小さなこの葉君は願います。 桜母さんが一人ぼっちにならないように。 そんな願いも北風さんは無情にも壊していく。 必死に頼むこの葉君。 頑張りぬいた先に、この葉君がみたものは……。

今日も玉三郎さんは、街を元気にパトロール。 太陽が出ている時は、玉三郎さんはみんなの玉三郎さん。 でも、家では私だけのものです。 そんな玉三郎さんと私の秘密を、こっそり教えて差し…

多分、夢。 あれが何かと言われると、多分神様か何か……。 夢だと思うけど、言われるままに、見えるものを見ている。 あれ？　あれれ？ 小さな、小さな生き物が、こっちを向いて話しかけ…

人類の歴史は、その発生と同時に始まる。しかし、我々は記録として残っているものしか知ることはできない。しかも、その一部ですら、発見されなければ埋もれたままとなってしまう。そして、発…

幼馴染で年末年始の夜通しカラオケ。 それも、最後になりました。 選ぶのは、日常か、それとも……？ 一応男が主人公なので、ラブコメとしてみました。

僕って誰だかわかります？

ただの三分間じゃない。つながれば長くなる、その三分間。

十二人の死にたい子供たち。 アンリの台詞にある、『外部にいる誰か』から生まれた物語です。 キャッチコピーにああ書きましたが、読んでほしいのは山々です。 しかし、原作を最後まで読ん…

時空図書館付属遺失物管理室。 物語の主人公達が、失ったものを求めた時に現れる不思議な扉。 その向こうにある秘密の部屋はいつしかそう呼ばれていた。そして、失ったものを取り戻せるその…

ある男の独り言。 単なる男の独り言。 何となく、落書き気分？

帰宅すると、妻と息子と娘が風呂に入っていた。 そのまま、ビール片手に至福の時間。いつの間にか、息子と娘が先に上がって着替えている。 それも終わると、寸劇が始まる。それは見慣れた光…

十二人の死にたい子供たち。 主催者サトシには、兄がいる。 これは、兄の物語。 『十二人の死にたい子供たち』のつどいが開かれるきっかけとなる事件。 『埋もれた事件』で生き残った兄が…

人の世界を滅ぼす魔王に立ち向かう勇者とその仲間たち。これはその記録の物語。 登場人物紹介 魔王（レベル８０） 勇者（レベル１０） 狂戦士（レベル１００：暫定値） 女僧侶（レ…

12年の歳月が生んだ、戦いの記録

中学の頃から何かと競い合っていた妻と結婚し、三人の娘に恵まれ、たまに訪ねてくる孫たちという老人の生活になっても、私たちの闘争は終わらないと思っていた。 だが、それは妻の死という…

義母からの電話で駆け付けると、自失茫然となった義父の姿があった。 『まさか、儂の事まで……』と呟く義父。 幾度となく『娘を忘れる』義母を笑っていた義父も、『自分の事を忘れられる』…

病院に訪れるのは、生きている人だけではない。 救急搬送される途中で、不幸にしてお亡くなりになる方もいる。 救急医の石田にとって、それは日常の一部だった。 しかし、ある若者の不…

まだ、文字のない時代。 人は常に魔物の脅威に怯えていました。 そこに一人の男が、現れてこう言います。 「さあ、私と共に立ち向かうのです。決してあきらめてはいけません」 かく…

線路沿いの散歩道。 そこがあたしの散歩道。長年この街に住んでいるあたしは、この街の事なら何でも知っている。出ていく者、入ってくる者。それらをずっと見守ってきた。 最近になって、急…

お祭りなので、かにけんメンバーで参加させていただきますね！

人はなぜパンツをはくのか？ ある男が、その真理に迫ります。