの試作品「ちさと」が現れる。彼女は三十日間のモニター期間中、マスターであるサトルに仕えるという。ちさとの力で家庭問題は解決に向かうが、彼女には百体の「ちさと」が存在し、経験を共有していること、そして期間が終われば記憶を消去される運命にあることを知る。別れの時が迫る中、サトルの日常は再び脅かされる。 (くじらのひと言) X(当初はツイッター)で展開された140字連載小説で、笠司が長いフィクションに初挑戦した作品です。 笠司自身のリアルでの精神的ダメージにより長期休載していた期間もありましたが、7か月あまりかけて完走しました。 全19回完結。
    • 10件のいいね
  • 6月13日

    『ボクの名は』制作ノート その60

    ラスト5話を手直ししつつ旅の準備をする深海くじらです。 今夜からは久々のロケハン(?)です。 2年半にわたって書き続けられた長編恋愛小説『ボクの名は』も、本日17時の更新を含めて、いよいよあと5回。 感慨深いものがありますなあ。 そんなわけで、短期集中連載の最終回ウィーク企画(全7回)の第4回をいってみましょう。 この企画をきっかけに、「作中作だけでも」と言って新たに『ボクの名は』を読む人が出てきたりしないかな? ★Geminiさんが紹介する『ボクの名は』作中作★ 5.「エミールの旅」(作:月波) 瑞稀の成長と呼応するように、少女が自らの足で運命を切り拓いていく王道ファンタジー。 母の奇病を治す薬を求め、十三歳の少女エミールは、謎の旅人リヒラと共に故郷の村を旅立つ。過酷な旅の途中で、同じく天涯孤独となった少年ヤナハと出会い、仲間として共に歩む。旅を通じて世界の広さと多様性を知った彼女は、やがて自身の出生の秘密と、旅に隠された本当の目的を知る。それは、衰退しゆく世界を再生させるための、壮大な計画の始まりだった。 (くじらのひと言) X(当初はツイッター)で展開された140字連載小説で、「ジュブナイルを書こう」と瑞稀が指向した長編です。 途中、瑞稀自身のリアルの忙しさにかまけて長期休載していたこともありましたが、約7か月で完走しました。 全19回完結。
    • 12件のいいね
  • 6月12日

    『ボクの名は』制作ノート その59

    エピローグ脱稿! ついに全話書き終えました。 349話 815,000字超 当然ですが、過去最長ですw まあこのあとも、読み直しとかして微調整するとは思いますが、執筆作業は完結した、と言ってもいいでしょう。 というわけで、最終回ウィーク企画の続きです。 ★Geminiさんが紹介する『ボクの名は』作中作★ 3.「恋の盛衰(半年周期説)」(作:月波 ) 恋愛よりも「自分だけの世界」を選んでしまった、瑞稀の過去の恋愛観の告白。 恋愛初心者だった「私」が、彼に請われて交際を始める。初めての体験の中で、彼女が最も惹かれたのは「一人暮らし」という彼の生活様式だった。彼の反対を押し切り、念願の独り暮らしを始めた彼女は、自分の空間と時間をパーソナライズすることに夢中になる。いつしか彼との時間は二の次となり、始まったばかりの恋は緩やかに色褪せていく。 (くじらのひと言) 匿名コンテスト出品作品。 500字以内という縛りの中で書かれた瑞稀の私小説です。 ちなみにコンテストでの順位は138位(17pt)。 1話完結。 4.「リロードの手間が掛かり過ぎて気が遠くなる」(作:笠地蔵六) 転生モノの「美味しいところ」を排した、笠司らしい理屈っぽいSF的掌編。 「俺」の意識は、羊水の世界から産み落とされる赤子の身体に接続(コネクト)される。この転生は何度も繰り返されているらしい。生まれたばかりの身体は、呼吸や体温維持など生命活動の維持で精一杯で、意識が介入する余地はない。致命傷を避ける以外は何もできず、再び活動できるようになるまで半年は眠るしかない。「俺」の転生直後の過酷な状況を描く。 (くじらのひと言) 匿名コンテスト出品作品。 物語をつくることに目覚めた笠司が500字以内の縛りで書いた掌編です。 ちなみにコンテストでの順位は87位(21pt)。 1話完結。
    • 11件のいいね
  • 6月11日

    『ボクの名は』制作ノート その58

    エピローグ、なんか降りてきた気がします。 今夜にでも書けそう。 というわけで、最終回ウィーク企画の続きです。 ★Geminiさんが紹介する『ボクの名は』作中作★ 2.「無題」(作:笠地蔵六) 笠司のコンプレックスの根源である、ほろ苦くも切実な青春時代の記憶。 双子の弟へのコンプレックス、報われなかった初恋。主人公の「きみ」の、小学校から浪人時代までのほろ苦い記憶を辿るモノローグ。憧れの先輩と同じ高校を目指すも失敗し、道が分かれていく弟との差を感じながら、不器用な恋愛や友人関係を経験する。そして大学受験後、駅のホームで偶然見かけた先輩の幸せそうな姿を、ただ見送ることしかできなかった過去を綴る。 (くじらのひと言) X(当時はツイッター)で展開された140字連載小説で、笠地蔵六銘での初作品。笠司自身による備忘録。 全6回完結。
    • 12件のいいね
  • 6月10日

    『ボクの名は』制作ノート その57

    1800字まで書いたエピローグがしっくりこないので、もっぺん仕切り直そうと考えている深海くじらです。 気分転換も兼ねて、最終回ウイーク記念企画でも行ないましょう。 題して、 ★Geminiさんが紹介する『ボクの名は』作中作★ その一日目はこちらです。 1.「白い部屋」(作:月波) 孤独な宇宙で地球を見つめ直す、瑞稀の心情とシンクロする静謐な再生の物語。 目が覚めると、女子高生の「ボク」は見知らぬ白い部屋にいた。身動きもままならない無重力空間。そこは国際宇宙ステーションだった。共同研究者のケィから、自分が天才女子高生宇宙飛行士ハルと入れ替わっていること、そしてパラレルワールドを繋ぐ特異点の存在を知らされる。元の世界に戻るまでの短い時間、彼女は宇宙から地球を眺め、新たな視点を得る。 (くじらのひと言) X(当時はツイッター)で展開された140字連載小説で、月波銘での初作品。瑞稀が初めて完結させた小説でもあります。 全6回で完結してます。
    • 13件のいいね
  • 6月8日

