https://www.youtube.com/watch?v=cWHkuC8R_fU エビスビールのCMで「エビスは何度でも完成する」「完成って1度だけじゃなくてもいいんだ。その方がいいじゃん」って言ってたけど、これ重要。
https://note.com/agatuma_yui/n/n92851da5c117 手前味噌になりますが、仕事においては「最初は30点だけど次は50点、次第に70点、80点と修正できる人」が本当に仕事が出来る人。
と書きましたが、ここに至るには「完成って1度だけじゃなくてもいい」という考えが無いと本当に難しいかと。
「完成」って言うと一般的には「完全に出来上がること」っていう意味だから「完成したらもう動かしようがない」って考える人がほとんどだと思う。
だからCMで「エビスは何度でも完成する」というのが「意外」で「刺さる」ワードなんだと思う。
このフレーズ考え出した人はもっとサッポロ社内で評価されてもいいと思う。
作家の間では途中まで書いて「やっぱり白紙に戻します」って言いだす人が多いらしいけど、それは「最初から100点を目指そうとしている」からであって、
それをやるよりも、とりあえず読める形にしてどうするかを考えた方がいいのでしょう。
とある編集者の魂の叫びでは
「『書いては消して』とかホントやめましょう! 今後の展開? そんなものは書き上げてからゆっくり考えればいいんです!
ほかの作家さんにも何度も言っていることですが、まずはいったん! 最後まで!! 形に!!! してください!!!!」
との事なのでやっぱりプロトタイプを作ってそこから修正した方がいいものが出来るらしい。
なので「駄目だ最悪だ。こんなの人様に見せられない。末代までの恥だ。恥ずかしい」と思っても見せる勇気を持たないとまずいかもしれない。
何せ頭の中では「大ヒット間違い無し」でも、それをマンガなり小説なりと形にすると「うわ何だこれ。こんなの駄作じゃん。誰だよ描いたの」となる恐怖があるんだよね。
特に「絶対ヒットさせなきゃいけない」って思ってる人は1%でもヒットしない可能性があるのを極端に嫌がるからいつまで経っても描かない(正確には「駄作だと思いたくないので描けない」)のがオチかと。
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