お世話になっております。弓チョコと申します。
これ、言ってませんでしたね。エピローグは15話なのでこれでおしまいです。
これ以上は蛇足なのですが、ここまで読んでくださった方の為に(私が書きたいが為に)色々語ります。興味ないか、「もういいや」と思った時点で閉じてくださいね。
まずはご愛読ありがとうございました。毎日読んでくださった方がいらっしゃいまして、本当に嬉しいです。全部合わせて115日、約4ヶ月。中々長い連載期間でしたね。「ネフィリム」以来の100話越え。まあ文字数は少なめなんですが。
○執筆のキッカケ
「氷漬けになってる美少女」がふと過ぎりまして。ああ綺麗で良いなと。それ、今度の主人公に追わせようと。じゃあファンタジーだなと。何なら古代文明のお姫様にして、滅亡から逃れる感じでコールドスリープした感じにしようと。なら古代文明を巡るトレジャーハンターとか居るよな……みたいな連想ですね。
「マインド・ウォー」から1万年後の世界にしよう、は途中から思い付きました。シアを白愛のクローンにする案も同時に。5000年後の世界はいくつか書きましたが、いよいよ1万の大台に行こうと笑
○個人的に好きなシーン、設定など
主人公のクリューと親友オルヴァリオが最後戦うのですが、彼らは特別な能力のある「トレジャー武器」は使わないんですよね。ただの剣と銃。周りが炎出したり派手なことやってるのに、メインキャラがこれ。こういうの渋くて好きなんです。
あとはリディによる武器の説明回とか。オリジナル理論なんですが、まあ一応筋は通ってますよね。
それとサバイバル関連ですね。強さより生存力とか、対組織戦の考え方とか。難しい話なんですが、クリューが大人なので充分理解させられました。少年主人公じゃこうはいかなかったですね。少年だったら殺人に対する考え方の違いで一悶着ありそう。マルは偉い。
以下、キャラのぶっちゃけ話。
○クリューとシア
人前ではあんまりイチャイチャしない弁えカップルですね。クリューがクールなんですが、まあそんな彼を眺めているのも楽しいお年頃。
シアの肉体年齢は、一応次回以降の作品のネタバレになりそうなので伏せましょうかね。黎(レオン)と一緒に亡くなった白愛(シロナ)の肉体を元にしていますから。
多分このふたりは、ずーっと初恋みたいな感じで、夫婦ってより恋人ってな距離感で暮らすと思います。アツいね。
えー。女の子をふたり授かります(ぶっちゃけ)。
○オルヴァリオとリディ
人前でも気にせずイチャイチャしたいリディとちょっと恥ずかしいオルヴァ。完全にリディに主導権がありますが、夜は逆転するようです。
因みに「皆の屋敷」では寝室は距離を離しています。まあそりゃ、ね。
なんというか、リディがエロいです(ぶっちゃけ)。
自分達がもっと冒険したいからと、子供はひとりだけ。男の子でした。タイミング的には、クリュー達の所の姉妹に挟まれる形ですね。血縁の無い姉と妹と一緒に育つ訳ですね。あらあら。
○エフィリスとマル
人前では何も気にしない肝っ玉マルと、孤児院でコテンパンに叱られたので肩身が狭いエフィリス。英雄が実は駄目野郎って良いですよね。マルが小さいのにしっかり者っていうのも良い。このデコボコカップル好きですねえ。
エフィリスはほんと、放っておくとずっと冒険してるのでマルは苦労します。子育ても院に任せきり。夫としては駄目野郎。
けど子供達からは絶大なる信頼を勝ち取る英雄で、父親としては……まあ微妙。悪影響は多少あるかも。
長男、次男、長女、三男と4人産みます(ぶっちゃけ)。それでもまだ、マルは20代なんですよね。
○サーガ
完全なる引退で普通に余生を田舎で家族と暮らして終了です。現代からしたらまだ若いですが、この世界のこの時代だと、そんな感じ。数年に一度くらい、ちょいちょい仲間達と会っていたりしたら良いですね。こう、手紙のやり取りとか。シアとかは多分筆まめだろうなあ。
ぶっちゃけ、執筆時はもう10歳若かったです。おじさまにしたのはリディの上位ベテラン感を出すためですね。チーム内での役割も一緒ですし。
○サスリカ
一応、ここでは言及を避けましょうか。「サスリカ編」後、彼女がどうなったかは読者様の想像にお任せするということで。
1万年前の、蒼空(ソラ)や愛音(アイネ)に仕えていた時代の彼女もいつか書きたいですね。
ぶっちゃけ古代知識チートなので、どうやってこの子を封じるかずっと考えてました。ナイスネヴァン。
○エヴァルタ
これ、カクヨムだけの読者様は何も分からないと思います。アルファポリスにしか投稿していない作品のキャラクターですから。しかも初期。
いつか再登場させたいと思っていたんです。流石にフロウは無理でしたが、彼女は不死身ですからなんとか。嬉しくて1話まるまるあげちゃいました。
彼女達の旅は終わってないみたいですね。どんな結末なのでしょうか。
○ネヴァン商会
どうやって倒すかめっちゃ悩みました。隙無さすぎだろと。でも確かに向こうとしても全力だもんなあと思いながら。悪の組織が「ちゃんと」すると無敵なんですよね。オルヴァのミスとクリューの存在がなんとか光明を見出しました。
「STARLIT KNIGHT」のネヴァン商会と同じ組織かどうかは、次回以降の作品に持ち越しということで……。
○カナタ・ギドー(義堂彼方)
悪い人じゃないんですよ。悪用したのがグロリオというだけで。彼は単に、負けヒロインの男版というか。結局幼馴染みの白愛は黎とくっついちゃったので不憫なだけなんです(ぶっちゃけ)。
因みに彼の正統な子孫の一族は「帝国は滅ぼさせない」で確認できます。ハルカは子を残していないので消去法的に彼の血筋の筈です。と言うより、未来と心理の血筋かな。
○もうほんとこれで最後です。
駄目ですね私は。言いたいことありすぎ。本編で語れよって話ですよね。でもここでくらい語らせてくださいな。大好きなキャラクターの織りなす自信作ですから。ほんと永遠に語れそう。
では本当に、これで終わりです。公募どうなるですやろか……。
重ね重ね、ありがとうございました。
次回作も是非、遊びに来てください。