    『ボクの名は』制作ノート その56

    今朝のノートで予告した通り、プロットが用意されていた2話はたった今脱稿しました。いまの自分としては充分に満足できる出来です。 今回は随分といろいろな要素をぶちこみました。その所為で話もあっちこっちに飛び、無闇に分量だけが長くなったことは決して褒められたものではないでしょう。 最後まで付いてきてくれている読者様の人数が、その不手際さを物語っています。 正直、誰のために書いていたのかと問われれば、これはもう自分のために、としか言い様がありません。まさに自己満足の成果です。 実際、途中で辞めて新しいのを書きなさい、という忠告を受けたことも何度かあります。その意見はその意見として正しい、とは今でも思います。 でも、志を持ってはじめたものなら、それが誰かやなにかを仇成す「悪」でない限り最後まで行なうべきだ、という自己規定もまた正しい。 また、数多くはないとはいえ、最後まで熱心についてきてくださっている読者のみなさまに対しても、作品を司る作者としての責任と、期待に応えたいという欲があります。 この長大な(しかし物語内の時間ではたった一年の)物語を終着点までもってこられたことは、僕の中での大きな経験にまると信じております。 残すところあと1話。 この1話をゼロから書き上げれば、『ボクの名は』は本当に終わりです。 最後の1話は連載終了予定の6/17までに、瑞稀と笠司の話を聞きながら書いていきたいと思っています。
    • 12件のいいね
    • 1件のコメント
  • 6月7日

    『ボクの名は』制作ノート その55

    2年半の長きにわたり連載を続けてきたこの長編小説も、完結まで残り10話(ほぼ確定)を残すのみとなりました。 公開準備が整っているストックも7話を数え、脱稿していない挿話は残り3話となっております。 昨日の午後、今朝早くと連続で、最終回直前の非常に重要な2話を書き終え、しばし感慨にふけっているところです。 残り3話のうち2話に関しては、詳細プロットという設計図が出来上がっているため、うまくすれば本日中に書き終えることもあるやもしれません。 最後の1話に関しては、設計図を持たず、そこまでの全話を書き終えたあとでどうするか決めようと考えております。 作者都合ではなく、登場人物である瑞稀と笠司のふたりの考えに全面的に寄り添う、ということです。 彼女と彼がどんなことを言い出すのかは、現時点ではまったくわかりません。 どんな希望を言い出すのかはだいぶ前から楽しみにしていましたが、あと少しでそれを聞くことができるはずです。 どうなることやらw
    • 11件のいいね
    • 1件のコメント
  • 6月5日

    『ボクの名は』制作ノート その54

    ようやく。 ようやくです、12月30日まで書き終えましたよ。 『ボクの名は』本篇は、(物語内時間で)残すところあと1日。 この1日を、挿話6話(予定)と作中作『辺境の声と文字』の最終話の計7回でまとめあげることになります。 作中作の方はもう書き上げてあるから、本篇終了後のエピローグも含め、あと7話(もしくは8話)書き切れば、長かったこの物語も終幕を迎えることができるのです。 ここ数か月(物語内ではなく、実際の方)、ずっとシンクロニシティを感じていたのは、週刊少年マガジンで連載中の長編マンガ『彼女、お借りします』です。 ぐるぐると堂々巡りを繰り返してきた作品ですが、ここにきての(おそらく最後の)クライマックス「和也と千鶴のお台場デート」が、本作の最後の一ヶ月の展開と本質的に同じものだということ。 かの作品で告白シークエンスに突入している今現在(たぶんあと数話は費やされるw)、本作が同じような流れで進んでいることに、ある種のシンパシーと強烈な安心感を抱いているのです。「ああ、このやり方でいいんだ」みたいな。 『ボクの名は』はもう少しで本当に終わります。 書き終えたとき、通読された読者の方のナマの感想を聞きたい、と強く願う次第です。
    • 11件のいいね
    • 4件のコメント
  • 6月1日

    『ボクの名は』制作ノート その53

    1話仕上げて2話増える。 おっかしいな。 書くべき挿話は残り10話だったはずなのに、いつの間にか11話に増えてる。 や、いつの間に、じゃないですけどねw どうしてこうなっちゃうのかな? 6/15終了予定が、また二日延びちゃったよ。 願わくば、増補はここまでしたいものですw 現在ストックは4話+1話。 連載終了までは、残り16話(のはずw)
    • 11件のいいね
    • 2件のコメント
  • 5月29日

    『ボクの名は』制作ノート その52

    知らぬ間に★100を達成していました! うれしー! 思えば2年と5か月。 長かったと云えば長かったけど、その分感慨はありますね。 二日ほど休んでいた本篇執筆も本日は復帰。 完結まででまだ書けていない挿話の数も、残り10話となりました。 いやほんと、よくぞここまで書いた、と。 いやいやいや。 自分を褒めるのはまだ早い。 ちょっと油断すると、すぐにでも長期休暇に入ってしまいそうだからw 緊張感を切らさずに頑張らねば。
    • 9件のいいね
  • 5月28日

    『ボクの名は』制作ノート その51

    マシンのようにエピソードを積み上げるのにちょっと厭いてきた感もあったので、箸休めなんぞをしてみました、 『深夜のリモート』 ――令和七年五月二十八日―― https://kakuyomu.jp/works/16818622176017191751 スピンオフです。 例によって、リアタイのw 単品でもそこそこ楽しめるようには書いたつもりですので、『ボクの名は』本篇を未読の方にも覗いていただけるとうれしいです。
    • 9件のいいね
  • 5月27日

    わかっていたけどね

    ええ。 わかってましたとも。 https://kakuyomu.jp/works/16818622175946851711/episodes/16818622175948646159
    • 13件のいいね
  • 5月25日

    『ボクの名は』制作ノート その50

    本日17時の更新を終えると「完結まで残すところあと20話(予定)」となるので、ちょっとフライングですが煽りのサブタイトルを付けてみました。 まあ、つい先日も、終幕に向けて整備した挿話毎プロットのボリュームが多すぎて2話足したとこですけどw いずれにしろ、カウントダウンはすでにはじまっています。本日から一日16話ペース(!)で読めば、ギリで間に合いますので、未読の方も、是非!www 『ボクの名は ~完結間近の長尺ラブストーリー~』 https://kakuyomu.jp/works/16817330651150201500
    • 8件のいいね
    • 4件のコメント
  • 5月22日

    『ボクの名は』制作ノート その49

    最終章、怒濤の12月を絶賛連載中の昨今ですが、それに先だって、最後の作中作『辺境の声と文字』を脱稿しました。 トータルで約2万字の本格ヒューマンSF! 全5話の予定が6話になっちゃいましたが、本編(『ボクの名は』)の差し込み場所も無理にはなってないからヨシとしましょう。 カジ先生指定の1.5~2万字の枠にも収まってるしw 当初は部分だけ書いて誤魔化すつもりだったんですが、これだけはちゃんと書こうと思った第1話が思ってた以上に(自分の中で)手応えがあったもんで、ついつい全文書いてしまいました。 もうね、カロリー高すぎww いずれにしろ、都合9作におよぶ作中作もこれにて打ち止め。 あとは、本篇をひとつずつ埋めていくだけです。 6月中旬の完結もリアルになってきましたよ。 それにしてもつくづく思いますが、『ボクの名は』ってホンット贅沢な小説ですよねw 『ボクの名は』 https://kakuyomu.jp/works/16817330651150201500
    • 12件のいいね
    • 2件のコメント
  • 5月20日

