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“That's "Mr.KANEDA" to you, PUNK!”らしいです、英語では。

エッセイにする間でもない雑談ですのでこちらで。

原作に準拠したAKIRAの新アニメが作られるそうで、まあどうしてもわくわくしてしまうそんな世代に属します。
原作は昔よんだものの、当方がアホすぎてよくわからなかったところもあるのでこの機会に読み直したいですね……。原作ミヤコ様の格好良さは印象的ですが。

それはそうと劇場版AKIRAといえば、なんといっても「さんをつけろよデコ助野郎」ですよね。
なにが「なんといっても」なんだと叱られそうですが、「人がゴミのようだ」クラスに好きな人が多いセリフである点であることは間違いないはずなので許して欲しい。

まあ私もあのくだりが非常に好きなわけですが、いくらなんでもあのアニメ映画のドラマはあのシーンを出すまでの前振りと後日譚だなとしか思えないまでに好きなのはちょっとどうかと思う。でもやっぱあの再会のシーンで五億点くらい点叩き出せているからこそのAKIRAだと思ったりもすんですよね、……わりと本気で。

あそこでエモーションを高めたのちに、アクション→レーザーのバッテリー切れ→「汚ねえぞ、鉄雄、素手で勝負しろ!」→「悔しいのがどんな気持ちかわかったかよ?」に至るまで、このほんの数分間でのため息つくような緩急のつけかた、軽いコメディーはさんで落とした後にまたエモい方向にギュッと舵を切る話の流れ(しかもキャラクターの動作と表情と最小限の台詞のみ)とか、本当に神がかってるなー……と、お手軽に動画などをみてそんなことをしみじみかみしめたというだけの雑記です。

そういえばどなたかのエッセイで「公開された約三十年前は確かに最先端だったろうけどもその間に世界中の人がみんな真似しちゃったから、今見るとそんな大したことない(※大意)」という内容のものを読んで軽く凹んでしまったのだった。
……いやまあ確かに若人が見ればそういう面はいなめないであろう……、技術は日々進歩することを思えばどうしてもそれは避けられない宿命ではあり、こういう感覚も身に覚えがないわけでもないので凹んでも仕方がないのですが。
でも「え、今見てもすごくない? すごくないの?」と素で言っちゃうような、映像方面の最新作をなかなかインプットする機会のない者は狼狽えてしまうのでした。

だって今でもついつい「ビューティフルドリーマー」とか見ちゃうしなあ……。


そういえば押井守が女の子ばっかり出てくるコメディアニメを企画してるというニュースも聞きました。立ち喰いネタとかぜひやって欲しいですね、放送時期には別の食べ物が流行ってるのに、チーズホットクとかタピオカでうんちく語る女子とか出して欲しいです。

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