機巧世紀アーカディアン。
本日、完結いたしました。
昨年の12月1日に第1話を投稿し、本日が2月24日。約3か月……気づけば1年の1/4も書いていたんですね。もっと短く感じていましたが、それは本来ならカクヨムコン4に向けて開始したこの作品、2か月で終わる予定だったからです;
それに間に合わなかったことで「締め切りまでに仕上げる」という意欲がなくなり執筆ペースが落ち、ずるずると1か月も延長してしまいました。
何はともあれ、これでこの作品を書くために中断していた『神機の国のアリス』を再開できます。
ただ。
休載している間にもアリスについて色々と考えることがあり、一部の設定を変更して初めからリブートすることに相成りました。機巧操兵アーカディアンのリブートで地獄を見たというのにまただよ! しかしアリスという作品を納得のいく形で続けていくにはこれしかありません、再び地獄へと舞い戻りましょう。
それに伴い、タイトルも変更します。
『世界樹の国のアリス~時計仕掛けのグランギニョル~』(仮)
10の大地が連なる世界樹が舞台なのは相変わらず、そのことがわかりやすいタイトルに変わりましたね。また世界観がスチームパンク風味に変更されており、それが『時計仕掛けのグランギニョル』の部分に反映されています。
この『時計仕掛けのグランギニョル』、僕がスチームパンクロボット物を書く時のタイトルにしようとずっと前から決めていたタイトルで、本来はアリスとは別の作品なのですが、この度設定を整理して融合いたしました。
最大の変更点は、アリスたちの乗るロボット。
『神機の』では全高40m、中はがらんどうで魔力で関節を動かしていましたが、『世界樹の』は全高10mと小さくなり、中には正に時計仕掛けといったスチームパンクなメカニズムが詰まっています。
その操縦方法はマスター・スレイブ方式。
『神機の』と違い、パイロットの全身にその動きを読み取るトレースマシンを装着して大変ロボメカしく操縦します。『神機の』は操縦描写がややおざなりになっていたので、そこも大きく改善する所存です。
人間関係に関わるストーリー上の重要な展開はなるべくそのまま残しつつ、世界観のみ大胆に変更する、正直かなり難しいかと思いますが、なんとかがんばってみます!!
とはいえまだ準備期間。公開日は未定です。『神機の』を楽しんでくださった皆さんも、新しく興味を持たれた方々も、どうぞあとしばらくお待ちください。