新樫　樹

新樫さん、こんにちは。
すぐにお返事をしたためられず心苦しく思っていたのですが、ようやくぼちぼちこちらにも顔を出せるようになりました。というのも昨日はほぼ丸一日寝ていたので......私の場合は風邪や体調不良などではなく、恥ずかしながらただの筋肉痛なのですが。
おととい友人に誘われて初めてスノーボードというものをやってみたのですが、見事に全身が悲鳴をあげてくれました。寝るのも痛く、座るのも痛く。日頃の運動は大切だと身に染みて説教された気分です(スノボ自体はめちゃめちゃ楽しかったです)。
あ、奇遇にも行き先は新潟でした(新潟といえど広しですが)。

インフルエンザとの闘い、こういう言葉が適切かはわかりませんが、お疲れ様でした。私は幼少の頃に一度だけ罹ったきりではありますが、その大変さは想像できるつもりです。なのでこうしていつも通りのお姿を拝見できたことを本当に嬉しく思います。
まだしばらく季節的に寒い日が続くと思いますが、どうか残りの冬も元気なままに乗り切って、暖かな春を迎えられますよう。

新樫さんのような素晴らしい文章を書く方に自分の文章を好意的に受け取っていただけて、嬉しいのと同時になんだか気恥ずかしいです。自分が惹かれ、魅力的だと思える作品を書かれる方に、魅力的と仰っていただけるなんて......
ありがとうございます。本当に光栄です。
もちろん文章にはタイプがありますし、私には新樫さんのような文章はたぶんこの先も書けないだろうと自覚してはいるのですが、そんなことはお構いなしに新樫さんの文章や作品には憧れます。
新樫さんの作品はみなどこかで希望を持っていたり、あるいは希望に向かっていたりするように感じるからでしょうか。人や人の作るさまざまなものの怖さであったり内面での黒さみたいなものはあからさまに表面では描かれていませんが、主人公の思考であったり出来事はそれらの存在を無視しているわけではないように感じられて、それでいてその上にはずっと大きな優しや柔らかさが当然のように乗っている、そんなイメージです。穢れを知らない無垢な幼子の理想郷的物語ではなくて、現実的な社会に住む人が描き出す小さくて大きな希望の光というほうが私の抱く感覚にずっと近いのですが......的外れなことをいっていたらすみませんと思いつつ、私はいつもそんなふうに感じながら、新樫さんの作品を拝読しています。
だからこそ新樫さんの描く光はすっと胸に沁みますし、ときおりそうした新樫さんの描く柔らかな光が、小さな子供たちの無垢な光を撫でるという構図が現れたりすると、たまらなく愛おしく感じたりするのです。

それから、新樫さんが私の作品に見てくださった部分、そっくり私が描きたいテーマのひとつでもあって、嬉しいな、ちゃんと伝わっていたんだなと静かに感銘を受けました。
そうして同種の書き手の方同士だけではなくて、タイプの違った人間同士でもお互いの文章を好きあえる関係になれるのだなぁと思うと、ちょっとだけ不思議で、それでいてとても温かい気持ちになるのでした。 (*´꒳`*)

p.s.
久々にこんなに長文のコメントを書いてしまいました。病み上がりのところすみません......例のごとく読むのがお辛い場合は適当にかいつまんでご覧ください。(｡-_-｡)

はまなすさん、いつもありがとうございます。
先ほど、こそっとコメントを置いてきました。

すぐのお返事でなくて大丈夫ですよ。わたしなんてパソコンを見られない日がたくさんありますから。
……と思ったら。ようこそ新潟へ！
初スノボによる筋肉痛で身動きできずとは、なんて可愛らしいと思ってしまいました。
全身痛くて「もう新潟嫌い」にならず、楽しい思い出になったようでよかったです。
またぜひ新潟へおいでくださいね。名物のお問い合わせなど、いつでも承ります！