選挙があるたびに毎回言ってるから耳にタコが出来てるだろうが今回も同じことを言う。
「選挙では白票は絶対に入れるな」
これである。
なぜ白票を入れてはいけないのか?
それは白票は「意思表示」ではなく、ただの「ノーカウント」の票となってしまうからだ。
現行の選挙法においては白票は「字が汚な過ぎて、あるいはだれに投票したのか分からない不明票」という扱いなので「白票」を個別にカウントすることはしない事になっている。
だから仮に白票がブッチギリの1位でも立候補者には一切ダメージが入らないし、ましてや「白票が多いのを何とかしなきゃ!」と思う政治家は1人もいない。
なので白票には何の意味が無い。
「立候補者が全員クソだから」って言うのなら「なぜあなたが立候補しないんですか?」っていう話になる。それが民主主義だ。
そういう理由があるから「有権者の意思として白票を投じましょう!」って言う連中には敵意むき出しにして良い。
なぜなら「白票が増えれば増える程、有効票における組織票の比率が高まって有利になる」からだ。
例えば有効投票数が10000票だとすれば、組織票の2000票は全体の20%だが、白票で有効投票数が5000票に下がると組票織の2000票は全体の40%になる。
同じ票数でも全体の割合が少ない方が当選する確率は上がるわけだ。
そのため白票を入れるのではなく「絶対に当選させたくない奴」以外の候補者を投票するか、あなたが立候補してくれ。
「どの候補者も当選させたくないのなら白票を投じましょう。それが国民の意思表示です」って言う奴は全員、100%、漏れも抜けも無く詐欺師として軽蔑(けいべつ)すべきである。
なので橋下徹の奴は軽蔑に値する事を言ってるのであって、政界を引退したくせに子供に間違ったことを植え付けるために、しゃしゃり出るなとは言いたい。
「どの候補者も当選させたくないのならあなたが立候補しましょう」というのが本当の民主主義なんだ。
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