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書く楽しみ、読む楽しみ

・書くときに使う脳みその部分と読むときに使う脳みその部分は別のようである。とても近くにありそうだが。

 引き続き、頭の中はからっぽである。アウトプットしたいことは何もない。代わりにインプットのほうはまあまあで、きのうは村上春樹の「羊をめぐる冒険」の後半を一気読みした。


・「羊をめぐる冒険」を読み終えたので、次は何を読もうか。
 書かれた順番で言えば、有名な「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」だが、「羊をめぐる冒険」のつづきは「ダンス・ダンス・ダンス」である。「ダンス・ダンス・ダンス」を読むか。
 森見登美彦の新刊「シャーロック・ホームズの凱旋」も読みたい。

 とりあえず、きょうは、書いた長編に似ていると言われた「後宮小説」(酒見賢一)のつづきを読むことにしよう。別に似ていないと思い、途中で放り出していたのだ。


・【書評】村上春樹「羊をめぐる冒険」(講談社文庫)
https://kakuyomu.jp/works/16816452220241455189/episodes/16818023212228313653
 短い書評を書いた。

4件のコメント

  • 後宮小説!懐かしいです!
    その昔古本でなんとなく買ったのですが、ファンタジーノベル大賞の第一作だったのを、随分あとになって知りました。当時はそこまでのインパクトは感じませんでしたが、いまでもイメージが鮮明に残っている、ということは、たしかにユニークな存在だったのでしょう。
    懐かしいタイトルに思わずコメントを。失礼いたしました。
  • 話がそれて映画のことになりますが、私も自作を読んでもらったときに、「彼女がその名を知らない鳥たち」に似てる、と言われたことがありまして、すぐに確認しました。確かにモチーフなどが似ていて、ぐううううと歯噛みしましたが、商品として評価を受けている作品と類似点があるという価値の部分と、すでにある既視感という欠点の部分の両方を踏まえて大掛かりな手を入れたことがありました。

    杞憂かもしれず、大変な作業になるのかそれも青切さんのご判断によるものだと思いますが、取り組むお姿に刺激をうけます。
    ありがとうございました。
  • (申し訳ありません、本もありました💦連投失礼いたしました)
  • ・虹乃さん

    こんにちは。

    「後宮小説」はいま隆盛をきわめている後宮ものの元祖、源流として、触れられることがあるようですね。多くの方が後宮ものを書いているのに、そのユニークさがかすんでいないようで、すごい作品だと思います。
    「薬屋のひとりごと」というアニメを見て、後宮ものを読みたくなり、そういえば「後宮小説」があったなと、いま、読んでいる次第です。

     丸谷才一という作家がよく言っていたのですが、小説の世界というのは大きな河の流れで(源流は「竹取物語」や「源氏物語」)、後発の小説と言うのは、既存の作品から何かしらの影響を受けているのが自然です。何かを受け取って、次世代に橋渡しする役目があります。
     上の考えが好きなので、何かの作品に似ていると言われても、私はまったく気にしません(パクリと思われるのは避けなければならないでしょうけど。あと、私が作家を目指していないのもあるでしょう)。
     何かの作品に似ていると言われると、「ああ、私も小説という河の一部になっているのだ」と安心します。

     楽しいコメントありがとうございました。ではでは。
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