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未公開作品を公開しました

 前回の近況ノート(https://kakuyomu.jp/users/amagiryou/news/16816452219607060520)で述べた理由にて作品を未公開に設定していましたが、メリットとデメリットを秤にかけてデメリットのほうが強く感じてきたので公開することにしました。

 サイトを絞ればそれだけ読まれづらくなりますし。

 こちらで公開すれば少しは読まれるようになるかなと。

 機巧操兵アーカディアンの頃にコメントをくれた皆様にも。

 あの頃は自分では大変だと思ってましたが今に比べれば何億倍も楽しかった。アーカディアンの名はそれなりに周知されて話題になって、賑やかでした。

 今は静かなものです。

 僕は誰が読んでるのか分からないPVの数字を見ても全く承認欲求が満たされないタイプで、感想コメントなりレビューなり言葉で反応をいただかないと読まれている実感を得られないんですよね。

 なので、そうして名前(本名でなくても)を知っていて交流のあるかたにこそ読んでもらいたい。その欲がほとんど満たされなくなっていて非常にさみしいです。

 特に今書いている『機甲操兵アーカディアン』は『機巧操兵アーカディアン』のリメイクで、それで閑古鳥が鳴いているのは当時との落差を痛感して凹んでいます。テンションが上がらなくて筆が乗りません。

 こんな気分でアーカを書きたくなかった。

 私的な事情で10月末から小説が書けなくなりそうで、いつか復帰できる保証もなく、最後の作品になるかも知れないということで自分にとって特別な機巧操兵のリメイクを書くことにしましたが、このペースだとそれまでに完結させられるか怪しいです。

 こんな弱音をグチグチ吐いても宣伝の上ではマイナスでしかないのは承知していますが、もうどうにでもなれという気分で吐きだしました。残り2ヶ月弱、せめてこれまで僕の小説活動を共に歩んでくれたミカド・アキラを裏切らぬよう最後までがんばります。

2件のコメント

  •  お疲れ様です。
     お気持ちわかります、私もノベリズムで書いてた時多分同じ思いしてました。
     感想くれないと誰が読んでるのかわからないんですよね。ブクマ数の欄もユーザーへのリンク表示されないので余計に、ね。
     新しい作者様との出会い(というよりは新しい人脈から得られる新しい知見とか)を求めて新天地に来たはずなのにTwitter等の相互さんとかでもないとホントに誰が読んでるのかわからないからその人の作品読みにいけなくて、新しい出会いが……orzっていうこと、少なくとも私にはありました。

     事情で書けなくなるのはまじかってなりましたね。

     もし帰ってこれたらまたロボ創作しにカクヨムに帰ってこれる様に祈ってます。
     まぁ自分も半ば放ってるのであんまり言えた義理ではないのですがね(台無し←)。

     長文失礼しました。

     追伸:あんまり関係ないけど個人的に世紀アーカがお気に入りです。
  • >王叡智さん
     ペルさん、いつも気にかけてくださり、ありがとうございます!

     世紀アーカのこと、たまに話題にしてくださっていましたが、そこまで気に入っていただけていたとは知りませんでした。なのに現在どのサイトでも非公開にしてしまっていて申しわけありません。

     あれは機巧操兵のあと燃えつき症候群になっていて、壮大な話、深い話が書けなくて、そこまでハードルを高くするとなにも書けないので自分的にそこまで気合いを入れずに「駄作を作る勇気」のつもりで書いた作品でした。

     それが大失敗でした。

     それ以前はアーカディアンは同じ機巧操兵だけで、アーカディアンの名を冠した機巧世紀はそれと同等のものだと期待してくれた人に駄作を読ませてしまいました。

     機巧世紀にずっとコメントをくださっていた人が終盤のある時期からそれがぱったり途絶えて。これにはかける言葉がないと、Twitter上で僕へのエアリプと思しきものも呟かれていて「ああ、失望させてしまった、幻滅させてしまった、見損なわれてしまった」と深く後悔しました。

     以来、壊れてしまって1年以上なにも書けない時期に突入してしまって。そのきっかけとなった機巧世紀は僕の中で最悪の黒歴史になってしまって、人目にさらすのが苦痛で公開を取りやめてしまいました。

     創作は一期一会。

     何作も書いていれば当たり外れはあって当然でも、初めから駄作のつもりで書いてはいけなかったんだと考えを改めました。それからなんとかかんとか新作を出せるようになって、技術は確実に上がっていると思いますが、注目度は当時と比べるべくもなく落ちぶれました。いったん失くした読者は戻ってこないですね。僕が裏切ったのですから自業自得、因果応報です。

     でも世紀アーカで負った心の傷も時と共に風化してきて、そこにペルさんがお気に入りと言ってくださったことで、再公開する気になれませんが、いつかリブートしたいという気持ちが湧いてきました。

     書くとしたら機甲遊戯アーカディアンと機甲操兵アーカディアンのあいだの話として、今書いている世界観に組みこもうと思います。前述の事情で書ける目途は立っていませんが、そう思っただけでも心が軽くなりました。機巧世紀を黒歴史にしてしまったことを昴・朧・明たちに申しわけなく思っていましたので。

     本当に、ありがとうございました。
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