いわゆる「ナーロッパ」と呼ばれる
「ウィザードリィやドラゴンクエストやファイナルファンタジーといったコンピューターRPGをベースとした上で指輪物語などのファンタジー小説やD&DといったTRPGの『ごった煮』(諸説ある)」である
異世界ファンタジーって、今時の若い人にはどこまで通じるのだろうか。個人的には10代20代の若い人の多くはRPGって言ったらポケモンかマインクラフトを思い浮かべると思うのだが……。
「ナーロッパ」で大きな部分を占めるであろうドラゴンクエストは現在12が開発中で、現時点で最新作の11は2017年7月、バージョンアップ版の「S」は2020年12月に出ました。
1作前の10はオンラインゲームで10年近く前に発売して(その後オフライン版も出たが)
2作前の9はDS版で14年前の発売となっているからスパンの速さではポケットモンスターやマインクラフトには到底追いつけない。
リメイクで過去作が3DSやスマホに移植されているし、ソシャゲや家庭用ゲーム機で派生作が出ているので露出度はそれなりにあるものの、
若い人、主に10代20代からしたらはRPGって言ったらポケモンやマインクラフトだろうなぁ。
アップデートで半永久的に新しい要素が追加され続けるマインクラフトや、新作や派生作を高頻度で作り続ける態勢が出来ているポケモンには「フットワークの軽さ」では多分ドラクエはかなわない。
ポケモンに至ってはそれ1つで会社が出来る程の規模で、かつてエニックス(現スクウェア・エニックス)には「ドラクエ課」があったそうだけどそれすら上回る。
学校で講師を務めている人が言うには「ラノベは今でも若い世代たちに読まれている」のだそうだが、異世界ファンタジーばかりの現環境に違和感を抱かないだろか。
カクヨム甲子園っていう高校生限定のコンテストには、少なくとも受賞した物の中には異世界ファンタジーなんてほぼ無いから、
若い人の感性からしたらどう映るんだろ……「靴箱を「ゲタ箱」って読んだり「視聴覚室」を出したりする学園もの」みたいな感じで見るのだろうか。
今の若い人たちはファンタジーの事を、俺達30~40代で言う「時代劇」みたいな感じで見ているのだろうか。うーむ……。
もしかしたら若い人たちは「ナーロッパ」っていう言葉自体、俺達30~40代で言う「時代劇時代」と似たような「古臭い老害のわめき」みたいなイメージで言ってるのかもしれない。
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