あげあげぱん

東京に大穴『ダンジョン』が発生して数年、そこで活動する探索者たちは大穴から呪物を持ち帰ってくる。呪物には元となる物語があり、それを見定めるのが呪物鑑定士たちの仕事だ。大岡マニアは…

大切な姪っ子がダンジョン配信を始めた！？ その知らせにアキヤは愕然とした。十六年前からダンジョンに潜ることをやめていたアキヤは、活動の再開を決意する。全身を漆黒の鎧に包み、姪っ子…

僕はダンジョンの入り口で途方に暮れていた。謎のジョブ【名付け親】になってしまったせいで、パーティを組んでくれる相手がいないのだ！　そんな僕に手を差しのべてくれたのは巫女服を着た美…

霧島ウミヒコは砂浜で奇妙な宝石箱を拾う。そんな彼の元へと、同じクラスの女子生徒がやって来る。彼女から夜の学園での肝試しを提案され、霧島は面倒に思いながらも同意し、共に学園へ向かう…

あやかしに関する事件を解決します。そんな触れ込みでヒノモトの国を行き来する男が居た。シラカミはその名の通り白い髪で人々からは奇異の目で見られる。そんな彼が新たな事件を解決するため…

月の地下世界に住む僕は明るい地上世界へ行くことを夢見ていた。 そんなある日空から回転するものが落ちてきた。それは動物で猫というそうだ。 暗い地下世界から抜け出た僕が、バタートース…

賢い幼子が一つの選択をする話です

深夜、僕は最近流行りの天下無双ダンスを、スマホの動画アプリで見ていた。ふと奇妙な動画が流れ始める。

夢の中で僕が人を殺すと、現実で人が死ぬ。僕は夢の中で、僕を止められない。それでもなんとか、しなくちゃならない。

我々はコティングリーに住む高齢の女性の家を訪ねた。彼女が、かつて妖精を見たと話していたからだ。不都合な事実は揉み消さなければならない。それが我々、財団の使命だ。

僕は子どものころからずっと、怪異という存在に憧れている。これは、そんな僕の変わらない日常の話。

料理好きのOL音鳴花子の元に、お隣の部屋からイギリス系美少女エリザがやってきた。ある日、ひょんなことからエリザを食事に誘った音鳴の毎日は変わっていく。人生をより楽しいものへと変え…

三月。五十歳の母が私の妹を生んだという。私はなにか妙なものを感じながら二年ぶりに実家を訪ねる。

あげあげぱんが、好きな怖いものについて好きに語るエッセイ……のようなもの。 一話完結ですので好きな話からお読みください。

朝、目を覚ました。ベッドから体を起こす。身支度をしてドアへ。ドアノブを回す。急がなければ

レムリア国を旅する作家のヴラーヴァが国中のホラースポット二十七か所を選んで紹介！　彼女の旅行記を、ちょっとした空き時間に楽しみましょう！ ワンダーマジック出版発行。 一冊百ゴール…

私は岸に住んでいる。 酷く冷たい風の吹く、嫌な土地だ。 かつてここには神様が住んでいた。 私は岸で燃える火を眺めながら、考える。

幼き日、怪異によって両親を失った帝英二は高校二年生になった。彼はオカルト部に所属し、時には怪異絡みの事件を解決する。 怪異が人々の生活に非常に近い、日本のきさらぎ市で、英二は今日…

今度、連載予定作品に登場する主人公 帝英二の生い立ち 怪異鑑定クラブの0話にあたりますが、こちらは読む必要はありません

アッ君が山の祠を壊したと言った。 その日、妙なお爺さんが現れて、夜中に奇妙な番組が始まった。

龍の鱗を拾いました。お空を見ると龍がふよふよ飛んでいました。

今日は台風。こんな日は布団にこもって過ごすに限る。

夏が終わる頃、海の家でのアルバイトも終わります。海の向こうに沈んでいく夕日を眺めながら、私は帰る場所について考えていました。

雨が止んで虹が出ました。私はそれを描こうと思いました。

鏡の中の私は、暗く淀んだ瞳でこちらを見つめていました。

悲しい気持ちになって、海に行こうと思った僕の話

ジョー・ブラッドはある日、転んで頭を打つ。自分が転生者であること、この世界が生前やりこんだゲームの世界であることに、はっきりと気付いた彼は、このままでいると近い将来、死んでしまう…

ある夏の夜のことです。僕は暗闇に炎を見つけました。

僕とケウケは酒を飲む。 ケウケは妖怪について語る。 そんな僕たちの晩酌の話。

八尺市に住む僕が集めた市にまつわる怖い話を語っていきます。

あのカタツムリを食べた時から、木に上りたい、その思いで私は動いていた。

ガチャの話です。 と言ってもガチャポンの話。 僕が子どもの頃に見た不気味なものについてです。

僕は彼女のミキと共に森林浴へ訪れる。 ミキはいつも元気で一緒に居ると楽しくて、癒される。 森の妖精みたいな彼女との会話を楽しむ癒しのひととき。

王女マリーは、戦争に負け燃え落ちる都から死に戻った。マリーは戦争が起こる原因となった異国の王子の死を回避する。そこから違う時が動きだし、異国の王子はマリーにアプローチをしてくるよ…

僕が小学生のころ、不思議なシールをくれる駄菓子屋のお姉さんがいた。

たくさんの首が砂浜を行進していたと投稿があり、我々は現地へ取材におもむいた。

小学生のKがクラスでお化け屋敷を作ったそうです

僕が見たものは霊だったのか、それとも夢だったのか

一人歩きという怪異をご存じでしょうか？

あなたはクビノキリトリセンという言葉を知っていますか？

とある港町のラーメン屋。そこではカウンター席に食品サンプルが置かれていた。

私は町のとあるお店を訪れました。そこは雑貨屋ということになっていますが、町の人には呪物屋と呼ばれています。

僕は幽霊を証明したいんです。だから、話を聞いてください。

友人が話してくれた雨の日のあやかしの話です。

友人の子供時代の不思議な体験。 からかさおばけにご注意を。

幼い僕は天から垂れる不思議な糸を見ました。