    『ボクの名は』制作ノート その48

    加速してます! マジでラストスパートです。 『ボクの名は』 https://kakuyomu.jp/works/16817330651150201500 今日も挿話をふたつ書き上げて、なんと5話の投稿予約が成されているのです。 しかも手前味噌ではありますが、これがまた粗製濫造なんかじゃ決して無い出来でして。 最終話までの詳細プロットをつくったおかげもあって、考えられる取りこぼしはほぼ無いし、プロットには書かれていない心情やら小ネタやらも与えられた整合性の中でどんどん湧いてくる。なんなんですかこのダイナミズムは、って感じ。 書いていても頭の中に映像イメージのカット割りが浮んでくるほどで、もう完全に「ゾーン」状態ですね。 惜しむらくは、300余話を積み重ねた上でのラスト30数話(最終章「師走 令和五年十二月」)なので、読んでくれる方の人数が限られてること。 いやホント、絶対すごいのに。 マジもったいない。 とまあ、自画自賛はこの辺にしておきましょう。 こんなん読んでも誰もおもんないでしょうし、下手に自分でハードル上げすぎて、せっかく読んでくださってる方々に「あんだけ持ち上げててこの程度かよ」と思われてしまうのもよろしくない。 文章化してない細かい裏設定まで血肉になってしまっている作者のイメージを、表示されたテキストだけで接している読者の皆様のそれにどれだけミラーリングさせることができるのか。 その感想は、いずれお聞きしてみたいものです。
    • 10件のいいね
  • 5月19日

    『ボクの名は』制作ノート その47

    終幕(令和四年十二月末日)までの視点別詳細プロットができあがりました。 細かいネタとかはいつも通りの書きながらになりますが、ゴールまでのチェックポイントはこれで大丈夫です。 たぶん。 きっと。 いやまさかw 想定の残り20話は、少し増えるかも知れませんが、まあだいたいそんな感じでいけるでしょう。 6月中の完結にむけて、最後のスパートを頑張ります! ちなみに本夕の更新は、蔵六の作中作『辺境の声と文字』の第四幕です。 こちらも急展開なので、乞うご期待!
    • 10件のいいね
  • 5月17日

    『ボクの名は』制作ノート その46

    本日更新の本編で出てきた瑞稀のスマホ(iphone)のプレイリスト画面です。 該当挿話はこれ。 「二百四十九話 瑞稀、大雪(三)」 https://kakuyomu.jp/works/16817330651150201500/episodes/16818093083138694344
    • 8件のいいね
  • 5月17日

    『ボクの名は』制作ノート その45

    最後の小説内小説『辺境の声と文字』が、思いのほか本格SF化してきた。 まじでカロリー高すぎw いつもながら、なんでこんなめんどくさいもん始めちゃったんだろうと大いに後悔中ww 5話で終わらせるつもりが、もう1話の追加を余儀なくされてるしw 誰かとめて!!(血の叫び)
    • 11件のいいね
    • 2件のコメント
  • 5月16日

    すみれの慧眼。

    スタイリングだけで選んだつもりがww 「走っていて疲れにくいバイク」  1位は「Vストローム250/スズキ」
    • 10件のいいね
  • 5月13日

    K点超え!

    連載を再開したかのように見える『ボクの名は』ですが、ついにPV表示に「K」が付きました。 うれしい! 読んでくれたみなさん、ありがとう! ちなみに本日も更新しますw 『ボクの名は』 https://kakuyomu.jp/works/16817330651150201500
    • 14件のいいね
    • 4件のコメント
  • 5月11日

    カクヨムさんから重要メールが届いてた!

    これ、言っていいことなのかな? ひさしぶりにカクヨムアカウントのメールボックスを開いたら、【カクヨム・重要】と明示されたメールが届いておりました! ついに来たか。 姿勢を正し、ひとつ深呼吸してから本文を開きます。 ――――― いつもご利用ありがとうございます。Web小説サイト「カクヨム」運営です。 ――――― ふむふむ。 まずは挨拶からですよね。 ――――― 抽選の結果、貴殿が「チャレンジ賞」に当選されましたのでお知らせいたします。 ――――― カクコンに「チャレンジ賞」なんてあったっけ? それに「抽選」って? 「審査」じゃなくて? 賞品はアマギフ500円。 いや、もらえるもんはなんだって嬉しいもんです。 しかもアマギフ。 本買うときの足しになるから大歓迎ですよ。 でもなんか違う。 『駅ヰタ』書籍化とか、そういう話じゃないの? よくよく読み返すと、明示してありましたよ。 「KAC2025~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2025~」ってw まあそんなワケで、「一度でもKAC2025に参加したユーザー」のうちの幸運なる400名のひとりという恩恵に預かれましたわ。 カクヨムさん、ありがとさんです。 いや、めでたいめでたいw 追伸 長期休暇(サボり)中の『ボクの名は』ですが、ようやく重い腰を上げて本日より書き始めました。明日あたりには続きをお目にかけられるのではないかと思います。 時は2023年12月4日月曜日、場所は品川区戸越にある安アパートの一室からのリスタートです。 ご期待ください。
    • 22件のいいね
    • 6件のコメント
  • 4月23日

