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『死鎧の騎士:国王ロカレス』更新

『死鎧の騎士』昨日の夜に『第43話 国王ロカレス』を投稿しました。

『かみさまなんてことを』まで変わることの無い謁見の間だと思います。本来なら、大賢者が立つ場所には文官たちしか立っていません。逆に、大臣と王族が居た場所には王族しか居ませんでした。『勇者のオレの~』の頃には大賢者が居るので、それまでの間に祝福というものが一般化したんだと思われます。

ロカレス・フォル・ドバルが勇者ドバルが国王になって僅か2年で王位を譲渡されたと言うのは第11話で語られた通りです。ちなみにフォル・ドバルというと、『かみさまなんてことを』に登場した騎士団長エイリュース・フォル・ドバルの家系です。フォル・ロスタルと同じく、フォルは力強さを表すので、勇者、それも極端に強かった勇者の家系に付けられる祝辞なのかもしれません。まあ、優れた勇者の子孫だからと言って、皆優れているわけでもなく、逆も然りです。世はうつろいゆくものです。その辺はテンプレじゃないですね。

アミラは地の文では『国王』と呼んでますが、ちゃんと表では『国王陛下』と呼んでいます。これ、他にもあって、例えばアミラの地の文では『女』と呼んでますが実際に呼びかける時はTPOに合わせて敬称付けたりしてます。結構世渡り上手なのかもしれません。ちなみにミルハイネの地の文は『女性』と呼んでます。まあ、微妙すぎてわからない表現ですがw あとたまに間違えます。


次回、『第44話 ロカレスの父』は本日の夜に更新です。
お楽しみいただけますと幸いです!


『死鎧の騎士』
https://kakuyomu.jp/works/16818093088653827442

2件のコメント

  • アミラの基礎スペック高いんすよね。
    庶民の感覚はしっかりと持ちつつ、位の高い相手、又はその場その場での
    断ち振る舞いを心得ているのは、結構凄まじいことサラッとやってますよね。

  • やっぱり主人公は弱くあっても、どこか優れた部分が欲しいのですね。

    立場が上の相手に接する方法と、割と無茶やる未熟さと度胸が三つとも揃ってるのがファンタジーのオモロ系主人公かなと思います。
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