上野の森美術館
「世界を変えた書物展」
行ってまいりました。
いやー、本って本当にいいものですね。
ラテン語もギリシャ語も読めませんけど、活字って美しいな〜とか。
革や瑪瑙紙の装丁ってウットリだな〜とか。
そんな中、コペルニクスの初版本の装丁が裏紙というか他に印刷した紙の流用っぽいのはどゆこと?とか。
混んでさえなければ、もっとじっくり見たかった!
私の従来の関心はいわゆるルネサンス期なのですが、それとは別に印象に残ったのは、レントゲンのX線の発見から一連の核物理学の分野。
書籍や書簡の展示とともに、目覚ましい速さで研究が進んでいき、ヒロシマの原爆のレポートへ。
科学の進歩とは何なのか?
ありふれた問いかけですが、あらためて考えさせられます。