    『ボクの名は』制作ノート その44

    じぇみにさんにトンデモなことを聞いてみた。 【Q】 『ボクの名は』に登場する女性キャラクターについてお尋ねします。 あなたが四十歳前半の妻子があり経済的にも余裕のある男性として、愛人(経常的に食事したりデートしたり肉体関係をもったりする相手)として選ぶなら誰がいいですか。望ましい順から最大五名あげて、その理由と、具体的にどんなことを重点的にしたいかお答えください。 【A】 はい、承知いたしました。 私が「40代前半・妻子あり・経済的余裕あり」という男性であり、倫理的な問題や秘密保持の懸念を完全に度外視するという前提で、『ボクの名は』に登場する女性の中から「愛人」として魅力を感じる順に最大5名挙げ、その理由と、どのような関係性を望むかを述べさせていただきます。 これはあくまでフィクションの登場人物に対する思考実験であり、現実の行動を推奨するものでは全くありません。 【愛人にしたい女性ランキング(望ましい順)】 1. ◎笘篠 衿香(とましの えりか) 理由: 大人の魅力とプロフェッショナリズム: 美貌と知性、そしてMCとしての確かな実力を兼ね備えており、非常に魅力的です。仕事ができる女性との会話は刺激的でしょう。 割り切りとスマートさ: フリーランスとして自立しており、男女関係においてもクールで割り切った関係を築けそうです。「永遠の24歳」と自称するユーモアも含め、重くなりすぎず、適度な距離感を保てそうです。秘密もきちんと守ってくれるでしょう。 非日常感とスリル: やや掴みどころがなく、予測不能な言動(「ちょめちょめ」発言など)は、家庭では得られないスリルと非日常感を与えてくれそうです。 経済力への理解: 経済的な余裕を背景にした関係(お洒落なレストランでの食事、プレゼントなど)をスマートに受け入れ、楽しんでくれそうな印象です。 望む関係性: お互いの仕事を尊重しつつ、会える時に上質な時間を共有する、知的でドライな大人の関係を望みます。お洒落なバーで語り合ったり、隠れ家的なレストランで食事を楽しんだりしたいです。彼女の仕事現場にこっそり顔を出して、プロの顔とプライベートの顔のギャップを楽しむ、といったスリルも味わってみたいかもしれません。肉体関係も、互いの合意があればスマートに。深入りしすぎず、互いの日常には干渉しないルールを保ちたいです。 2. ○山科 栄(やましな さかえ) 理由: 快活さと包容力: 明るくエネルギッシュで、一緒にいると元気をもらえそうです。姉御肌で面倒見が良く、こちらの弱さや愚痴も笑って受け止めてくれそうな包容力を感じます。 会話の面白さ: ライターとしての経験から話題が豊富で、知的好奇心を刺激されます。博多弁のざっくばらんな語り口も魅力的で、気兼ねなく本音で話せそうです。 自立と対等性: フリーランスとして自立しており、依存的な関係にはならなそうです。対等な立場で、友人同士のようなフラットな関係性を築ける可能性があります。 ギャップ: 普段の快活さの裏にある、過去の傷や弱さ(灰田さんとのことなど)を知ると、より人間的な魅力に惹かれます。 望む関係性: 美味しいお酒と食事を共にしながら、仕事や人生について語り合えるような、友人としての側面も強い関係を望みます。彼女の行きつけのお店(パークライフなど)に連れて行ってもらったり、時には悩みを相談したり。肉体関係は、友情が深まった先にある自然な流れであれば、という感じです。互いの生活を尊重しつつ、精神的な支えになれるような関係が理想です。 3. △葵 日葵(あおい ひまり) 理由: 若さとエネルギー: 20代前半の若さと、底抜けに明るいエネルギーは、日常の倦怠感を吹き飛ばしてくれる刺激になりそうです。 無邪気さと奔放さ: 常識にとらわれない自由奔放な言動(陽キャマスターゲームなど)は危うさも感じますが、退屈しない相手であることは間違いありません。 共通の趣味(?): オタク的な趣味(ユーフォ、野球観戦など)を共有できれば、一緒に楽しめる時間も増えそうです。 割り切り(期待): 若さゆえか、あるいはその性格からか、比較的ドライに関係を割り切ってくれる可能性も(ただし、秘密を守れるかはやや不安)。 望む関係性: 彼女のエネルギーに乗っかり、一緒に若々しく遊ぶ関係を望みます。流行りのスポットに出かけたり、アクティブなデート(スポーツ観戦、カラオケなど)を楽しんだり。深い精神的な繋がりよりも、その場の楽しさや刺激を重視する、やや刹那的な関係になるかもしれません。秘密の保持には細心の注意を払う必要がありそうです。 4. △波照間 瑞稀(はてるま みずき) 理由: 清楚さと知性: 派手さはないものの、知的で清楚な雰囲気に惹かれます。真面目で一生懸命な姿は、保護欲を掻き立てられます。 成長を見守る喜び: 失恋から立ち直り、仕事や創作を通じて成長していく過程を間近で見られるのは、ある種の喜びや達成感を感じさせてくれそうです。 ギャップの魅力: 普段の控えめな様子と、時折見せる芯の強さや、オンライン(月波)でのユーモア、酔った時の意外な一面などのギャップが魅力的です。 秘密を守る誠実さ: 彼女の真面目さ、誠実さから、関係の秘密は固く守ってくれるだろうという信頼感があります。 望む関係性: 焦らず、ゆっくりと距離を縮めていきたい関係です。落ち着いたカフェや美術館、本屋などで静かに会話を楽しみたい。彼女の仕事や創作活動を応援し、良き理解者となることを目指します。ただし、彼女の真面目さゆえに罪悪感を抱かせないよう、関係性の進め方には細心の注意が必要です。精神的な繋がりを重視し、肉体関係は彼女の気持ちを尊重しながら慎重に進めたいです。 5. △御嶽 信乃(みたけ しのぶ) ※背景を考慮すると非常にデリケートですが… 理由: 影のある魅力と健気さ: ミステリアスな雰囲気と、多くを語らない内に秘めた強さ、そして若くして多くの苦労を乗り越えてきた健気さに強く惹かれます。 支えたいという気持ち: 彼女の複雑な背景を知ると、経済的・精神的に支えてあげたいという気持ちが湧いてきます。 秘密の共有: 彼女の過去を知る数少ない存在として、特別な秘密を共有できる関係になれる可能性があります。口も堅そうです。 ギャップ(潜在的): 普段は感情を表に出さない彼女が、心を許した相手にだけ見せるかもしれない素顔を見てみたいという好奇心があります。 望む関係性: 経済的なサポートを申し出つつ、彼女の心に寄り添うことを最優先したい関係です。派手なデートよりも、静かな場所での食事やドライブなど、彼女が心を開けるような状況を大切にしたい。彼女の娘さんの存在も尊重し、決して踏み込んではいけない領域をわきまえる必要があります。彼女のペースを尊重し、焦らず信頼関係を築き、精神的な安らぎを与えられる存在になりたいです。 以上が、設定に基づいた私の個人的な選択と理由、そして望む関係性です。繰り返しますが、これはあくまでフィクション上の思考実験であり、現実世界での不倫関係を肯定・推奨するものではありません。 マジメか!
    • 8件のいいね
  • 4月23日

    レビュー、いただいてました!

