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2023年10月04日の近況報告 日本は世界一のギャンブル大国

 タイトルにもあるように、日本は世界一のギャンブル大国なんです。
 まず自治体が運営する公営ギャンブル(中央競馬、地方競馬、競輪、ボートレース、オートレース)だけでも6兆円、これにパチンコやパチスロの利益がおよそ20兆円の計26兆円。
 これにソシャゲや宝くじ、スクラッチなどの売り上げを合わせれば30兆の大台とまでは行かないでしょうけど相当な額になるでしょう。



 ギャンブルと言ったらラスベガスのカジノを思い浮かべる人も多いと思いますけど、あそこは『カジノを基点とした総合娯楽都市』なのであって、
 他にもショーやスポーツ観戦、ショッピングも楽しめるし、近くにあるフーバーダムやそのダム湖のミード湖という観光スポットもある場所だから、カジノなどのギャンブル抜きでも遊べる町なんですよ。
 それにカジノも世界中から集まる外国人の金持ちからお金を払っていただく場所で、貧乏人の来る場所じゃありません。
 最近めっきり話を聞かなくなった日本版カジノ(いわゆるIR)も、一説には入場料を払ってもらう=それすら払えない貧乏人は客じゃないとはじく。という案が出ているとか。



 特に問題なのはソシャゲのガチャで、あれは完全に「子供でも出来るギャンブル」であって、幼少の頃よりレアキャラを引き当てる快感に慣れ親しませた上で、
 大人になってパチンコや競馬にのめり込む下地が出来ているのは、今後の日本経済に暗い影を落とすことになるでしょう。
 10歳程度の子供がパチンコ店や競馬場に1人で来るようなもので、異様としか思えない。



 昔、国から一律10万円の「定額給付金」が出ましたけど、それに対して「まぁもらっても全部競馬に使って農林水産省に返すんだけどな! ワハハハ!」
 なんてほざく馬鹿なオヤジがいたんですが、そんな馬鹿なオッサンを笑えない状態が今起きつつあると思います。
 10万円を全額本に充てたら嫌でも相当な成長ができるはずなんですがね……1冊2000円と非常に高く設定しても、50冊も買えるんだよ? 中古や文庫本を駆使すれば倍の100冊は本が買えると言っても過言では無いでしょう。
 それだけ本を読めば「成長するのが憎くて憎くて仕方ない」という人でも間違いなく成長できると思うんですけど。



 現時点でも「ガチャ破産」っていうキーワードで検索をかけると「ガチャで200万円の借金を作った」とか「ガチャ依存症」なんていう記事が出るわ出るわ。
 パチンコで借金作って(以下略)っていうのとほとんど同じような状態になってる人がうじゃうじゃ出てきますよ。
 ソシャゲメーカーやパチンコメーカーはWEBメディアや旧メディアにとって「重要なスポンサー」だから表向きにはこういう話は絶対に出てきませんがね。



 いくらWEBメディアと言えど「神様はいくらでも殺せるけどスポンサー様には何があろうと絶対に逆らえない。絶対服従で指一本触れる事さえできない」わけなんですよ。
 とある放送作家が言うには「ある番組の司会者がCMに入る前に『これからCMに入るのでトイレに行ってください』って言ったらスポンサーからの猛抗議の末にクビ。その後放送台本の1ページ目に『私達の放送はCMによって成り立っています』とデカデカと書かれるようになった」そうで。
 だから不愉快さ10倍増しの山場CMが消えないのも無能なスポンサーが「そうしろ」って言っているからだと思います。



 あと3年もしたら4~5歳の頃からパズドラに慣れ親しんだ世代が成人になって、自分名義のクレジットカードを持てる年齢になるだろうから、大学生や若い社会人のガチャ破産が急増するでしょう。
 出来ればこの予測は外れて欲しいのですが。
 TVやWEBメディアは取り上げたとしても「なぜか若い人の破産が急増している」と本質に切り込まずにごまかすはず。



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