『アルメセラ年代記』って皆さんご存じですか? 昼ドラみたいなオープニングの曲が特徴的なあのゲーム! 知る人ぞ知る、PS2の『セブン モールモースの騎兵隊』ってゲームの『本番』です。
『モールモースの騎兵隊』の部分はチュートリアルなんだそうです。なのでめっちゃ簡単。そして『アルメセラ年代記』が本番なんですけど、ゲーム自体がストイック過ぎてきついんですよ。どのくらいストイックかと言うと、蘇生なしのWizardyくらい。正にハードコアモードです。
世代交代しながら1000年とか戦い続けるんですけど、なろうファンタジーとかでよくあるような周期的な魔王復活みたいなのがあるんですよね。なろうなら勇者に助けて貰おう! なんてことになるんですけど、そんなものはない! ので計画的に騎兵隊を運営して後継を育てていかないといけないんですけど、育てた後継も数年で引退したり、とにかく入れ替わりが激しい。それなのに凶悪な魔物はどんどん湧くし、街なんて見捨てた方が手っ取り早かったり……。
いや皆さん、なろう系の王様とかをよくバカにしてますけど、このゲームをやったらその気持ちもわかりますよ。国を維持するためにどれだけ苦労して、そして勇者なんてカードに救いを求めてしまうか。セーブ無しアルメセラ年代記ですよ。魔王と戦う為政者側の気持ちもちょっとは分って欲しいものですね。