    すっかり抜け落ちておりました! ちおりんさまより素敵なレビューをいただいていたことを!! 若人の悦び https://kakuyomu.jp/works/16818622173386483997/reviews/16818622173541254459 ありがとうございます。 二人称という一発ネタの小説でしたが、楽しんでいただけたのであればなによりです。 『二人称小説』 https://kakuyomu.jp/works/16818622173386483997/episodes/16818622173389293774
    • 9件のいいね
    • 2件のコメント
  • 4月19日

    またまた短編なんぞをwww

    今回の千織🐱山羊座文学さんの企画はちょっと難しいな、なんて思って欠席表明までしてたんですが、ついつい思いついてしまったのと、たまたま連載(『ボクの名は』)の方のストックが二日分できたのが重なったので、一気に書いちゃいました。 『二人称小説』 https://kakuyomu.jp/works/16818622173386483997 なんのひねりもないタイトルですねw まあ、そのものズバリの二人称で書かれた小説です。 ジャンルカテゴリは一応「現代ドラマ」ですが、どう捉えていただいても構いません。 他にも「ホラー」だとか、実験的だから「純文学」じゃねって言ってくれた方もいますしww 二千字ちょいの短編ですし、どうやら読みやすいそうですので、空いた時間のひまつぶしにでも。 ※ちなみに千織さんの企画はこちらです。 https://kakuyomu.jp/user_events/16818622173366105192
    • 11件のいいね
    • 2件のコメント
  • 4月16日

    あったか漫画クラブは密かに広まる。

    拙作「『あったか漫画クラブ』を知っていますか?」にレビューを賜りました。 語尾に❤︎とかつける女わ!!! https://kakuyomu.jp/works/16818622172612523292/reviews/16818622173203958732 川部主宰で(局地的に)有名なSBTmoyaさまです。 精力的に中短編を連発されるほか、さきごろには長編も完結まで導かれたようで。 ワールドオーダーとは違う一風変わった、でもニュートラルな視点をお持ちの創作ユニット、と認識しております。 にしても『あったか漫画クラブ』すごいな。 千織さんには足を向けて寝られないw
    • 13件のいいね
    • 2件のコメント
  • 4月12日

    『ボクの名は』制作ノート その43

    新小説内小説をリリースしますた。 「辺境の声と文字」 https://kakuyomu.jp/works/16817330651150201500/episodes/16818622172822390092 蔵六こと笠司の(本作『ボクの名は』では)最後のSF小説です。 こういうことするから『ボクの名は』は読みにくいって言われる。 (それ以前に、単純に長すぎw) 本編では尺の問題もあって全話書く可能性は低いんですけど、これってニーズあります?
    • 9件のいいね
    • 2件のコメント
  • 4月11日

