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2023年10月11日の近況報告 本当に学校からいじめを無くしたければ警察を介入させろ

 本当に学校からいじめをなくしたいのであれば、学校と警察をしっかりと連携させて事件が起きたら、あるいは事件が起きる前にすぐ学校に警察を介入させるようにすべきである。

 教師もPTAも結局は『ただの人』つまりは凡人であって、教師受けや親受けをする可愛い子供は「えこひいき」だってするし、
 いじめがあった事が世に出てしまう事と「もしかしたら」見過ごしても自殺せずに済むかもしれないという可能性を天秤にかけその結果、悪魔のささやきに屈することだってある。
 そこを責めるのは教師にとっても「酷」だろう。教師は聖人ではなく凡人に毛が生えた程度のものであり、容易に悪事に手を染める可能性のあるただの一般市民に過ぎない。



 学校におけるいじめの何が一番大きな問題か? それは「3権が癒着(ゆちゃく)している」所だ。
 突然政治の話になって混乱するかもしれないが、日本の政治は「3権分立」って言って国会、内閣、裁判所の3つに権力が分散していて、互いに監視しあう構造になっている。
 なぜか? それは「権力が集中すると暴走する」からだ。

 昔の国の統治は「王様が法律を決めて、王様が統治をして、領民のもめ事は王様が解決する」というもので、これだと権力を握っている王様による独裁政治が簡単に出来た。
 それだと王様が暴走した時にまずいから、日本では権力を3つに分割して「国会が法律を決めて、内閣が政治を行い、国会と内閣が正常に機能しているかを裁判所が判断する」
 という「3権分立」にしたわけだ。

 学校でいじめが起きるのはこの「3権分立」がされてなく「権力の癒着」が起きているからだ。
 学校のいじめは「クラスのみんな」がいじめる相手を決めて「クラスの代表」が実際にいじめて、いじめが問題になった時には「先生が判断する」事で起きる。
 ここで問題なのは「クラスのみんな」はいじめを行う「クラスの代表」には砂糖よりも甘く、そしてさっき言ったが先生も教師受けする子にはガムシロップよりも甘い事だ。
 このように学校では「3権の癒着」が簡単に起きるんだ。これだと権力が「クラスメート受けや教師受けが良いスクールカースト1軍の生徒」に集中し、その結果権力が暴走してしまうわけだ。



 そこで警察を学校に介入させるようにすれば、少なくとも「いじめが問題になった時には先生が判断する」を「警察が判断する」に変えられるから、学内権力の癒着は確実に減る。
 それに、警察が監視している。となればいじめる相手を決める「クラスのみんな」や、実際にいじめを行う「クラスの代表」に対しても抑止力が働くだろう。
 ちょうど「裁判所が国会と内閣が正常に機能しているかチェックする」のと同じようにだ。

 特に重要なのは人の力に頼ることなく「仕組みとして」いじめを止める抑止力を学校に与えることだ。
 人頼りだとその人が抜けたらまたいじめは再発するので「誰がいても、誰が関わっても関係なく機能する仕組み」を構築しないといじめの根絶は不可能だろう。



「いじめ程度で警察ざたなんて大げさ」って言う人もいるかもしれないけど、そうでもしないと
「10人の加害者の未来と、1人の被害者の未来、どっちが大切ですか。10人ですよ。1人のために10人の未来をつぶしていいんですか。どっちが将来の日本のためになりますか。もう一度、冷静に考えてみてください」
 と教頭から言われて凍死した子が報われない。まさに「事実は小説よりも奇なり」って奴で、ラノベの悪役でもここまで酷い事は言わないぞ。吐き気さえする。



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