TAMA-CHAN様よりレヴューをいただきました。
TAMA-CHAN様、ありがとうございます。ご紹介いただいたこと、そして内容への感想に感激しております。自信につながり、とても励みになりました。これからもがんばっていきます!
ここでTAMA-CHAN様を含めた読者の皆様にお詫びしたいことがあります。
この作品では世界観について意図的なミスリードをしています。作劇上の意図あってのことですが、ご不快に思われた方もおられると思います。
誠に申し訳ありません。
これよりしばし、そのことについて言い訳をさせてください。
そのミスリードとは作品の舞台が「私達の住む現代社会」に見えるように書いたことです。ロボットが出てくる以上少しは違うのだろうけど、他は大差ないと思われるように。
ネタバレになるので詳細は申せませんが、実際の舞台設定は異なります。ですが、読者の皆様にはまず同じだと認識していただきたいのです。
なぜなら、私達の現実とはかけ離れた世界に住む縁遠い人ではなく、他でもない私達自身が、巨大ロボットが実現する日を迎えてそれに乗りたいという夢が叶った状況を空想するのがこの作品のコンセプトだからです。
その夢を託す、器たる存在が主人公なので、アキラ君は私達からかけ離れた存在になってはいけないのです。
実際、アキラ君も他の登場人物たちも内面は「完全に現代人」のつもりで書いています。
作品世界は今の姿になるほんの少し前までは私達の世界と全く同じで、登場人物たちはまだその頃の感覚を覚えています。
私達がパソコンや携帯電話、ゲーム機など進化する機械を次々買い替えながらも、昔使っていた物の感覚を覚えているように。
彼等はまだ私達とかけ離れた存在ではなく、同じ価値観を共有する者として感情移入が可能な存在です。
読み始めた当初「現代人そのもの」と思い、途中でそのものではないとわかった後も、当初の感覚のまま現代人だと思って読み進めていただければ幸いです。
また、この世界で他でもないあなた自身がロボットに乗る状況を想像してみてはどうでしょうか。それが皆様にとって楽しい遊びになれば、望外の喜びです。
くどくどと書いてしまい申し訳ありません。
それでは今回はこれにて、失礼いたします。