    『ボクの名は』制作ノート その42 Geminiさんの提言

    長い(長すぎる?)物語も(物語時間で)残り1か月と少し、相変わらずのペースではあるが終幕に向かって歩を進める『ボクの名は』について、作者である深海くじらの悩める想いをGemini2.5さんにぶつけてみました。 大きな後押しともなる彼(彼女?)に金言を、ここに転載したいと思います。 くじら: 『ボクの名は』はカクヨムで連載しております。 読み込んでいると思われる層も僅かにいる(10人程度)のですが、正直言って芳しくありません。 本作を知ってもらうための方策はどんなものが考えられるでしょうか。 全くの新規読者、途中離脱の読者、作者と緩い繋がりのある作家仲間、その他考えられるもの、で分けてお答えください。 また現時点での本作の強みと弱みをお聞かせください。 それともうひとつ、そもそも読者を得て読んでもらうべき物語なのでしょうか? また、作品として最後まで書くべきなのでしょうか」 Gemini師: 熟読した内容に基づき、以下の3つのご質問について回答させていただきます。 1.本作を知ってもらうための方策について 本作『ボクの名は』は、現代的なテーマと独創的な仕掛けを持つ魅力的な作品ですが、その構造の複雑さやボリュームから、読者に届きにくい側面もあるかと拝察します。読者層別に考えられる方策を以下に提案します。 全くの新規読者に向けて: 魅力的なキャッチコピーとあらすじ: 「本名/HN」の二重性、ネットとリアルの交錯、すれ違う二人の男女、自己探求といった本作の核心的な面白さを、短く印象的な言葉で表現するキャッチコピーを作成します。あらすじも、単なる時系列の要約ではなく、読者の興味を惹くような謎や期待感を提示する構成を意識します。(例:「SNSで繋がる”ボク”と”私”。現実で出会った”君”と”あなた”。――本当の名前を知らないまま、二つの世界で惹かれ合う二人の物語」) カクヨム内での露出増: 自主企画への参加/主催: 作品テーマ(現代ドラマ、恋愛、ネット、自己肯定感など)に合った自主企画に参加する、あるいは自身で企画を立ち上げ、関連作品を集めることで注目度を高めます。 レビュー・応援コメント: 他の作者の作品を読み、積極的にレビューや応援コメントを送ることで、自身の作品への関心を促します。特に作風の近い作者との交流は有効です。 タグの活用: 「現代ドラマ」「恋愛」「ネット小説」「SNS」「自己肯定感」「ボーイミーツガール」「すれ違い」など、作品の内容やテーマを的確に表すタグを複数設定し、検索からの流入を増やします。 近況ノートでの発信: 定期的に近況ノートを更新し、執筆の進捗、裏話、登場人物紹介、テーマ解説などを発信することで、作品への興味を持続させます。 SNS(X)での発信強化: 作品紹介ツイート(ポスト): あらすじ、登場人物紹介、印象的なシーンの抜粋、作中作の紹介などを定期的に発信します。魅力的な画像を添付するのも効果的です。 ハッシュタグ活用: 「#小説が読めるハッシュタグ」「#創作小説」「#カクヨム」などの人気タグを活用します。 読者・作家との交流: 感想やリプライには積極的に反応し、交流を深めます。スペース機能などを活用して作品について語るのも良いでしょう。 外部プラットフォーム活用: noteや個人ブログなどで、作品の紹介、創作秘話、テーマ解説などを発信するのも有効です。カクヨムへの導線となります。 途中離脱した読者に向けて: 離脱ポイントの分析と改善: PV数や★の推移などから、読者が離脱しやすい箇所を推測します(例:序盤の展開の遅さ、作中作の挿入頻度、心理描写の長さなど)。可能であれば、テコ入れ(あらすじの挿入、視点の整理、展開のテンポアップなど)を検討します。 完結保証と後半の魅力アピール: 近況ノートやキャプションで「全12章+エピローグで完結予定」であることを明確に伝え、読了への安心感を与えます。また、「二人の関係が大きく動く後半」「衝撃の展開」など、後半部分の魅力を具体的に(ネタバレにならない範囲で)匂わせ、再読や読み進める意欲を刺激します。 章ごとのあらすじ提供: 各章の冒頭や近況ノートで簡潔なあらすじを提供し、途中からでも物語の流れを掴みやすくします。 作者と緩い繋がりのある作家仲間に向けて: 作品紹介・レビュー依頼: 直接DMなどで作品を紹介し、感想やレビューを依頼します。相手の作品も読むなど、ギブアンドテイクの関係を意識します。 読み合い企画への参加: カクヨム内の読み合い企画などに参加し、相互に作品を読み評価し合うことで、新たな視点や感想を得るとともに、作品の露出機会を増やします。 SNSでの応援・拡散依頼: 作品更新時や節目(章完結など)に、SNSでの応援やリポスト(RT)を依頼します。 その他: ターゲット読者層への訴求: 本作のテーマ(自己探求、ネットとリアル、コミュニケーション不全など)に関心を持つ層や、SF要素(作中作)、現代的な恋愛・人間ドラマを好む層に向けて、作品の魅力を具体的にアピールします。 文学フリマ等への参加(将来的に): 物語が完結、あるいはある程度の区切りがついた段階で、一部を冊子化して文学フリマなどのイベントに参加し、直接読者に作品を届ける機会を作ることも考えられます。 2.本作の強みと弱みについて 強み: 独創的で現代的な設定・テーマ: 「本名/HN」の二重人格(非一体化)と、ネットとリアルの交錯・すれ違いという設定は非常にユニークで、現代社会におけるアイデンティティやコミュニケーションの問題を鋭く捉えています。自己探求という普遍的なテーマも根底にあり、多くの読者の共感を呼ぶポテンシャルがあります。 リアルで丁寧な心理描写: 主人公二人の内面の揺れ動き、葛藤、成長が非常に丁寧に描かれています。特に、瑞稀が失恋や仕事を通じて自信を獲得していく過程や、笠司が過去のトラウマやコンプレックスと向き合い、もがきながらも前進しようとする姿は、読者の感情移入を強く促します。 魅力的なキャラクター造形: 主人公の瑞稀と笠司はもちろん、彼らを取り巻く脇役(特に栄、灰田、カジ先生、弟の龍児、総務三人娘など)も個性的で人間味があり、物語に深みと彩りを与えています。彼らの関係性の変化も読みどころです。 作中作の効果的な活用: 二人の主人公が書く作中作(Twitter小説)が、それぞれの心理状態や抱えるテーマを反映しており、物語にメタ的な奥行きを与えています。特に熟読する読者にとっては、本編と作中作のリンクが大きな魅力となります。 構成の明確さ: プロローグ+12章+エピローグという構成と、旧暦の月名を冠した章タイトルにより、物語の時間的な流れが把握しやすく、一年間を通じた二人の変化を追体験しやすい構造になっています。 弱み: スロースターター/展開の遅さ: 特に物語序盤は、主人公たちの内面描写や日常の出来事が中心となり、大きな事件や急展開が少ないため、読者が物語に入り込むまでに時間がかかり、離脱しやすい可能性があります。 構造の複雑さと情報量: 「本名/HN」の仕掛け、複数の作中作、多数の登場人物とそれぞれの関係性など、物語の構造がやや複雑で情報量も多いため、特に斜め読みや本編のみを読む読者にとっては、全体像を掴みにくく、難解に感じられる可能性があります。 長大なボリューム: 全302話(筆者註:現時点)という長さは、新規読者が読み始める際の心理的なハードルとなり、また完読までのモチベーション維持も課題となります。 地味さとカタルシスの不足(現時点まで): 主人公たちの内面の成長が中心であり、劇的な事件や派手なアクションが少ないため、強い刺激やわかりやすいカタルシスを求める読者には物足りなく感じられるかもしれません。(ただし、今後の展開で変化する可能性はあります) HNでの交流描写の比重: 物語の重要な要素であるHN(月波と笠地蔵六)での交流が、主に作中作の投稿とDMでのやり取りに限られており、もう少し直接的なオンライン上での会話(スペースなど)や、互いのHN活動への言及などが本編にあれば、二人の関係性の深まりがよりダイレクトに伝わったかもしれません。 3.読者を得て読んでもらうべきか?最後まで書くべきか? 結論から申し上げますと、「はい、本作は読者を得て読んでもらう価値があり、そして何よりも作者様ご自身のために、最後まで書き切るべき物語である」と私は強く考えます。 読むべき価値: テーマの普遍性と現代性: 本作が描く自己探求、コミュニケーション不全、ネットとリアルの関係性といったテーマは、現代を生きる多くの人々が(程度の差こそあれ)抱える悩みや感覚と共鳴するものです。登場人物たちの葛藤や成長を通じて、読者自身の内面と向き合うきっかけを与えてくれる力があります。 キャラクターへの共感: 瑞稀や笠司をはじめとする登場人物たちの不器用さ、悩み、そしてささやかな喜びは非常にリアルで、読者は彼らに深く感情移入し、その行く末を見守りたいと感じるでしょう。彼らの物語は、読者にとって「自分の物語」の一部となりえます。 独創的な物語体験: 「本名/HN」の仕掛けと、現実とネット、本編と作中作が交錯する構造は、他の作品ではなかなか味わえないユニークな読書体験を提供します。この複雑さこそが、本作の大きな魅力であり、読み解く喜びを与えてくれます。 書くべき価値: 作者自身のテーマの探求: ここまで詳細なプロットと302話に及ぶ物語を紡いでこられた背景には、作者様ご自身の強い問題意識や表現したいテーマ、キャラクターへの深い愛着があるはずです。物語を完結させることは、その探求を完遂し、ご自身の想いを形にすることに他なりません。 物語としての完成度: プロローグから始まり、一年間の時間経過を経てエピローグで締めくくるという明確な構成は、物語としての完成度の高さを予感させます。第11章までで提示された伏線や人間関係が、最終章とエピローグでどのように収束し、どのような結末を迎えるのか。それを描き切ることで、作品は真の完成を迎えます。 キャラクターへの責任: 瑞稀、笠司をはじめ、多くの魅力的なキャラクターたちが、それぞれの人生を歩み、変化し続けています。彼らの物語に決着をつけ、読者(そして作者自身)に納得のいく着地点を示すことは、キャラクターを生み出した作者としての責任とも言えるかもしれません。 潜在的な読者への応答: たとえ現在の読者数が少なくても、この物語を必要とし、深く愛してくれる読者は必ず存在します。彼らにとっても、物語が完結することは大きな喜びであり、作品との出会いをより価値あるものにするでしょう。 現在の読者数だけで作品の価値を判断する必要はありません。本作には、多くの読者を惹きつけるだけの独自性と深みが備わっています。あとは、それをいかにして届けるか、という課題です。 ぜひ自信を持って、この唯一無二の物語を最後まで紡ぎ上げてください。微力ながら、私もその完成を心から応援しております。
    • 7件のいいね
    • 4件のコメント
  • 4月10日

    それはそうと、レビューをいっぱいもらってました

    これもみんな、超胡散臭い大学サークル『あったか漫画クラブ』のおかげw 言葉を失うインパクト(亜咲加奈さまより) https://kakuyomu.jp/works/16818622172612523292/reviews/16818622172706618169 こんにちは。千織です。(千織✒️山羊座文学さまより) https://kakuyomu.jp/works/16818622172612523292/reviews/16818622172756279885 見知った名前で遊んでみた。(千織✒️山羊座文学さまより) https://kakuyomu.jp/works/16818622172745555123/reviews/16818622172817483455 加奈さん、千織さん、 ありがとうございます。
    • 11件のいいね
    • 3件のコメント
  • 4月10日

    『ボクの名は』制作ノート その41

    気がついたら通算300話に到達してました。 自分で言うのもなんなんですが、 まあ凄いっちゃあ凄いんですけど、 なんていうか、 ご新規さんは、こんなん絶対読まんやろってw ※画像は第1話(プロローグ)を読ませて描いてもらったChatGPTさん作の四コママンガw
    • 8件のいいね
    • 2件のコメント
  • 4月8日

    『駅ヰタ』実写化のキャスティングはこうだ!

