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キャラクターの口調を安易に変なものにしない。

切羽詰まったときにすっごい面倒になるぞ!

そもそもキャラ立ちを語尾とか口調とか安易な手法に頼るなという話でもありますが、リアル寄りではなく非常にフィクショナルな話を書いてるわけだからその辺は許してくれい……と己に甘いことを言ってみました、ピクルズジンジャーですこんばんは。

リアルが立て込んだり、メンタルが沈んだり、そもそもなかなか思ったように書けなかったり、それを紛らわすために他人様の書いた本を読んでみたりしていたせいで気が付けば前回から数週間もの間があいておりました連載作の続きを昨日更新することが適いましたので、お知らせいたします。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885611315/episodes/1177354054891201260

うまく書けなかった理由の一つに「一応本作は百合小説を標ぼうしているというのに、前回など一人の少年をめぐって二人の少女がバチバチにバトルするのがメインになるエピソードであった(※少年に対し明確に恋愛感情を抱いているのは一人しかいない)……。世の中には百合小説には男性は出さないで欲しいという人も少なからずいるこのジャンル、いくらメインキャラに絡まない男性キャラは出す派の百合書きとしてもそれはよくないんじゃないか?」てな経緯で筆が進まなくなったことなどがあります……。

そんなわけで、今回出番の多い演劇部のお姉さまたちのシーンがやや濃い目となりました。本当はもう少しさりげないものにしたかったのですが、書く方もたのしかったので良いことにします。
なお、今回の苦しみの原因の一つに演劇部のお姉さまのうち片方の口調に非常に手を焼かされたというものもあります。こんな喋り方をする奴だと決めたのは自分だというのに……。まあそんなわけで、この日記のタイトルにその後悔を現わしてみた次第です。

なお私の趣味で『アドゥレセンス黙示録』のタイトルをついだしてしまいました。ちなみにこの時代では前世紀末のカルチャーはサブカルチャー好きの女子たちのあいだでは古典として愛されている設定です。令和の世の中でも大正モダンや昭和レトロなどが愛されているようなものだとご解釈ください。


ここ最近の回ではカメラ係に徹している主人公ですが、次回からは主人公らしく派手に活躍する予定ではあります。予定、ではありますが。

本作の主人公は偏差値は高い方らしいのに短気で衝動的な性格ゆえに軽率に愚かな行動に出やすいヤツである反面、どんなひどい目にも合わせてもへこたれないのでライオンの子のようにガケの上から突き落としてもぶつくさ文句言いつつも這い登ってくるという、書き手にしてみれば動かしやすいキャラクターでもあります。その性質を活かして大いに暴れさせてやりたいものです。

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