『死鎧の騎士』昨日の夜に『第15話 聖騎士』を投稿しました。
今回、ようやく物語の本題っぽい所に入ってきました。赤髪の聖騎士登場です。拙作で赤髪の聖騎士というとまずアリアが出てきますが、特に関係はありませんw この世界、地毛は割と普通の髪色(金~濃い茶あたりまで、黒は異世界人のみ)なので、ちょっと目立つ色となるとどうしても赤になるのです。ラヴィーリアみたいな目立つ白金(銀髪とも表現できなくはない)は珍しい上に彼女は瞳が紫でしたから、かなり特殊だと思います。
まあ、赤毛といっても実際にはオレンジに近いかもしれませんが。
当然のようにカジモドが居ますけど、アミラが触れることで表面の思考がわかります。まあ相変わらずの糞野郎ですが、やっぱりこのくらいじゃないと三下は務まりませんね。
リヴァースグラヴィティは『かみさまなんてことを』の幕間でリメメルンが使ったように、後の時代ではちゃんと対策を学ぶようになります。初歩の魔法で対策できるので、この辺は実戦経験の積み重ねですね。
カジモドは上手に一行を嵌め、注意を逸らしながら秘匿された攻撃で徐々に追い詰めていきます。
角兎は昔から西洋で存在を噂された幻獣ですね。名前はナントカ言ってた気がします。これってweb小説でもよく出てくる怪物ですが、ゲームで初めて見たのはドラクエだったような気がします。あれの影響ですかね? ゲームと違って古典的な姿は二本角で、捩じれた短い角か、大き目の鹿角だったと思います。
まああとはウサギってことで定番のモンティ・パイソンのホーリーグレイルをネタにしています。『シャーレの中の彼女』でも出てきました。あっちはちゃんと白いウサギですが、所謂ヴォーパルバニーってやつですね。ヴォーパルは鏡の国のアリスに出てくる造語です。昔はあまり見かけなかったネーミングなのでよくゲームで使ってましたが、今ではもう当たり前になりましたね。
次回、『第16話 ディールオ卿』本日の夜に更新です。
お楽しみいただけますと幸いです!
『死鎧の騎士』
https://kakuyomu.jp/works/16818093088653827442