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2023年12月18日の近況報告 プレイステーション2は本当に凄かった

 現在でもニンテンドースイッチでさえ抜けない販売台数を誇るプレイステーション2は、当時を知る人間としては本当に凄かった。という話です。



 まず凄い所の1つ目は「初代プレイステーションと互換性を持たせた」ってところ。
 初代プレステの競合相手である後期スーパーファミコンやニンテンドー64、セガサターンと比べてCDによるソフトの安さを武器に市場に切り込んで任天堂からシェアを奪った実績があるので
 それをそのまま使えるというのは大きな利点でした。



 今までのゲーム機は次世代機では旧世代機のゲームを遊べないのが当たり前だったのでこれは画期的。
 任天堂がゲームボーイアドバンスで旧世代のゲームボーイソフトを引き継いで遊べるようにするよりも早く下位互換を実現していました。
 以降任天堂の携帯ゲーム機はニンテンドーDSや3DSと言った具合に下位互換が実装されるんですが、その先駆けと言って良いでしょう。
(任天堂の据え置き機でもWiiはゲームキューブ、WiiUもWiiと互換性はあるのですが)



 凄い所2つ目は「DVDプレーヤーとしては破格の安さ」だったところ。
 当時のDVDプレーヤーは10万円を超えるものもあったのに、それがわずか39800円で買えるのは当時としてはかなりの驚きでした。時流の波にうまく乗れたと思います。
 その時は「PS2で一番売れたソフトは『映画のマトリックスのDVD』」って言われるほどで、当時は「マトリックス避け」が相当な勢いで流行っててみんなマネしてたんですよ。
 しかも年月が経つにつれてどんどん安価になっていく、というオマケ付き。



 個人的にかなり地味な点なのですが凄い所3つ目は「メモリーカードの大容量化」だと思います。
 初代プレステの頃はメモリーカードの容量が貧弱で、ゲームを変える度に一々カードを差し替えていたんですがそれが無くなりました。
 8MBという当時のゲームのセーブデータを保存するのには十分すぎる容量で、
 カードの差し替えをしなくて済むのは「地味だけど積もり積もって大きなストレスになる」のを無くせるという意味では大きな意義がありました。



 現在では任天堂が巻き返していますがPS2は本当に凄くて、面白いゲーム機だと言わざるを得なかったとは思います。



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1件のコメント

  • ノート一覧から見つけました。
    始めまして。

    同じくリアタイ世代ですが、やはり圧倒的に大きかったのは、挙げられている理由の2つ目、DVDプレイヤーとして破格に安かったことだと思います。
    あれが、日本においてDVDの市場を一気に拡大させたのはほぼ間違いないと思いますし。
    実際私もPS2は最初DVD視聴用として購入したのは否定できませんしね。
    ゲームも結構やりましたが(^^ゞ
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