どうも、毎度急に呟きたくなる青田です。
皆さん『ゾンビ映画』は好きですか?
私は好きです。
キョンシーでも、吸血鬼でもなく、ただ人を襲うだけのシンプルなアンデッド。
それ故に使い勝手がいいというか、パニックホラーの定番ですね。
そうしてパニック物あるあるの、やられモブも一杯な。
ええ、好きなんですが、とにかくあのやられ役の人達にイライラさせられるのですよ。
何というか『志村 後ろ うしろ~~!』と声をかけてたくなるような毎度な愚行の数々。
よくあるパターンは、後ろからゾンビが近づいて来るのに気がつかない。これはゾンビが発生している事態を知らなければ仕方ないことだけど、もし分かっていたらもうちょっと危機意識を持てー!
志村さんのはご愛敬で楽しいが、こういうのは毎度ハラハラするどころかイラっとさせられる。
また大抵のパニック物にあるが、叫ぶだけでまわりで見ていて何もしない輩。ちょっとは手伝えっ!
そういうのを庇ってやられちゃう人とか、ホントに報われん。
逆に足引っ張りまくりな奴だけ生き残るとか、イライラするぅ~(# ・`д・´)
そう、お気軽に見られる反面、ついストレスを溜めてしまうのだ。
なら、見なきゃいいじゃん! 分かってるなら文句を言うな。
はい、そうなんです。分かっちゃいるんです。
わかっちゃいるけど止められない~(;''∀'')つい見ちゃうのだ……💧
まあ、エンターテインメントの盛り上げ要素として仕方ないんでしょうねえ。
(現実には自分も、他のことで人様のストレスを作っているかもしれない……ことは棚上げだ)
ただこれも画面の向こうでならまだイラッとだけで済ませられるが、当事者となるともう怒り頂点だ。
今朝の夢もそうだった。
経過は忘れてしまったが、どうやら街にゾンビが大量に発生した模様。
私は咄嗟に近くのビルらしき中に飛び込んだ。
中はエントランスホールなのか、ガランとした縦長の空間で、両サイド灰色のコンクリート壁で中には椅子一つない。突き当りに開いた四角い出入口の奥に階段が見えるくらいである。
そこで私は観音開きになっている扉をすぐに閉じた。丸型のノブでなく、『コ』の字型の取っ手がそれぞれ付いた内開きタイプだ。
そこへゾンビ共が外から押し寄せて来る。
夢なので私一人の力で押さえられているが、半透明のプラスチックみたいに柔らかいドアはバコバコと湾曲してくる。
後ろを振り返ると、先程の突き当りの出入口にこちらをおっかなびっくり覗く何人もの姿。
「何か、つっかえ棒!」
私は叫んだ。つっかえではないが、取っ手の間に通せばとりあえずドアはロック出来る。
が、奥にいる輩はみんなオロオロとしているだけ。
「早くっ 棒でも何でもいいから持ってこいっ!!」
つい命令口調で怒鳴ってしまった。
頭の奥ではチラッと、このまま手を放して巻き込んでやろうかと本当に思った。
とにかく誰かが棒状のモノを持って来たので、即その場を離れる。
階段を駆け上がると、今度は何故か板の間の廊下になっていた。
階段自体も木製の手すりのある、ビルやマンションでない、家の中の風景だ。
向かいにいくつか部屋があるようなので、どこかからバリケードになるように家具を持って来ようかと一瞬思ったが、即却下した。
誰も後から上がって来ないからだ。
これは他の人の逃げ場を塞ぐと思った訳ではない。一人じゃ家具を動かすのが無理だからだ。
申し訳ないが、私はそんな感じで人でなしである。
ともかくこういう時はスピードが命。判断ミスも怖いがモタモタしているのが一番良くない。
そういう事は映画を見て知っている。
そう、私は映画で行動を学ぶ輩である。
なんというか、こんな時どうするとシミュレーションしてしまうのだ。
そう考えるとあのやられ役たちは、貴重な反面教師として役立っているのかもしれない。
ともあれいつの間にか、ビルの裏口の外に出ていた。そこはコンクリートの壁と隣のビルに囲まれた、L字型の小さな空き地になっていた。
そこにドラム缶や、何やらイナズマに似た形の薄い金属製の板が何本かあった。
コンビニなどのスチール製の陳列棚を下から支える板みたいなものである。
そこに何故か以前勤めていた会社の先輩が飛んで来たので、拾ったその板を半分(三本ほど)渡す。
先輩も怖がりだが、いざという時に頼りになるタイプ。ヘタにおろおろする大人数より安心して背中を任せられる。
私も三本ほど束ねて使うことにした。板がやや薄いので曲がる可能性があったからだ。
本当は銃とかがあればいいのだろうが、ここは日本だし、尚且つ私は的に当てるセンスがない。
昔、グアムで一度だけ射撃場に行った事があるが、結果は散々だった。
三十発中、的に当たったのは僅か五、六発だけだったと思う。もちろん真ん中なんか一発もない。
強いて言い訳させてもらえば、私は近眼だし(メガネは着用してた💧)的まで15メートル近くあった。(しかしほぼ全弾当てた、チャーリーズ・エンジェルみたいな綺麗なお姉様もいた)
そして何故か、ドーベルマンが放し飼いだった。
(これはホールだけだったから関係ないが、まず中に入りづらかった)
ちなみに私が撃ったのは25口径リボルバー。反動が少なくて女子でも撃てるというので勧められた。
男性たちは38口径が一般的らしかった。
料金はアップするが、ダーティハリーで有名なマグナム44も撃てたらしい。
流石に怖くて誰も挑まなかったが。
とにかく反動が少ないはずなのに、あんなに当たらないんじゃ無理だ。
やはり私は打撃系しか出来ないようである。
機関銃とかなら多少はいいかもしれないが、やたら無駄弾を使い過ぎてすぐに弾切れになりそうだし。
そんなこんなを思いながら、武器を探していて夢が覚めた。
ああ、ゾンビと戦闘しなくて良かった……。
死人とはいえ、実際に人をぶっ〇すなんて気持ちいいもんじゃないし(ゲームはフィクションなので別)、リアルな話、多勢で来られたらいつまで持つことか。
プロの野球選手だって千本ノックはキツイと思うのだから、普段から鍛えてもいない奴が思い切り何かをフルスイングしていたら、すぐ疲れるのは火を見るよりも明らか。
気持ちは若くても体がついていかん……💦
この間見た『ロンドンゾンビ紀行』の老人たちを思い出す。
う~ん、やっぱり何事も体鍛えるのがまず第一なのだろうか。
夢で色々と考えさせられる青田だった。
ゾンビの夢は結構あるので、いつかまた呟きます。
それともやはり『夢日記』エッセイで書こうか……?
需要があるか分からないけど、暇つぶしに読んでもらえれば嬉しいです。