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第6話「舞」の舞台について

いつも隠儺咒アナーキーを読んでくださる方、そうでない方もありがとうございます。

隠儺咒アナーキーの第6話「舞」を読んでいただいた方は、この話の舞台となった神社がどこか分かりましたでしょうか?
小説(しかも怨霊や鬼やと物騒な)に神社の固有名詞を出すのはいかがなものかと思い、ぼやっとさせましたが、ここでならまぁよいかなと思ってお話しします。

「舞」を書くにあたり、取材に行ったのが奈良県にある春日大社でした。
その日はバケツをひっくり返したとか、土砂降りとか、それくらいひどい雨で、お気に入りのスニーカーもどろどろになりました笑
天気のせいか、人が少なく、雰囲気を十分に味わいながら散策もできたのですが。

春日大社は灯籠が大変有名で、春日灯篭なるものが参道にずらりとならび、境内にも灯籠がびっしりと連なり、それは粛々とした雰囲気です。

なにより私が一番テンションが上がったのが、実際に鬼門があったことですね。
鬼門にはしめ縄が施されてあり、鬼門を閉ざすための築地塀が当時のまま残されています。
その先にある山は人が立ち入ることができなくなっている、なんとも魅惑の場所でした。

今尚鬼門が存在し、鬼門として扱われている。
それだけで胸がときめかないでしょうか?

胸ときめいた方は、ぜひ隠儺咒アナーキーで鬼門のある世界を楽しんでいただければ嬉しいです。


隠儺咒アナーキー
https://kakuyomu.jp/works/16816927862403269891

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