• 異世界ファンタジー
  • 現代ファンタジー

帝国は滅ぼさせない。あとがき

お世話になっております。弓チョコと申します。

昨日で「帝国は滅ぼさせない。」が全50話完結いたしました。ご愛読ありがとうございました。

と言うわけであとがきを。

①いわゆる世界観について
「帝国」と聞くとなんだか悪役のような気がするのは何故でしょう。帝政→独裁みたいな連想でしょうかね。ということで、悪役好きな私は、民に労働と重税を強いて、他国へ不当に侵略する「帝国」にフォーカスを当てました。倒すべき帝国を守る主人公なんて面白そうじゃないですか。

②主人公アイネについて
やっぱり可愛い女の子が良いなあ、と思ったのです。あんまり笑わない子になってしまいましたが。「遥かなるマインド・ウォー」のハルカに似てますね。
まあ相手の勇者シュクスが男の子なので、こちらは女の子かなあと。

③過去作との関係性
作中では匂わす程度で、そこまで話の本筋にがっつり関わってはいないと思います。しかしやはり、私の描きたい小説は『そこ』にありました。
ラウムとアビスの因縁と戦いが気になった方は、「遥かなるマインド・ウォー」を。
人類滅亡時に神々と戦った英雄については「ネフィリム・エスカトロジー」を。
ホタルが再会したアスラハの話が見たいなら「BLACKOUT」を。
全部おすすめです。

④伏線
というか、まだまだ明らかになっていない所が沢山ありますね。前作を読んでも分からない所は、次回作以降の回収ですね。
ですが『今、ここに生きているキャラクター達』には過去の話とか未来の話とか、もしもの世界とか関係ないですから。彼らは目の前の目的を達成するまでです。言わば天視点の我々が勝手に面白がっているだけです。それが楽しいのですが。

⑤個人的に好きなシーン
リンナが日本語でキレる所です。あれは好き。なんか皆、転生したと思ったら勘違いしてそうですよね(笑)
人は皆、自分の人生の主人公ですが、それは自分の中だけで、世界が自分に合わせることはありません。

さて、このあたりにしておきましょう。感想お待ちしています。なんかTwitterで宣伝しても全くRTされなくなったのですが私何かしましたかね?(笑)

では次回作もよろしくお願いいたします。

2件のコメント

  • あとがき読みに来ましたー!

    まさかこんなにいろんな作品と繋がっているとは知りませんでした。
    なるほどー。だから世界が深いんですね。帝国は滅ぼさせないのために作ったストーリーなんじゃなくて、そもそも他の作品での構想があったから転用できた、と。
    なるほどなるほど。安心しました。いえ、ちゃんと人間だなって(笑)
    主要とはいえ若干脱線する内容にあそこまで世界を用意するって化け物じゃねえかと思ってましたからね。
    とはいえ、それを知ったところで作品の良さは変わらないのでね。やっぱりすごいなって。いやーしばらく余韻に浸れますよ。これぞ長編小説の醍醐味。

    マジで読者増えないかなあああ!!
    絶対読んだら面白いのに。今多分作者の弓チョコさんより私の方が読者欲しがってますよ。話しできる人欲しい。
  • コメントありがとうございますー

    ご愛読ありがとうございました!!

    そうなんです。実は、私はもう17、8作色んな舞台とジャンルで書いていますが、実は「私の世界観」ひとつを書いているに過ぎないという壮大な構想でした。
    詩一さんに読んでいただいた「地方領主の娘」とも、今の時点ではほぼ無関係ですが、いずれ今後発表する作品にて「繋がる」予定です。

    マジ読者様増えて欲しいですねええええ。
    「話できる人」これなんですよ。私の作品について考察とか感想とか言い合っているスレを眺めるのが私の夢です(なんだそりゃ)。
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する