浅賀ソルト

振り返りなど。

1.
読み合い企画などに参加していてみんなの小説も読んでいるわけですが、いいところは勉強になると共に、悪いところも勉強になったりします。

人のを見て、やっぱり段落の字下げはあった方が見易いかなあと思いやってみたんだけど、これは効果がよく分からない。あまり関係ないかもしれない。

カクヨムなんだから会話が多い方が読み易いし良いだろうと思って意識的にそうしてたところもあるんだけど、面白い小説は普通に地の文も面白いので——当たり前である——無理に会話を増やす必要はないなと思いました。去年の後半から考え方を変えました。それよりも読める地の文を書くための技術とか文章力の方が大事だと思うなど。

2.
カクヨムコンに参加するつもりはなかったんだけど、「カクヨムWeb小説短編賞2023」というのも同時開催されていて、テーマを決めた「創作フェス」というのもやってました。
これならできそうということで応募しました。
しかし「優秀作はコミックフラッパーでコミカライズ」って書いてあるのに、コミカライズにも向かなければフラッパー向けでもないので、割とアホなことをしたとは思っています。受賞する気ないわけじゃないんだけど完全にお門違いだよなと。
こういうのを「カテゴリーエラー」と言うらしいですが。
コミックフラッパーは好きでよく読んでますが、自分の小説があれに載る内容だとは思えない。
https://kakuyomu.jp/info/entry/webcon9_shortodai_close
それはそうと皆勤賞はいただきました。皆勤賞は460人。
誰かの目に留まって読んでいただけるといいのですが。

3.
振り返りシリーズ

「新生児担当の看護師」
https://kakuyomu.jp/works/16817330669634417277/episodes/16817330669634433093
どんな話だよと思うだろうけど、現実の事件はもっと意味不明である。
https://www.bbc.com/japanese/66578346
比較すれば分かる通り私の小説の方がまだ理解しやすい(笑)

「再び、自分の欲望に忠実な魔法使いがたまには人を助ける話」
https://kakuyomu.jp/works/16817330669662755693/episodes/16817330669662779715
これも書いてて楽しかった。
こちらは続編以降を長編化しようと思って現在執筆中です。短編はビターでも長編はエンタメにすべしというジェフリー・ディーヴァーさんの教えに従う予定です。

「人はいつも最悪の事態に対処できない」
https://kakuyomu.jp/works/16818023212069017370/episodes/16818023212069041042
タイトルとキャッチコピーが我ながらうまくいったかなあと思っています。
評判もよかった。
体罰の話は実際にニュースになったバレー部とバスケ部の話をミックスしてアレンジしてます。


「お互いの在庫リスク」
https://kakuyomu.jp/works/16818023212389900523/episodes/16818023212389911973
こちらも我ながらうまくいった気がする話。
小説はアクションや行動よりも対立の緊張感の方が読み応えあるなあと、他の小説を読んでて思ったのでそういう娯楽を意識しました。


4.
以上です。
今年も頑張ります。よろしくお願いします。