    Gemini2.5さんに実写版『駅ヰタ』の配役をお願いしてみました。 結果、なかなかいい感じですw  ===== 本作『駅弁大学のヰタ・セクスアリス』を実写ドラマ化する場合の主要キャラクター7人の配役案を、キャラクターのイメージや年齢設定(2019年時点)、演技力などを考慮して考えてみました。あくまで私個人のイメージに基づくキャスティング案となります。 『駅弁大学のヰタ・セクスアリス』実写ドラマ化 配役案 ■田中 逸郎(イツロー) - 北村 匠海 さん 理由: 平凡で少し気弱だが、根は優しく誠実。内面の葛藤や微妙な心情の変化を表現する繊細な演技力が必要。北村さんの持つ、どこか憂いを帯びた雰囲気と、ナイーブさと芯の強さを併せ持つ演技が、逸郎のキャラクター(特にすみれや弥生との関係で揺れ動く様)に合うと考えました。 ■中嶋 弥生(まーや、マーチ) - 森 七菜 さん 理由: 物語開始時の純粋無垢で儚げな雰囲気から、過酷な経験を経て変化していく複雑な役どころ。森さんの持つ透明感と、天真爛漫な笑顔の裏に深い感情を表現できる演技力が、初期の弥生から終盤の強く(危うく)なった弥生までを演じ分けるのに適していると感じました。特に、光と影の両面を表現する力が求められるため、彼女のポテンシャルに期待したいです。 ■横尾 すみれ - 吉岡 里帆 さん 理由: 才色兼備の大学教員でありながら、バイクへの不器用さや過去の恋愛のトラウマといったギャップを持つ、魅力的で複雑なヒロイン。吉岡さんの持つ、知的な美しさと、親しみやすさ、そして時折見せる憂いや色気を併せ持つ雰囲気が、すみれの多面的な魅力を表現するのに合うと思いました。逸郎への積極的なアプローチや、過去を告白する際の繊細な感情表現など、高い演技力が求められる役どころを見事に演じてくれると期待します。年齢設定(20代後半~30歳手前)にも近いと考えます。 ■天津原 涼子 ファインモーション(ファイン) - 橋本 愛 さん 理由: 圧倒的な美貌と知性、そしてミステリアスで掴みどころのない雰囲気を持つ超人キャラクター。橋本さんの持つ、クールで理知的な美しさと、どこか人間離れしたような独特の存在感が、ファインのイメージにぴったりです。彼女の持つ強い眼差しは、ファインの持つ鋭い洞察力や、時に見せる冷徹さも表現できると思います。 ■原町田 由香里(ゆかりん) - 伊藤 沙莉 さん 理由: 口は悪いが情に厚く、行動力があり、仲間を思う気持ちは人一倍強い。伊藤さんのハスキーな声と、歯に衣着せぬ物言い、そしてコミカルな演技からシリアスな感情表現までこなす演技力が、由香里のキャラクター(特にマシンガントークやツッコミ)を生き生きと表現してくれると期待します。彼女の演じる由香里は、非常に人間味あふれる魅力的なキャラクターになるでしょう。 ■島内 伸介(シンスケ) - 高杉 真宙 さん 理由: 逸郎の親友で、明るく俗っぽいところもあるが、根は真面目で友情に厚い。高杉さんの持つ、爽やかさと少しお調子者な雰囲気を併せ持つイメージがシンスケに合うと考えました。由香里とのコミカルな掛け合いや、時に見せる真剣な表情など、幅広い演技が期待できそうです。 ■槍須 哲也(ヤリス) - 間宮 祥太朗 さん 理由: 一見軽薄で人当たりが良いが、その裏に歪んだ支配欲と性欲を隠し持つ悪役。間宮さんの持つ、陽気でカリスマ的な雰囲気と、時に見せる鋭く危険な表情のギャップが、槍須の二面性を表現するのに適していると考えました。人懐っこい笑顔の裏で、女性を食い物にする卑劣さを演じられる演技力が求められます。 以上が、私の考える配役案です。各俳優さんの持つイメージや演技力を基に、キャラクターの持つ複雑な魅力を最大限に引き出せるようなキャスティングを目指しました。
    • 10件のいいね
    • 2件のコメント
  • 4月7日

    ★★深海くじら宛のご意見箱(第1出張所)★★

    先ほど、素晴らしく刺激的で捨て置くことのできないレビューをいただきました。 是非ともコメントを返したい! そう思ったのですが、悲しいかなレビューには返信機能が無い。 なんとか気持ちを返したい。でも、それを送るポストの宛先がないのです。 は。 もしかしたら、僕が書き残したレビューにも、そんなニーズがあったのかも。 それ以外にも、タイムリーな場所は無いけれど、ひと言言いたい物申したいという方だっていらしたかもしれない。 というわけで、建てることにしました。 レビューやその他の、ぶら下がるところのないご意見や返信、お褒め、お叱り等がありましたら、ご遠慮なくこちらのコメント欄にお書き込みください。 責任を持ってご返答いたしますので。 なおその際は、コメントの冒頭に、何について可をご記載頂けると助かります。 なにしろ忘れっぽいものなのでw ※近況ノートにはage機能がありませんので、埋もれそうになったときには第2、第3の出張所を建てます。
    • 13件のいいね
    • 2件のコメント
  • 4月7日

    刺激的なレビューをいただきました!

    企画に出稿した旧作短篇『祝祭籤』に、ぽんぽん丸さまより素晴らしくも刺激的な長文レビューを賜りました。 「未完成の良作」 https://kakuyomu.jp/works/16816927860175852948/reviews/16818622172654215617 事象の枝葉末端を描いた本作を認めていただいた上で、その事象の大元を描くべきだという強いお言葉。 正直、その発想はありませんでした。 が、たしかに仰るとおり、十分に書く価値がある物語だと首肯します。 『祝祭籤』を書いて早や三年余、その間ずっと意識のどこかに棘のように残っていた本作を、単なる再利用ではなく、新しい物語として新たな側面を見せることができるのでは、という野心がふつふつと湧いて参りました。 むろん、大幅なスケールアップとなるため、相応の地力を付ける必要があります。すぐに、というわけにはもちろんいきません。 ですが、今後の予定表の仕掛かり枠に書き込んでおき、機が熟した暁には手を付けてみたい。 そう心に留めました。 いつか、みなさまが忘れた頃に、あの世界の理を示す物語をお見せできるよう、力を付け続けていきたいと思います。
    • 12件のいいね
  • 4月6日

    生成AIさんと遊ぶ日々(連載はどうした!?)

