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2023年10月07日の近況報告 セガのカードゲームは強さが多角的で気に入ってる

 セガは長い事アーケードゲーム、要はゲームセンターで遊べるゲームを出してるけど特にカードゲームは強さが「多角的」で気にいってる。
 現在は「英傑大戦」っていう歴史の偉人たちを操作して戦うカードを使った戦術アクションゲームを出してるけど、あれってただ高レアカードを揃えさえすれば勝てるようには出来ていないんですよ。
 もちろん高レアは「計略=キャラ独自のスキル」が強くてデッキの主役だったり、基本スペックが優秀だったりするんですけどちゃんと低レアでも役立つ場面が用意されてるんですよね。



 例えば「山内一豊」っていう20年近く前に「功名が辻」っていう大河ドラマで主役になった人物が出てるんだけど、彼は決してレアリティが高いわけじゃない。
 でも基本スペックが良いからデッキを支えるパーツとしては優秀っていう位置づけなんですよ。
 他にも「レアリティは低いけど戦力としては優秀」なカードは何枚もあって、ただ光ってるSRカードを並べればお手軽に勝てる。っていうわけじゃないのが奥深い所なんですよ。
 三国志最強の武将である「呂布」はキラキラ光っててとんでもなく強いけど、その強さを引き出すにはプレーヤーの文字通りの「手腕」が問われるわけでして。



 それに加えて「コスト」というのが各キャラに設定されていて、高コストだと基本スペックが強くなるけどその分「撤退」つまりは「一時的な戦線離脱」をされると抜けた穴が深くなるのも面白い所。
 さらには「兵種アクション」っていういわゆる「ジョブ」とでも言うべきキャラごとに設定されている「兵種」独自のアクションでダメージを強化することもできるので、
 デッキの相性差を腕次第である程度カバーできるのも良い。



 だから一言で「強い」って言ってもその「強さ」に複数の意味があって「どういう意味での強さなのか」で何が強いのかも変わってくるんですよね。じゃんけんに最強の手が無いのと一緒。
 こういう調整は昔あった「アヴァロンの鍵」っていう対戦型ボードゲームとでも言うべきゲームの頃からあって、
 いわゆる「光ってる」カードだけを集めてもまともに移動できずに勝てないので、移動に長けた低レアリティのカードも組み込まなくてはならない。
 っていうゲームバランスになってたのは良いなとは思う。



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