新作『高校生探偵・猫目石瓦礫の日常』を始めました。これは前作『彼には不釣り合いな冒険』の主人公だった瓦礫が、タロット館から戻ってきた後、どのような日常を過ごしているのかというお話になります。
そのため、物語では前作の事件のことがたびたび触れられますが、ネタバレはありませんし前作を読まなければならないという性質の話でもありません。前作は非常に分量が多いので、気の向いた人だけ読んでください。
要するにこの話は、ひとつの物語を語り終えた人間が、次の物語へ進む前の長い幕間のようなものです。短編形式で一話完結、どこから読んでもOKという構造にしたので、気になった話だけでも読んでいただけると幸いです。