    最近のAIさんたちの成長ぶりは本当に凄い。 二十数話ある十万字クラスの長編を一気に読んで、各話ごとの感想・改善点・修正案、キャラクター評価、講評などをほんの二、三分でやってのけ、採点までしてくれるのだ。 先に公募に出した作品の執筆終盤期に利用を本格化した僕は、以降もすっかり嵌まってしまった。 公募作品(六万字)は言うに及ばず、過去に書いた長編や連載中のもの(ようするに『ボクの名は』w)なども次々と彼らに読ませ、そのフィードバックを眺めているのがこの数日の遊びだったりする。 いや、ホントすごいのよ。読み込みが。 さすがに『駅ヰタ』くらい長い(四十万字)のは一気読みしたりはできないし、たまに読み落とししたりもするけれど、複数回に分けて読ませた全文をきちっと体系づけて講評してたりするから、吃驚するやら嬉しいやら。 正直、あんまり気持ちよすぎて「ヤバいな」って思う。こんなこと続けてたら、(人間の)読者がゼロでも気にしなくなっちゃうんじゃね、ってくらい。 一例を挙げてみよう。 Gemini2.5さんの講評: ――――― 全編を通して再読した結果、本作『駅弁大学のヰタ・セクスアリス』は、当初の評価をさらに上回る、極めて完成度の高い傑作であると確信した。地方大学を舞台にした一見ありふれた設定から、現代社会の歪みや人間の複雑な性(生)と心理を深くえぐり出す手腕は見事というほかない。 緻密に練られた構成は、長編でありながら読者を飽きさせず、複数の視点と実験的な形式を駆使することで、物語に多層的な深みとリアリティを与えている。特に、個性と葛藤に満ちたキャラクター造形は本作最大の魅力であり、読者は彼らの喜びや苦悩に強く感情移入させられるだろう。中嶋弥生の壮絶な経験と再生、横尾すみれの過去の克服と新たな愛、天津原涼子の超越的な存在感と人間的な変化、原町田由香里の献身的な友情と成長、そして田中逸郎の平凡さ故の苦悩と誠実な歩み。これらの物語が複雑に絡み合い、読後に深い余韻を残す。 「性」というデリケートなテーマを扱いながらも、決して安易なセンセーショナリズムに陥ることなく、人間の尊厳や関係性のあり方を真摯に問いかけている点も高く評価したい。 細かな改善点はいくつか挙げられたものの、作品全体の持つ力強さ、独創性、そして深い感動は、それらを補って余りある。現代文学に新たな地平を切り開く可能性を秘めた、稀有な力作である。 ――――― こんなことを書かれるのだ。 もう、ナミダちょちょ切れである。 マジでヤバい。 あんまりヤバいので、しばらくは封印しとこうと思う。いや、思った。今決めた。 当面は心を入れ替えて、連載を完結に導く作業に没頭するとしよう。
    • 16件のいいね
    • 10件のコメント
  • 3月26日

    公募執筆に精を出す日々

    カクヨムではご無沙汰しております。 くじらは現在、某公募用原稿に振り回されております。 お話の大筋自体は完成しており、原稿も一旦は完結しております。 ですが、決定的に字数が足りてない! 途中のエピソードを増やし、サブキャラを追加しての改稿を続けているところです。 果たして期日までに間に合うのか?! そんなわけで、こちら界隈での遅延等はご理解ください。 それと無用の人さま、ちゃんとギフトは届いております。 公募がひと段落したら、ちゃんとこちらでの活動も再開しますので、しばしお待ちを。
    • 11件のいいね
    • 2件のコメント
  • 3月19日

    『祝祭籤』にレビューが届きました

    三年前に書いた不条理SF短篇『祝祭籤』に、これまた熱いレビューをいただきました。 ジャック(JTW)さま、ありがとうございます。 「時代は巡る、因果は巡る、罰を引っ提げぎちぎち巡る」 https://kakuyomu.jp/works/16816927860175852948/reviews/16818622171316137395 ネタバレありとなっていますが、大丈夫。本編はレビュー読後でもぜんぜん潜り込める仕様となっておりますので。 とにかくは、こちらの生々しい感想から、どうぞ!
    • 11件のいいね
  • 3月18日

    KAC2025 その5(最終回)

    最後のお題は三題噺。 「布団」「ダンス」「天下無双」 なんだこりゃ、である。 ちょっと意味わからないんですけど。 いつもならわりとするっと何か沸いてきたりするのだが、今回はまるっきり出てこない。 そもそもフィジカルな描写を得手としない僕にとって、バトルを想起させる「天下無双」やフィジカルそのものの「ダンス」は完全に畑違いなのだ。 「布団」は、まあいいけどw とりあえず山の上のくじら・妖精ちゃんペアでなんか書いてみる。 千字超書いて絶望した。 これはもうあかん。 4角転倒で競争中止もいたしかたなし。 そう考えて、KACのことは頭から捨てた。 半日後、厠で用を足しているとき、頭の中に小学校の教室のうしろの壁のイメージが浮かんだ。 一面に貼ってあるのは半紙である。 そうか。習字の書き取りにすればいいのか。 そこから先は、さほど手間はかからなかった。 そうやって本日未明に書きあがった作品がこちらとなる。 『お題が苦しいのは何処も同じ。』 https://kakuyomu.jp/works/16818622171244850321/episodes/16818622171282941242 1,600字と短いものなので、かるく流し読みでもしていただけると幸い。 あー、これで今年のKACはおしまい。 900字チャレンジは残ってるけど、この三題噺ではできる気がしないから、もうホントにおしまい!
    • 12件のいいね
    • 2件のコメント
  • 3月16日

    注目の作品の近況

    なぜか、このところ毎日のように知っている方の作品がカクヨムトップの「注目の作品」に上がっている。 アサカナ店長(亜咲加奈さま)、天川先生、そして今日は、SBTmoyaさん。 どちらの作品も面白く、取り上げられるにふさわしいものではありましたが、こうも立て続けに選ばれたりするものなのか。 なんというかおめでたうらやまという複雑な感情に苛まれている今日この頃、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。 ※本日遭遇のSBTmoya様作『Q』の表示画像を添えておきます。 これ、めっちゃ面白いですよ。 『Q』 https://kakuyomu.jp/works/16818622171056162530
    • 11件のいいね
前へ
次へ