「小説家になろう」のデータによると、1万字を書き上げることが出来る作家は全体の半分以下しかおらず、10万字書き切れる作家は全体の20%しかいないそうです。
データが正しいのだとすると、俺は「10万字を1作以上は書き上げることが出来る、全体の20%しか持っていない稀有な能力」を持っていることに「なってしまいそう」です。
学校のクラスで言えば30人いる1クラスだと5人に1人、つまりは「6人ぐらいしか」持ってない能力だという事になるらしいんですよね……これっぽちも実感というか「特別感」が無いのですが。
しかも8年弱かけて何作も10万字超えの作品を継続的に作り続けている事になる。となるとこの20%の中でもさらに数は減る事になるでしょう。
1回10万字書いてみて「これはしんどいや」って思って書くのを辞める層も確実にあるでしょうから。そういう意味でも稀に見る才能の持ち主らしいです。
……自己意識としてはこれっぽちも才能があるとは思えませんが。
個人的には10万字書くのは大変厳しい努力を要する事です。でも10万字を「書きあげる」事は出来なくても10万字を「埋める」事は何とかできるので、
毎回毎回何とか10万字を「書く」のではなくて「埋める」事はやってるんですよね。だから10万字書くのは「ものすごく難しいけど不可能じゃないだろう」っていう感覚なんですよね。
それがどうしても出来ない、と言われてもピンと来ないんですよね。
1番衝撃を受けたのは「1万字を書き切れる人さえ半数以下」っていう事。
さすがにいきなり10万字は無理だろうとは思うけど(俺はそれをムリヤリやってしまったが)1万字くらいなら書けるんじゃないのか?
っていうのが正直な感想で、それすらできない。っていう人がいるのにもう大変な衝撃、それこそ後頭部をガァン! と殴られて「目から火花が出る」位のとんでもない物なわけでして。
小説本文の他にもこうやって近況報告という形で、1000字程度の記事を週3回上げているんですがこれも週3000字、
1ヵ月4週とすると月に12000字、年間で144000字というこれまた10万字の大台を楽々と超えるという計算になるわけなんですが、苦労して書いている。と思ったことは1度も無いんですよね。
「自分には出来て当然な事こそ才能」だとするのなら「10万字埋めれる」だけでも十分素晴らしい才能という事に「なってしまう」らしい。
うーむ……全然実感や特別感を感じないのだが。
例えていうならフルマラソン42.195キロを完走できる人からすれば「完走できるだけでも物凄い」って言われても
「いやぁタイム見たらズタボロですし」って言って完走できることを特別視していないのと一緒なんでしょうか。
……書きたくても書けない人にとっては今回のお話は心底嫌味な発言だったでしょうが、傷ついたというのならすまなかった。
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