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2023年10月09日の近況報告 スポーツマンシップというもの

 ラグビーのワールドカップ日本代表の皆様、並びに彼らを支えたチームスタッフの皆様、1日遅れではありますが夢を見させていただき、まことにありがとうございました。
 世界の強豪相手への奮闘、お疲れさまでした。今はゆっくりと身体を休めて英気を養ってください。



 さて、どんなスポーツも「対戦相手がいるからこそ成立する」というのを忘れてはいけないんですよ。
 今回のラグビーはもちろん、野球もサッカーもバスケもボクシングだって「対戦相手がいないと試合が成立しない」んですよ。
 勝ち負けを競って戦う相手とはいえ、相手チームに対して「自分たちと対戦してくれてありがとう」という敬意を持つのはスポーツマンとして最低限にして最高の礼儀だと思います。
 それがいわゆる「スポーツマンシップ」というものでスポーツに参加する選手はもちろん、さらには彼らを応援するファンも誰もが持つべき「相手に対する敬意」だと思います。

 これは「スポーツなんかに興味なんてないよ」と言ってゲームばっかりしている人でも関わる話です。
 今ではオンライン対戦が出来るようになって手軽に個人、チーム関わらずに対戦が出来るのが当たり前になりましたが、
 そこに味方であろうが敵であろうが一緒にゲームに参加してくれる以上は「対戦に参加してくれてありがとう」という最低限度にして最高の礼儀は持つべきだと思います。



「勝ったら嬉しい負けたら悔しい」それは分かります。体育の授業で散々な目に遭わされてきた私でも分かるのですが、そこに飲まれたら良い事なんて何一つないですよ。
 国内外問わずサッカーのサポーターが暴徒と化して暴れまわることが起きているそうですが、あんなの「論外」です。0点未満=0点よりも悪い「失格」です。
 学校のテストなら「解答欄はもちろん、名前も書かずに提出する」よりも価値のない事です。0点未満なので。
 繰り返しになりますけど「勝ったら嬉しい負けたら悔しい」ってのは分かります。でもそれは暴力を振るう理由になりませんし、振るっても試合結果は変わりませんし、それこそ何にもならんだろと。

 ゲームのオンライン対戦でも負けたら「味方がクソだった」って言い訳したくなりますが、それをしても何にもならないんですよ。
 言い訳すればするほど腕前が上がるというのなら思う存分すべきだと思いますが、そうではないですよね? だったら言い訳はやめるべきです。
 それにあなたも昔は下手クソでチームの足を引っ張った事も1度や2度では無いはずです。



「一緒に試合で対戦相手として戦う事になってくれてありがとう」この相手に対する最低限にして最大限の敬意を持った上で選手もサポーターも試合に臨んでほしい。
 これが無くなるとスポーツ自体がマウンティングの道具と化してしまう、恐ろしい事態になってしまうでしょう。
 ちょうど赤い国がオリンピックで金メダルを取るために国家ぐるみで薬物ドーピングをしたのと同じように。



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