『死鎧の騎士』昨日の夜に『第22話 アルダト』を投稿しました。
アルダトはアルダト・リリーっていうメソポタミアの悪霊ですね。これ最初はベタにサキュバスの予定だったんですけど、女も相手できる淫魔じゃないと困るので探してこちらになりました。先に文章を作ってたのですが、容姿の描写に鳥の翼と蛇を生やしてたら、ちょうどいいのが居たのでアルダトになりました。先に調べてから容姿を決めたわけじゃないんですこれ。サキュバスだと割と蛇は関係なくて翼も蝙蝠かもしれません。まあ、創作してると割とこういう偶然が生まれます。
あとは光源の描写ですね。自分でも時々忘れますけど、創作界隈って光源の描写がとんでもなく雑なんですよね。誰もがナイトヴィジョン持ってる上に洞窟でも容易に色の判別までできちゃったりして。
『かみさま~』とか『堕チタ勇者~』とか、月齢をきっちり決めた作品では、夜の明るさが違います。満月、新月、上弦、下弦と、夜の明るさは月齢と時間帯によって違うんですよね。作品でも、もっと活かせればいいんですけど、そんな夜ばっかり活動してられませんしw
あとは洞窟なんかの光源が無い場所での描写ですね。松明の灯りで色の判別は難しいです。血の色と緑の色って判別付かないかもしれませんね。『かみさま~』の頃には永続の光を付与した石ころが用いられてます。このくらいのものが無いと、地下になんか怖くて入れないんじゃないかなとか思います。
全然関係ないですけど私、洞窟探検モノ好きなんです。けど、あまり好みの物が無いんですよね。『ディセント』ってダメ映画がありましたけど、この作品の冒頭は素晴らしいです。途中からありきたりの映画に落ちてしまいますが。
最後に変態修道女さんが登場して――
次回、『第23話 ヘル』本日の夜に更新です。
お楽しみいただけますと幸いです!
『死鎧の騎士』
https://kakuyomu.jp/works/16818093088653827442追記
あと、クリストフがネルに近寄って血を流すシーンは定番のベタな演出ですよね。最後に、助かって一緒になれたと思った夫婦が、明らかにナイフ持っていて危険な妻に近寄って刺されて死ぬという。
クリストフ、ちゃんと傭兵なので怪我をした程度で済みました。